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とうとう来てしまった……
2週間の強化合宿。
参加するのは烏野高校。青葉城西。白鳥沢。
白鳥沢に関しては本当に珍しい。
というか行きたくない。本当に行きたくない。
胃が痛くなりそう。
北「やっと来たんか。」
詩『すみません。遅くなりました。』
治「まさか緊張しとるんか?」
侑「え〜?w緊張しとるんか?w」
詩『してない。うるさい。揶揄うな。』
角名「寝坊でもしたのかな?w」
ホントなんなんだこいつら。
人を弄って何が楽しいんだか。これだから男子は…
北「はよせぇ。行くで。」
ーー体育館ーー
詩『そういえば合宿場って青葉城西のところだったんですね。』
北「せやねん。あっちから招待されてな。」
せっかくの機会だから…参加してみるか。ってノリか。
どんなノリだよ。
それから、約1時間にわたる簡単な自己紹介とこれからの説明がされた。
詩『疲れた。体育座り案外疲れる。』
侑「ホンマやで。おかげで痛いわ。」
角名「でも、マネージャー少ないから頑張れ。」
あ……問題そこだ。大丈夫かな。3人だけで。
ますます不安が増えた。
そもそもこの合宿参加しなければいい話なのでは?
でも、そんな事言えば北さんに怒られるだろうな。やめておこう。
清「あ、詩ちゃん。」
詩『は、はい。』
確か…烏野の1人目のマネージャーさん。
清「2週間の間宜しくね。こっちは仁花ちゃん。」
仁「よ、よろしくお願いします!!」
この子、いつもこんな感じなのかな。
まぁ、そりゃそうか。男だらけだんもな。
無理ないか。私も最初はそんなだったし。
詩『よろしくお願いします。日暮 詩です。不束者ですが。』
清「お行儀がいいんだね。」
仁「いえいえ!私の方が不束者です!」
あ、この人達なら安心だ。
詩『まず、何します?』
清「スポドリの用意とタオルの用意しようか♪」
侑「やっと休憩や〜……」
治「暑っついねんけど。」
角名「疲れた。」
詩『お疲れ様。はい、スポドリとタオル。』
北「どや。他校のマネージャーさんらは」
詩『優しい人で話しやすいです。』
北「そか。無理せんようにな。」
2週間…頑張るか。
この合宿で何か得られるかもしれないし。
損は無いか。
次回【無口なあの子が絡まれます。】です!
詩ちゃん、少しずつですがバレーの苦手意識が少しは減ったんじゃないんでしょうか♪
このままこの合宿でバレーを再び好きになれるといいですね♪
まだまだ怖いという恐怖心が詩ちゃんの心を支配している感じは残ってしまっていますが、北さん含め稲荷崎のメンバーや清子さん、仁花ちゃんの温かな心に触れられているようですね♪
頑張れ!詩ちゃん♪