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玲流side
《騎士Xさんありがとうございました!》
最後の挨拶が終わる。
…試合は終わった。なら“勝負”の結果をしっかり決めへんとな
《んでぇ?逃げないでくださいよ“元いれいす”さぁん?》
しゆんさんが煽ってますよ感をガッツリ出して司会の六人に話しかける
《えぇ本気だったの?解散したのに?》
ないこちゃんが少しつまったような笑顔でふざけているように返してくる
…そんな姿見たくないんやけどなぁ
れるから言えることは何もない。最終決定権は6人やから
会場が緊張した空気に包まれる。そりゃあいれいすを知らない人なんてなかなかいないわけで新規の人でさえおそらく全員分かるであろう伝説のグループ
《…うちはええと思うで》
《アネキ⁈》
《悠ちゃん⁈》
いれいすメンバー全員がハモる
アネキの表情はとても穏やかでまるであの頃に戻ったみたい。嘘なんてついてなくてただただ自分の本心を言っているだけ
良くも悪くも素直な彼女だからなにも隠そうとも思わずストレートに言う
《なんていうんやろ…すたぽら見てちょっといれいすが懐かしくなってもうて。…続けてたら騎士みたいにもっと自分の輝ける場所にいれたかもしれんって思うと尚更な。》
…すたぽらで過去を懐かしみ、騎士で未来の可能性を見る
れるの思い通りになったと少し安堵するけどほとけちゃんをみて一瞬で不安に変わる
《で、でも現実的に…炎上もするだろうし…また解散するかもだし…そもそもできない可能性の方が…》
少し震えた声色がほんの少しだけマイクに入る。
…復帰したいのはやまやまなんだろうが怖がってる
そりゃあそうだ。まず解散したのにもいくつか理由はあるんだろうにその状態で、個人で活動してきて急にグループをまた組もうと言われる。
《…りうらはやりたいよ、また。いれいすで》
《うちも。やっぱ一人やと限界来るわw》
《私は……》
ないこちゃんが少し言葉に詰まる
《ないこ、私情挟みまくって言ってみ》
《…いれいすでいたい。ずっといれいすリーダーのないこでいたい》
《私も。…いむはどうしたいん?》
迷ったような不安そうな表情で立つほとけちゃん。
…あ゛〜もう我慢できへんわ!!
「ちょ、れるさん⁈」
「こえし落ち着いて💦」
貸してた肩を払ってほとけちゃんの方に走っていく
理性なんてない、舞台の上とか知らん、プロ意識なんて捨てた。今は友達とのケンカの時間や
パァン‼︎
「ぇ…」
思いっきりほとけちゃんの頬を叩く。さっきまでの不安の表情がなくなり驚いた表情に変わる
「なにおどおどやってんねんそんなんお前ちゃうやろ!!」
「だ、いや再結成って、できたとしてその後のリスクが…!」
双方喧嘩腰になってくる。
観客席はざわざわしてたり真剣にこっちを見てたり。メンバーはだれも口を挟もうとしない
「うっさいなぁ⁈」
「はぁ⁈こっちだって真剣に考えてんの!れるちには僕の気持ちわかんないでしょ⁈」
「わからへんよ!でもどんだけその“後”にとらわれるん⁈」
「だってリスクが大きすぎるしみんなにそんなリスク背負わせたくな…」
「その時はその時の自分に任せる!」
声を荒げる。会場全体やその言葉が響いたのか一切の声が聞こえなくなる
「…全部薙ぎ払って、稲荷仏はどうしたいん?」
自分を落ち着かせてゆっくり問いかける
「…いれいすで、いたい、また、みんなと活動したい…」
目の前にいる彼女の目からゆっくりと綺麗な宝石がステージに落ちて溶けていった
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
まさかの2話連続でPrologueゼリフ…元々もう少し遅めの予定だったんですけど急遽変更した結果こうなりましたね((
今回は水色神のお二人の友情話でしたがどうですか?グループを超えた描写を如月姉妹以外なかなか書いてなかったと思うので新鮮だったのではないでしょうか!
それでは!また次回!
コメント
4件
すごい展開、すき(
🎨ちかっこよすぎるッッッ✨️ 🎲もついに再結成...??? 続き楽しみにしてます!!!