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14件

まじで最高だよぉ〜っ!! みんなのために怒る四季くんカッコよすぎ!!!! 7000文字お疲れ様〜!!! 最後可愛いってもぉ〜♡ 続き楽しみすぎる〜〜ーっ!!!
ありがとう…(天国へ逝きます)
軍パロ
急に始まって急に終わる
四季君愛されのかつ、きょうしきメイン!!
出てくる単語の説明
大将 軍隊に置いて最大権力を持つtopの官位。
希少特化型攻撃造兵 ただの造語
調子乗って7000字近く書いてしまった…
長いから気を付けてね!!
「、ぁ」
「!起きた?はよ!!」
白い天井に消毒液の匂い、覗き込んでくるそいつの白い衣服。周囲を僅か数秒で見渡した結果叩き出した答えはここが病院だということ。
大方、戦場でミスをして怪我を負ったのだろう…
「初めまして!俺は一ノ瀬」
「名前わかんなかったから今名無しさんになってるけど、名前は??」
教えて良いのか、敵側の人間か…と普段なら回るはずの頭がうまく回っていなかった。
「む、だの…」
「オッケー、むだのね〜」
「ほんで、無陀野さ…あ〜、なげぇからムダ先な!」
(ムダ先…?)
「ムダ先マジで体ボロッボロだから最低でも3ヶ月入院ね」
手元のバインダーと睨めっこしながら満面の笑みでそう言われた。
3ヶ月、
約100日程、そんな長い時間戦場に穴を空けるわけにはいかない。最強と称されるのであればその名にあった働きをせねばならないのだ、例え骨が折れようとも最後まで立っていなくてはいけない。それが最強と言う名前を背負った覚悟であり責任なのだから。
「15日に縮めて貰えないだろうか?」
「15日!?!無理だって!3ヶ月!!」
無陀野は入院期間を短くしようと交渉に出る。それも高度な話術を使って。
「頼む15日にしてもらいたい、穴を空けるわけにはいかない」
「絶対無理だって!」
「…ならば、1ヶ月半ならどうだ?」
「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」
「最初に意図的に過大な要求を提示し、相手に断らせた後に本命の要求を出す。」
だよね?と言いたげに四季はニッと笑った。
「流石軍人さん、交渉が上手だね〜」
「でも、最初に言ったっしょ?最低3ヶ月」
「延長することもできるから」
「条件を提示してんのはこっちで、要件を飲むのはそっち」
「一緒に治療頑張ろうな!!」
言い終わったと思えば先刻の空気など一切感じられないほどの明るい青年に戻った。青年よりも医療従事者としての自覚の方が思いのだろう、幼き子供にそんな決意をさせる程に衰退した国家を憂うと同時に何も解決に導けていない己を無陀野は恨んだ。
「大丈夫、ムダ先は頑張ってるよ」
俯いた黒髪に手を伸ばして柔らかく撫でた。顔を上げれば優しく太陽のような笑顔をした四季がいた。
「…ぅ、ぁ?」
酩酊した頭のまま、闇から急に覚めた目を薄らと開ければ白い天井が映った。けれども視界は普段よりも見ずらいうえに違和感がある。
「おっ!起きた?はよ!!」
天井しか見えていなかった世界に突如横から現れた紺色の髪をしたアホみたいな青年。二、三度瞬きをすれば頭が覚醒して先刻よりもハッキリと周囲が見えた、緩和な動きのまま目元に手を持っていけば手に伝わる布の感覚。
「今片目がめっちゃヤベェ状態で、包帯してんだよ!」
「そんで、おにーさん名前は?」
軽すぎるほどの状況説明をぞんざいに行った後にニッコニコで名前を聞いてきた青年。
「だ、れが、今会ったばっかのクソガキに名前教えるんだよ」
「っつーか、名前聞くならテメェが先に名乗れ」
起きて早々に暴言を吐きまくられて分かりやすくしょげた青年、けれども即座に切り替えて笑う。
「俺は一ノ瀬四季!よろしくな!!」
「って事で、おにーさんの名前は??」
「誰も教えてやるなんて言ってねぇぞ」
「!確かに!!!!」
「ウルセェよ」
患者よりも騒がしすぎる医者らしいこの青年…基、一ノ瀬。単純で戦場には向かない素直なバカ。けれどもそれが廃れた心にはじんわりと広がった、陽だまりのような柔らかい笑顔。
「淀川…、真澄だ」
