テラーノベル
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#不倫
#離婚
家の最寄り駅で、スマホを確認する。GPSアプリはオンのままだね。結城さんから
『デザインの確認をして納品した。次の依頼もすぐに送る』
というメッセージがきている。
―― よかった
案件の無事完了には安心して、家までを歩く。10分歩く間、マンションが見えてからの足取りは重かった。
玄関ドアを引くと……一歩入るまでもなく、異様な空気を感じた。ドアを握ったままの私が見たのは、玄関に並んで立つ俊介さんとお義母さんだ。
―― 同じ格好だ
仁王立ちのお手本のような二人に
「ただいま……」
と言いながら、わざわざドアの方を向く。彼らに背を向けてゆっくりとドアを閉めた私は、さりげなくスマホを握り、画面を一度だけ触った。
「梓さん、あの人に会っていたわね」
「そうだ、父さんに会っていたな!」
私はドアに背中を触れさせて立ったまま、前へ進めない。
「どうして……?」
やっぱり、と思いつつ、いけないの?と二人を見た。
「GPSよ。家族は互いを見守るもの」
「見守る?監視では……?」
「僕の母さんに逆らうなっ!」
両腕を振りかざして叫んだ俊介さんは
「母さんと僕に内緒で寄り道までして。梓が家族のルールを守らないのが悪いに決まってる」
靴を履かないまま、私の前まで来た。
―― 怖い……ううん、お義母さんがいるから?
「仕事に……」
という私の声はお義母さんに【教え育てられた】俊介さんに遮られた。
「梓は家族への背信行為をした。スマホは僕が預かる!」
「っ……やめてっ!」
ドンッ……ドアに体と肘を打ち付けながらも抵抗した。それでも
「母さんを裏切るからだよ!」
と執拗に俊介さんが私のスマホを奪おうとする。
「……梓は僕のものだから。いなくなったら困る」
と呟いたのを聞いて、背筋が凍った。その瞬間、私の手からスマホが消えた……それを私の指が確実に追いかけて、画面に触れた。
「梓のスマホは僕が預かる」
俊介さんはもう一度それをお義母さんに言ってから、電源を落とした。
「さすが、俊介。きちんと梓さんを教育しなくちゃね」
暗くなった画面を二人が見ている。私は背中をドアに預けたまま、動かなかった。
―― 大丈夫……出来た、ちゃんと出来たわ
コメント
3件
嫁がお義父さんに会いに行ったらルール違反って😱一刻も早く出なきゃ!!あずちゃんは何か成功したの? あぁ誰か〰️🙏
家族のルールってお義父さんは?家族じゃないの? それに『あの人』も『あの人』って言ってるし、マザ俊は梓は僕のものだからって、愛してるの? あずあず?何が大丈夫なの?何かちゃんと出来たの? もう一つスマホ持ってるの?💡ノートパソコン?

GPSでお義父さんの所へ行ったのもバレているし、そのお義父さんも頼りにならないし・・😢 📱取り上げられたら仕事にも支障があるでしょ(>_<) 誰か早くあずあずを檻から解放してあげて🙏