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▫ 👑🌸 執事と幼い主様
👑『らん様 、起床のお時間ですよ( 揺 )』
隙間から細い光を漏らすカーテンを開けて 、ベッドで気持ちよさそうに寝ている主様 、らん様を起こす 。
寝起きは悪い方なので 、朝はできるだけ刺激しすぎないように優しく起こしてあげるのが俺の中のルール 。
🌸『んん 、 … みことぉ 、 … ?( 目擦 )』
今日は普段よりも寝起きがすっきりしていたのか 、ぱちりと空いた瞼の下からはくりくりな瞳が現れた 。
👑『らん様 、おはようございます』
👑『今日は天気がいいですよ( 微笑 )』
🌸『 … 』
🌸『みこと 、こっちきて 、?』
👑『 … ?はい 、』
… すり 、っ …
👑『っ 、?! … ん 、 … 』
突然近くに来るように促されたと思ったら 、すり 、っと頬に手を当てられて思わず淫らな声が漏れた 。
本当は身分の高いらん様とただの執事である俺が結んでは行けない関係を 、継続させ続けようとしているらん様に少々呆れの感情が浮かび上がる 。
👑『 … ちゃんと身分を弁えてください 、』
👑『おれは執事で 、らん様みたいな身分の高い方とこういった関係をもつのはだめなことなんです 。』
🌸『 … みことは俺の事きらいなの 、?』
👑『っえ 、 … ぃや 、 … きらいでは … 、っ』
👑『ただおれとそういうことをするのは __』
いいかけた時 、俺の意見なんてぜんぶ無視してまでも自分の意思を通したかったのか 、口を塞ぐように強引な口付けを交わされた 。
口元が離れたあと 、口寂しく思った俺が唇に手を当てている様子を見ているのは 兎のような幼いようで丸い瞳で 。
🌸『 … ぉれ 、みことのこと本気で好きなのに 、 … っ( 泣 )』
🌸『なんでみんな許してくれないの 、 … ?( 泣 )』
🌸『そんな事なら俺もうこの城からでたいよ 、 … っ 、!』
👑『 … 』
本当はこんなこと執事が主様に提案しては行けないはずなのに 。
気がついた時には口を開いていて 。
👑『 … 俺と一緒にこのお城からでませんか 。』
👑『俺だってらん様が願うことを尊重したいし』
👑『幸せにしてあげたいんです』
🌸『 … っ 、みこ 、__』
それから今までにないくらいの勢いでらん様の身体を強く抱き締めて 、大好きな人の耳元で小さく囁いた 。
👑『俺と一緒に逃げましょう』
… と 。
案の定らん様は困惑した表情を浮かべていて 、丸い瞳を更に大きくしながら大粒の涙をぼろぼろと瞳から溢れさせている 。
そんななんとも言えない表情を浮かべているらん様の唇にキスを落として 。
🌸『 … んふふ 、みことと一緒だったら俺 、』
🌸『なんでも出来ちゃうね』
👑『 … !』
🌸『いいよ 、一緒にここから逃げよう』
🌸『俺らの幸せのために( 微笑 )』
この瞬間目に焼き付いた泣きながら優しい微笑みを浮かべるらん様の表情はこの先一生忘れない 。
わ ー んごめんなさい 😢
シチュはしぬほど好きなのにその尊さを上手く描き表せなかった … 🙃
りくありがとうございました ‼️🫶🏻 ´-
コメント
2件
わわ~!!✨ありがとうございます!! 百さんの方が身分が上で黈さんの方が下なのも 解釈一致すぎて泣きました(?? 百さんの「なんでもできちゃうね」が大好きすぎて これからずっと見るかもですよこれ( 全然!少なくとも私よりかは上手いので() 投稿ありがとうございます!!!!