絆されたのかは分からないけれども、ついベットに上半身を投げ出している青年に呟いてしまった。怪我や日々殺していた己と言う自我による影響かは定かではないけれども、言った直後にしまった、と眉を僅かに上げたが一ノ瀬の嬉しそうな笑顔を見て『まぁ良いか』と思えてしまった。
「熱下がってんな…良かった」
朦朧としている意識の中、額に当たる冷たいけれども柔らかく温かい温度を持った物が触れたのを感じた。それに釣られるかのように重たい瞼を上げれば、安心しきった顔で眉を下げゆるりと笑う顔に覗かれていた。
「起きた?おはよ…熱下がって良かったな」
頭に響く事を考慮したように囁かれた言葉に長く瞬きを返した。
「俺は一ノ瀬四季、ここの医者だ」
そう言って首かけられた名札を見やすいように視界に入れてくれた。自分よりも幼いと言う事を名札に書かれていた情報だけで読み取る、顔は確かに幼さが残るけれども動きや声の掛け方は医療従事者で長いこと職に就いていたことを物語っていた。
倦怠感と未だ微熱を訴える体によって起き上がれないのを申し訳なく思う。
「な、みきどです…、下はかおる、です」
途切れ途切れで名前を言えば、優しく目を細めてありがとうと呟いた四季君。
「馨さんは、今過労によって熱が出てるのと腕の神経麻痺が起こってる」
「全治は3ヶ月前後、それまではゆっくりしてって!」
感覚のない右手を撫でる四季君、彼の声と温かい雰囲気が再び睡魔を招いてきた。まだ話を聞かなくてはと頭では思っているのに落ちてくる瞼は一向に話を聞いてはくれない。
「…っ、ぁ…」
「…おやすみ、ゆっくり休めよ」
寝てしまうことに謝罪を入れようとしたけれども並木度の口から出たのは小さな言葉にならない音だけだった。
完全に寝息を立て始めた並木度を小さく撫でた。
「ぁ、ったまいてぇ……」
パッと目が覚めた。周囲を確認するけれど誰も居ないし拘束もされていない。自国の陣地だと言うことに短く安堵の息を溢した。
「お!起きてる〜!!大丈夫か?」
おはようも言わずに駆け寄って来て紺色の瞳でじっと目を覗かれた。それから額や頬腕に手を当てて慎重に触診をしていた、特に痛みも何もない為好きなようにさせていればものの数分でそれは終わったようだった。
「はよ!俺は一ノ瀬な!!一応お医者〜」
首に下げられてたネームをヒラヒラと翳して自己紹介をされた、テンションがどこか歳上の見知った医者に似ている気がしたが所作は子供じみていた。
「朽森、紫苑だ」
「オッケ!紫苑さんね!!!」
これが聞きたかったのだろう?と言うように紫苑が名前を名乗れば目を見開かせて脇に抱えていたバインダーに書き込んだ。
「紫苑さんは足が折れててヤベェの、しかもマジで重度で!だから3から6ヶ月は入院な!」
如何にも子供と言う語彙量で紫苑の現状を教えて来たこの小さい医者に紫苑は歯痒くなる。正確には、こんな子供ですら現場に駆り出されなくてはいけない現状に。
けれども当の本人は心底幸せそうに笑っている、大人が不甲斐ないせいで背負わなくて良い物を背負わされているくせに。そう考え始めて思考が塗り潰される寸前で紫苑は笑って誤魔化した。
「ところでここに可愛い女医さんか、看護婦さんいねぇの?」
「おわぁ…紫苑さんそー言うタイプなん?」
「ん?俺は彼女26人持ち〜」
紫苑の口から放たれた冗談と思いたい言葉に四季は顔を顰めた。甘いマスクと空気を読む能力に加えて言葉巧みな話し方、確かにこの人はモテそうだと四季は笑いながら納得した。紫苑は小さい子供の変わった表情を見て安心したように息を吐いた。
「…ッ……」
「!目覚めて良かった!!」
明るすぎる光源に眉を顰めゆっくり瞳を開ければ紺色が視界を占領していた。肩だと思わしき部分とトントンと叩けば開かれた目と目線が合った。
その瞬間に安堵の籠った笑で手を取り、良かった良かったとブンブン振った。
「あ、俺は一ノ瀬四季!よろしくな!!」
「!、ィ゛…!?」
「あぁ!喋っちゃダメ!!今喉ぶっ壊れてんだよ、お兄さんは」
「今までめっちゃ痛かったっしょ?気管支も弱いし…」
手の甲を労るように撫でて視線を左腕に向けた。
「それに…左腕も靱帯損傷してるし…あんまし無理しすぎんなよぉ…」
