「はぁ〜忙しすぎるよなにこれ!」
ほんと、生徒会長なんかになるんじゃなかった…せっかくの放課後が潰れてばっかり…
しかも…
「何してんすかnokrさーん?まだぁ〜?俺もう帰りたいんすけど」
「ごめんごめん、実はまだ終わりそうにないんですよね…待たせるのも申し訳ないし先に帰っちゃって大丈夫ですよ」
「…ふーん、分かりました、じゃ」
付き合って7ヶ月になる一個下の恋人、urさん
最近urさんとの距離がどんどん離れていってる…
何もかも生徒会の仕事が忙しいせい!
「はぁ〜思ってたより早く終わったけど疲れたな…帰ろ…」
ん?
m︎︎♀「ね〜今日もサボって寝てたでしょ〜」
m♂「いいじゃん、だって𓏸𓏸先生の授業ってなんか眠くなるくね?」
m︎︎♀「全部の授業ほぼ寝てるじゃん笑」
m♂「だる笑」
「ちゅっ」
おいおいまじか
m♂「あ、人いたわ」
m︎︎♀「ね〜さいあく!も〜」
最悪なのはこっちだよ…
廊下でいちゃつきやがって…
あのタイミングでなんのキス?
恋人と不調の男にはきついっすわ……
「はぁ…」
ん?
あれ、urさん?
追いつくぐらいならちょっと待ってもらって一緒に帰れば良かった…ミスった…
てか
隣誰?
めっちゃ美人な女の人…
僕よりいいひと、見つけたのかな。
モヤモヤするより、自分の中では納得していた。
そりゃあ僕より一緒にいて楽しい人なんてたくさんいるよなぁ。
だけどやっぱ、悲しいね
そこから自然と今までより自ら距離を置くようになってしまった
urさんと僕が関わる理由は僕のエゴ以外もう無いから。
「今日の仕事もやっと終わった…帰ろっと…」
グイッ
廊下を歩いていたところで誰かに腕を引かれた
え?誰……
!?
「urさん!?」
「何?なんでそんな驚いてんの」
「え…いや、あの…」
「もう冷めて俺のこと避けて、どんどん距離を置いてるつもりだったのに、なのに話しかけられて驚いてんの?」
僕が説明する間もなくurが続けて話した。
グッ
手を握られ、壁に追いやられる
「俺、もうnokrさんの恋人じゃないんですか?」
「え、あの、ちょっと待って、僕からするとurさんがあたらしい人を見つけたんだと思ってた…んだ…け…ど……前一緒に帰ってた人は?」
「俺、新しい人とか出来てないです。nokrさんだけ。 前一緒に帰ってたの姉っす。」
「あ、!え?!お姉さん!??確かに美人だった…お姉さんいたんだね…」
「…別に姉の話はいいでしょ」
あれ?仲悪いのかな??でも一緒に帰ってたし……??
「なんで?なんかあったの?」
「はぁ…」
「nokrさん鈍感なんで気づいてないかもしれないけど、俺嫉妬深いんで!姉が美人とかでも嫉妬するから!」
「え…えぇ!そうなの!? かわいい…」
やばい、つい
urさん無言になっちゃった…さすがにキモかったか…
ん?
「え?!urさんまっかっかじゃないですか!」
「うるさいっすよ!もう…」
「とにかくnokrさん、俺nokrさんだけなので。別に生徒会の仕事とか待つし」
「てか……寂しいし」
えぇ!?!?えー!!!!!!
「ちょっと!え!?可愛い!抱きしめていいですか!?? 」
「うざ…別に許可とかとんなくていい…」
ぎゅっ
「じゃあ今日も、明日も一緒に帰ろうねurさん。ごめんね大好きですよ」
「ん」
「あ、ちょっと人いるんだけど、nokrさん 」
「え??あれ?あの人…」
m♂『廊下でいちゃつかないでくれ…別れたばっかの男にはきついっす…』
コメント
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最高です😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭 😭😭😭😭😭😭
え!もしかして私のリクですか!?!? 勘違いだったらめちゃ恥ずかしいんですけど、描いてくれてありがとうございます😭💖最高すぎます‼️