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僕は、3年生から進級して心を躍らせていた。
仲良しなお友達と同じクラスになれたからだ。
嬉しいな、幸せだな
そんな安泰な考え方をしていたんだ。
それもそのはず、嫌なことが起こったんだ。
「お前、面白くない。友達やめよう。」
──それは、信頼していた人に言われていた言葉だった。
その人は・・・ 境内浩志くん、という男の子。
僕には、友達が二人いたんだ。
面白くない・・・。
それを聞くと、ズキズキと
心が蝕まれていくようにあつくなり、痛くなっていく。
「俺ら友達だもんな!。」と言われてきたのに。
嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき。
一言だけで重くとらえてしまう自分が憎かった。
友達をやめたくなかったんだから・・・。
・・・それでも、
僕は、友達という存在がわからなくなってしまった。
「先生・・・。」
さっきあったことを先生に相談した。
僕は、悩みを抱え込みがちでよく先生に頼っていたんだ。
「・・・ああ。その人たちの事は諦めて
新しい友達を作りなさい。
とりあえず自分でどうにかしなさい。」
そんな事言われても、僕にはコミュ力がなかったんだ。
だから・・・僕が友達になろうと話しかけようとしたら
「・・・ん、行こう。」
冷めた目で見られ、軽蔑されたような雰囲気を出される。
みんな、僕の心を傷つけるばかりだった。
僕は、この人たちに何をしたんだっけな?。
・・・皆、根っから、僕を嫌っていったんだ。
小四の頃の自分にとって、
先生から言われた言葉は「今すぐしね」
と言われているのと同じだった。
僕に負った傷なんかも知らずにみんなは避けて。
僕は、何でおおごとにさせようとするんだろうな。
僕は、”信頼”というものがわからなくなってしまったんだ。