どうりで声も出せないうえに左手が妙に動かしにくい訳だと納得した。少年に名前を聞いたのにこちら側が言わないのは無作法だと悩んでいた。
「!そうだった!!起きて早々悪いんだけどさ…ここに名前書いてもらっても良い??」
カルテを裏返した物を挟んであるバインダーとボールペンを差し出して来た。長時間の睡眠をとっていたことで頭が呆けて上手く文字が書けないことを理解している行動に感謝と感じると同時に、悲しみを覚えた。
その行動が当たり前になる程にこの少年が何年もこんな光景を見て来たんだと…。
上手く書けないながらも丁寧にゆっくりと、『印南幽』と綴った。もちろん、読み仮名付きで。
「いんなみ、ゆうさん?」
「めっちゃカッケェ名前じゃん!!!」
目を光らせて読み上げた名前に頷けば満遍の笑みを見せて褒めてくれた。印南は純粋なその青年に頬を綻ばせた。
「〜…?」
重い瞼を開けると同時に体を起こせば、足元にいた医者らしき人間が近付いてきた。勢いよく何かを言っているようだけれど聞き取れない…と言うか聞こえない。
隠してある瞳を見開けば医者っぽい青年が思い出したかのように紙にペンを走らせた。
『今、お兄さん鼓膜破れてて聞こえない状態なんだ!』
『それに肋骨も折れてるから今入院してもらってる!』
鼓膜が破れているのを確かめるようにフィンガースナップをすれば空気が震えるのを感じた、けれどやっぱり音は聞こえなかった。
〈お前名前は?〉
今は聞こえないけれども前は聞こえていたのだからと今まで通りに言いたいことをそのまま言えば伝わったようで僅かに安心した。
『一ノ瀬四季』
『お兄さんは??』
〈猫咲だ、猫咲波久礼〉
一ノ瀬?と呟けばニッコリと笑ってコクリと四季は頷いた。
布の擦れる音も誰かの呼吸音も、何も聞こえない世界で猫咲は四季に向けてそう伝えた。正しく言えているのかも分からない、その上どんな声色になっているのかも…
けれども四季は猫咲の言葉を最後まで聞いてくれている。
『ありがとな!』
口パクと同時に渡された小さい紙には感謝の言葉が書かれていた、何も礼を言われることはしていないのに伝えられた感謝。
『これから宜しくな!』
再度渡された小さい紙と頭を撫でる手、止めろと避けようと思ったけれども大人しく撫でられていることにした。四季が去ったのを見届けてから猫咲はその紙を優しく撫でた。
「…っあ゛?」
「!起きて良かった〜!!!」
明度しか分からない事を訴えている目に驚きを覚えて短く声を漏らせば、その声に反応して駆け寄ってくる足音が聞こえた。何者だと身構えれば勢いよく起こした上半身に抱き付かれた。
「誰だ?お前」
「!俺は一ノ瀬四季、お医者!」
「一ノ瀬、医者…ここは病院であってんだな?」
見えないから嘘かどうか確かめる術はないけれども、声からして虚実という訳でも無さそうだから一応一ノ瀬の話をそのまま聞くことにした。
「おう!あってるぜ!!」
「えっと…そんでな今お兄さん両目負傷してて…そんで包帯付けてんだよ」
言いにくそうに最初言葉を詰まられていたが僅かな時間で腹を括ったのか、話し出した。
「一応両目見えるまで完治はするんだけど…その左目を跨ぐように傷跡が残るかもで……」
言い淀んでいる姿が容易に浮かぶ。ただの他人でしかない自分の事を、戦場に立つのだから傷が付くのは当然のことである自分のことにそこまで負い目を感じている一ノ瀬が至極守らなくてはいけなかった小さな小さな子供のように思えた。
「ありがとな、良く言うだろ?男にとって顔に付いた傷は勲章だ」
「…なぁ一ノ瀬、お前は何歳なんだ?」
「ほんとごめんな…」
「俺は、今年17になるぜ!!」
「えーっとお兄さんの…!名前は…?」
元気よく答えた一ノ瀬はやはり小さな子供だった、正確に言えば青年の方が近いだろうけれども…。
「大我だ、百鬼大我」
「!大我さんな!!これからよろしく!」
元気に取られた手をギュウと握りしめられて、目の前にいるであろう一ノ瀬を大我は思い切り抱き締めてあげたくなった。大人にならざるを得なかった子供の事を。
「お前らも入院してたのかよ」
「真澄、お前が言うか?」
「しかも担当医も同じってなんか面白いっすよね〜」
「同質ですし…」
(にゃんでコイツ…特に真澄と無陀野の同室なんて終わってんだろ!!)
