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mz side
mz「けちゃー?今日一緒に帰ろーぜ」
kty「あー、ごめ、今日は無理だわ」
mz「なんか予定あんの?」
kty「まーね」
せっかく仲良くなったからけちゃと帰ろうとしたのに、なにかしらの予定があったそうだ。
奴は不良だから、先生とかに呼び出されてるとか。それか逆に、今日は授業を真面目に受けてたから先生に褒められに行ったとか。(授業にはでていたものの、半分は寝ていたし、ノートに落書きをしていた。
小学生かよ!)
あいつの性格なら間違いないと思うな~。
けちゃは「先帰ってて」とのことだから、言われた通り、先に帰るか。
でも、俺は玄関の靴箱に寄りかかる。
体は俺を家に帰らせてくれない。
mz「しゃーねえし、待っててやるか」
俺は自分の本心に従った。
kty side
kty「あ、よっすー」
俺がまぜ太に先帰ってろと伝えたのは、このためだ。
なにかって?
この学校には俺と同じくらい、あるいは俺も顔負けなほどの、とんでもない不良がいるらしい。
この情報を耳にした瞬間、そいつと戦ってみたくなった。
だから好奇心でそいつを空き教室に呼び出してちょっと思い知らせてやろうとした。
ちょうど相手も待っていてくれていたようだ。
不良「お前が俺に何の用だ」
kty「まあ別に?ちょっと俺と遊ぼーよ」
mz side
どのくらい待っただろうか。
一時間、以上は待ってるな。
俺を置いて先に帰ったのかと考えても玄関にけちゃは来なかったし、靴もまだある。
mz「おせ~…」
とたんに体の力が抜けてひゅるひゅると靴箱にもたれ掛かる。
辺りも夕日がでてきて暗くなってきた。
mz「もう帰るか…」
俺んちはそれなりに遠いから、これ以上待っていられない。
よいしょと体をあげ、自分の靴箱に手を伸ばしたそのとき。
コツコツと誰かの足音が聞こえた。
俺は足音の方向に目を向けた。
そこにいたのはけちゃだった。
kty「あ、まぜ太」
mz「あ~けちゃ!俺待ってたz…」
mz「ちょ、お前どうしたそれ!!!」
kty「なに、」
mz「その傷!!」
顔から足までズタボロなけちゃ。
kty「ん~?これ?滑った」
mz「滑ってそうはならんだろ!!?」
kty「はあ…」
kty side
あれからのこと。
喧嘩を売ったのは俺だけど、結論からいうとあいつに負けた。
そりゃ、あいつに比べれば俺なんて体格からしてそんなにがっしりしてないし、そもそも人にも喧嘩を売るのは初めてだったから負けて当然なんだろうけど。
mz side
mz「お前さ~…人に喧嘩売らんほうがいいぜ?」
kty「バレた?」
mz「まあお前のことだもんな、そういう
ことだろ」
mz「じゃあ行くぞ~」
kty「どこにだよ」
mz「俺の家」
kty「いや待って、そういうの無理」
mz「何言ってんだよ。手当てしてやるよ、それ」
kty「いやいいって」
mz「拒否権無し。その傷じゃ放っておいただけじゃ治んねえって。いくぞ~」
kty「はいはい、 」
終わりです!どうでしたか?!
いつもよりも少し長く書かせていただきました✨
それと、実はktyくんの設定がこの話に似ている作品を見つけてしまったのですが…
あくまで設定だけだと思うので、様子見しようと思ってます💦
多分その作品はパクリではなくたまたまだと思うので、見届けたいです(^-^)
(あまりにも似ていたらお知らせしようとは思っていますが…)
おつはむ🍀