TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

小四の頃の記憶



僕は、3年生から進級して心を躍らせていた。


仲良しなお友達と同じクラスになれたからだ。



嬉しいな、幸せだな


そんな安泰な考え方をしていたんだ。



それもそのはず、嫌なことが起こったんだ。



「お前、面白くない。友達やめよう。」



──それは、信頼していた人に言われていた言葉だった。

その人は・・・ 境内浩志くん、という男の子。


僕には、友達が二人いたんだ。


面白くない・・・。


それを聞くと、ズキズキと

心が蝕まれていくようにあつくなり、痛くなっていく。



「俺ら友達だもんな!。」と言われてきたのに。



嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき。



一言だけで重くとらえてしまう自分が憎かった。


友達をやめたくなかったんだから・・・。


・・・それでも、


僕は、友達という存在がわからなくなってしまった。



「先生・・・。」


さっきあったことを先生に相談した。


僕は、悩みを抱え込みがちでよく先生に頼っていたんだ。



「・・・ああ。その人たちの事は諦めて

新しい友達を作りなさい。

とりあえず自分でどうにかしなさい。」



そんな事言われても、僕にはコミュ力がなかったんだ。


だから・・・僕が友達になろうと話しかけようとしたら



「・・・ん、行こう。」


冷めた目で見られ、軽蔑されたような雰囲気を出される。


みんな、僕の心を傷つけるばかりだった。

僕は、この人たちに何をしたんだっけな?。


・・・皆、根っから、僕を嫌っていったんだ。




小四の頃の自分にとって、

先生から言われた言葉は「今すぐしね」

と言われているのと同じだった。



僕に負った傷なんかも知らずにみんなは避けて。

僕は、何でおおごとにさせようとするんだろうな。



僕は、”信頼”というものがわからなくなってしまったんだ。

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