「おいネコぉ…なんか言ったか?」
「聞こえてないですよ、真澄隊長」
「にしても早く復活しねぇとだよな…」
『大我の思いに同意見だな!』
「幽が、同意見だってよ」
無陀野、真澄、馨、紫苑、猫咲、印南、大我の計7人は知り合いでもあったことを考じて自称粋なチャラい医者こと、花魁坂が同室にした。まぁ、正確に言えば…
『その方が俺が楽だし、面白いっしょ!!』
と言う訳だ。
「ヤッホー!みんなお久〜!!元気してた〜?まぁここにいるってことは元気って訳でも無いよね!」
「あ!そうそう、一応皆んなの担当医は俺と四季君だから安心してよ〜」
医者と思えない程に勢いよく部屋に乱入してきた花魁坂に真澄は短く舌打ちをし、無陀野は五月蝿いと言わんばかりに目を細め、馨と猫咲は驚きながらも頭を下げる、紫苑はちわーと軽く挨拶を返し、大我はお疲れ様っす!と勢いよく頭を下げた。声が出ない印南は勢いよくgoodサインを送った。
「四季君、若いしバカっぽく見えるけどちゃんと医療の腕は俺の折り紙付きだから安心してよ〜」
と紹介された。
数ヶ月後_______
「お前ら、動けるのか?」
「ならばもう戦場に戻れ、ガキども」
部屋に響いた低い圧の掛かった声。声の主は国の…軍隊の頂点にあたる人。具体的に言えば口先で文句を言いまくり前に立つこともせず命令を下す人。武力は無いが権力と地位、そして何より金を持っている人、だから逆らうことなんて出来るはずがない。
「なんだ?出来ないというのか?」
「俺の命を無視するというのか?」
部屋には男の声だけが響きただただ沈黙が続いている、分かっているここで許されている言動は是のみなのだということ。
「今ここでお前らを処刑してしまおうか、なぁ0018」
「はい」
「0019」
「…はい」
「0020」
「はい」
「0021」
「はい」
「0022」
「、はぃ」
「0023」
「はいッ」
「0024」
「はい」
番号で呼ばれれば反射的に返事を返してしまう、特殊な番号。『希少特化型攻撃造兵』と名付けられた無陀野達、攻撃力及び隠密に優れた隊員をそう呼ぶ特殊な番号。
それに選ばれたことは名誉であり周囲には持て囃され持ち上げられ尊敬と畏怖の目で見られる存在。当然の如く率先して戦場に立たされて人を殺めて手を赤く紅く染めていく、目の前で同胞を失いそれでも立ち上がる。戦争を終わらせるために。
だからそんな血に塗れた舞台から目を逸らして呼吸にしやすい陽だまりにようなこの場所は、名実ともに病院だった。
心身ともにの…。
「早くしろ」
「あれ?何してるんですか?面会っすか??」
籠った空気を入れ替えるように呑気な明るい声が聞こえた、太陽のように優しい笑顔の四季が扉の前にいた。
「ちょっとごめんな、今から検診なんだ」
「誰だクソガキ、黙っていろ」
「え!クソガキ!?!俺そんなじゃないんすけど…」
「一応これでもお医者なんだぜ!」
四季は自信満々にニコっと笑う。その笑顔が大将には癪でしか無かった、場違い且つ敬語も使えない子供に敬意でも畏怖でも賞賛でもない顔で見られるには心底苛つきが募った。
だから、四季のそのヘラついた横顔を裏拳で殴り飛ばした。突然の事に四季は反応すらも出来ず部屋の端の方まで飛んでいった。
「ぅ、ぃ…た……」
赤いどころではない紫に腫れている頬を抑えて、鼻からは赤い血をボタボタと落としながら四季は小さく呻いた。
