テラーノベル
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僕と君は、いつでもずっと一緒にいたよね。
お互いの意思で一緒になろうと思ったわけじゃない
幼馴染で親の仲も良かった。それで一緒にいたんだ
小さい頃から大きくなるまでずっと
君はかけがえのない存在で、一緒にいて楽しかった
話だってはずんだよね、趣味もあっていて
まるで「兄弟みたい」と、周りからはよく言われていたね
気づけば自然と一緒にいて、一緒に帰って一緒に過ごす。それが当たり前だった
なのに君は突然姿を消した。
ずっと一緒だったのに、君が消えた
まるで通り雨のように、ごく自然と消えてしまった
事故死だったのかな?僕は馬鹿だからよく分かんないや
いきなりのこと過ぎて頭が真っ白になっていた
「どうしていなくなってしまったの?」
「ずっと一緒にいようって、約束したじゃん。」
「起きて、起きてよ目を覚まして」
何度言っても、君は目を開けない
その日から僕の生活は変わっていった
当たり前が当たり前じゃなくなって
一緒にいたものが隣から消えて
僕はまた一人になった
悲しかった、すごく。
僕はいい歳して泣き叫んだ。君に逢いたくて逢いたくて
それから数日程経った。僕のメンタルも少しは回復してきた頃
夏休みに入ってお盆の時期になった。日差しが痛いほどに暑い
ニュースではお盆休みのことや夏の気温についてしかやっていないし、くだらない。
「暇だし自分の部屋に戻って昼寝でもしよう。」
僕はそう思ってドアノブを回して部屋に入った。そしたら…
そこには「君」がいた。
僕「…は?な、おいっ!お前、なんでここにいるんだよっ!?」
僕は無我夢中で君の方に小走りして、手を握ろうとした。でも
触れられない、触れられなかった。よく見ると君の体は薄く透けていた。
僕「な、なんでっ…なんでだよ!また一緒にゲームやろうよ、なんで死んじゃったんだよ…なぁっ!」
僕は涙やら鼻水で顔がぐちゃぐちゃだった。それでも君に触れたくて、君と話したくって。
すると君は、少し小さな声で言った。
君「僕だって君に会いたかった。だから今日ここに来たんだ。」
僕は思った、「お盆」。そうだ、今はお盆中。
僕「そっか、今はお盆…じゃあ、お盆が終わったらいなくなるのか?やだよ、ずっとここにいろよ!」
少し声を荒げてしまうと、君は悲しそうに眉をしかめた。
君「…ごめんね、ずっとここにはいれない。でもさ、僕からいい提案があるんだ。」
僕「いい提案?」
君「そう。君と僕がずっと、ずーーっと一緒にいられる方法。」
僕は、嫌な予感がした。でも、それでも君と一緒にいたくって
僕「ずっと一緒に…そ、それは、どうすればいいんだ?」
君「それはね、君もこっちに来るの。」
外の蝉の声も、風鈴の音も、窓の隙間から入る風の音も、全て君の声にかき消されたかのように思えた。
僕「こっちって…」
僕「わ、わかった!僕も行く、君がいるところに!!」
君「うん、嬉しいな。君が僕のところに来るって言ってくれて。」
君「やり方は、わかるよね?自分でできる?」
僕はとんでもない約束をしてしまったのかもしれない。その時直感的に分かった。
でもいいんだ
君とずっと
ずーーっとずーっと。
一緒に、永遠と、絶えることなく
一緒にいられる
これが僕の望んでいたカタチ
僕は君のことが、大好きだよ。
もう離れ離れは嫌だから
ずっと一緒にいようね
#佐野勇斗
mo-
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コメント
3件
うわあ…久しぶりに心臓ぎゅってなった😭💔 幼馴染でずっと一緒だったのに、突然の別れ。お盆で幽霊として戻ってきた「君」の提案が「こっちに来て」っていうのが切なすぎる…! 「ずっと一緒にいられる方法」って聞いた瞬間、もう展開読めちゃうんだけど、それでも主人公が迷わず頷いちゃう気持ち分かるよ…。だって本当に大好きなんだもんね。 ラストの「ずっと一緒にいようね」が、もう涙腺崩壊…。続きめっちゃ気になる!!