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翌日、赤月がフケッた。「まったくしょうがねえナ、じゃ鼻川クンと古田さんは、墓と寺回りの掃き掃除、山富士さんは私と一緒に庫裏のお掃除。午後1時から1時半はお茶会です。」
お茶会。「午前中3時間と、夜8時から2時間は御札作製にします。都合悪い人は?」「私、ちょっと遠いんで、出来たら通しをお願いしたいんです。」山富士女史がきいた。「私もダブルワークなんで、夜はちょっと」古田女史。「わかった古田さんは、お店が有るのよね、山富士さんは長期希望なんで、夕方は晩飯の仕度をお願いします。」鼻川クンは歩いて十分の距離から通っていた。古田は数少ない男性の金隠氏と地味な学生の鼻川に名刺を渡していた。