「ッ!四季っ!!」
「黙っていろ、0018ッ!!」
「ーッ……。」
いつも抱えているバインダーをガシャリと落として四季はゆらりと立ち上がった。
「も〜、怪我人を増やさないでくださいよ…」
「クソガキ、何が言いたい?俺はこの愚図共を連れ帰って即座に戦場に立たせるのが目的だ」
のらりくらりとした様子で言った四季に苛立ちを再度思い立たせながらも親指で無陀野達を指した。
「も〜………お兄さ…おっさんは偉い人間なんだろ?」
「あぁ?」
顔に影を落としたまんま四季は俯いて口を開く。
「…ここは病院だ」
太陽が差しているはずなのにも関わらず部屋の空気が一気に下がった気がして身震いをする。
「国のお偉いさん?知ったこっちゃねぇよ」
「今、この場所の最高権限者は俺だ」
「耄碌の糞爺は黙ってろよ、コイツらには名前があんだよ」
「勘違いして、シャシャッてんじゃねぇよ…」
音が一音一音が独立して、鋭い刃のように大将に向けられた。異論も反論も一切言わせる気のない声が響いている、声の一つも出せずに大将は僅かに足を後ろへと引き下げる
「無陀野さん達は俺の患者な訳、お前の…糞爺の道具じゃねぇんだわ」
コツコツと四季の靴音が部屋に響く、大将に向かって一直線に歩く。ズッと大将の靴が地面と擦れて音を立てる。
「分かったらさっさと退け、入院したいか?」「丁度一つベットも空いてるし、どうしたい??」
四季のその言葉を皮切りに大将は逃げるようにその場を去っていった。
「…あーぁ…白衣溶けちゃった…これお気にだったのにさぁ…」
ケロリとした様子で四季は笑って言った。それどころか無陀野達に何事も無かったかと聞き始める次第だ。
「大丈夫だっt…ん…ペッ」
言葉の途中で止まりモゴモゴと口を動かし外れた歯を吐き出した。
「歯!?!」
「ありゃま、取れちゃったか〜」
「そ、それどころじゃないですよ!おい花魁坂さんを!!!」
目を見開き声を珍しく荒げた馨が花魁坂の名前を呼んだ数秒後に慌ただしく部屋に駆けつけた。
「どしたの、どしたの〜?そんな急に呼び出してッッ…えっ!?!」
「四季ぃ!!!!!」
「チャラ先、俺は大丈夫だよ〜」
ケラケラと笑う四季からはさっきのような雰囲気は一切見られなかった。
「大丈夫じゃないだろ、こんなにも腫れてるし…」
「あ、そのぉ…ごめんなさい…?」
「ほんとだよぉ〜、俺を悲しませるような事しちゃダメだから!!」
ギュウと四季を抱き締めて頭を撫でまくった。直後に花魁坂が呟いた言葉を皆んな聞き逃さなかった。
「俺の四季君なんだし…」
「?俺のってどういう事だ、京夜」
「あ?一ノ瀬がテメェのモンだと??」
「え…とどういう事です?」
「マジ…?」
「んにゃぁッ!?!!!」
「しょ…少年?」
「そうなのか?!一ノ瀬ッ」
一同が目を揃えて2人を見た。その事実に花魁坂は満足気に笑った。
チュ
「そーそー、四季君は俺の可愛い可愛い恋人だよ〜」
「だから…手、出さないでね♡」
顔を赤く染めている四季を誰にも見せないように抱えた後に風の如く部屋を去っていった。
軍パロ及び医療パロ楽し〜!!!
明日あたりにはこの設定のままきょうしきの🔞書く予定ですので、お楽しみに!!
(楽しみにしてくれてる方なんて居ないですよね…分かってます… 更新遅いし、返信できないし…)
って事でおやすみなさい!!