失恋って、辛いね
🍫『…失恋…しちゃったぁ…っ…』
大好きだった彼
なんで裏切ったんだろう、
私の何がだめだったんだろう
彼の隣に居て恥ずかしくないよう
自分なりに精一杯努力したつもり、…
なのに、…浮気なんて…
🍫『っ…!ひっぐ…っ、…』
🍪『🍫さーん!!入りますね!』
🍫『っ…!?』
目から出ていた大粒の涙を、服の裾でゴシゴシと擦って証拠を消す
🍪『編集って今どのぐらい進んだか聞きたくって…』
🍪『えっ、!?』
🍫『ぁ…』
🍪『どうしたんですか!?』
🍫『別に…!なんでもないよっ…』
🍪『…なんにもないなら、その目から出ている涙はなんですか…?』
🍫『えっ』
吃驚して目元に手をやると
拭いたはずの涙が目からどんどん零れている
🍪『…話して、スッキリすることもありますよ』
🍪『我慢しないで、話してみてください』
🍫『っ…うっ…うぅっ…』
🍫『🍪さぁ…ん……』
🍪『どうしたんですか?』
🍫『私っ…失恋、しちゃって…っ』
🍪『…そうですか…』
🍫『もう…、辛い…辛いよっ…』
🍪『そうですよね、大好きでしたもんね』
🍫(🍪さんは優しいなぁ、ずっと甘えていたい
🍫『もう…私どうすればいいかなっ…』
🍪『…失恋って、辛いですよね、』
🍪『心が落ち着いて、好きになれそうな人がいたら、また新しい恋をすればいいですよ 』
🍫『うぅ…🍪さっ、ありがとっ、…』
シェアハウス・晩飯時にて
🍫『はぁ…』
🦖『🍫さん元気なくない?大丈夫?』
🍗『え、どうしたの?』
🍫『…実はさ、…』
🍗(何、どうしたの、?そんな悲しそうな顔見せないでよ、っ
🍗(好きな人のそんな顔、見たくないよっ
🍫『彼氏と、…別れた』
🍗『えっ』
🍗(別、れた…?
❄️『えっ…そうだったんですか…?』
🍫『…っうん、っ、まじで、別れちゃって〜…笑』
自分でこんなこと言うの、本当は辛い
シェアハウスのみんなには、別れたこと
伝えた方がいいよね、
🍪さんといっぱい相談して、この決断に至ったんだから、
しっかり報告しないと…
🍫『だ、だからっ…今、独り身なんだよね〜(笑)』
🎸『…ま、🍫さんまだ若いし!新しい人早く見つかるだろ!』
🍫『…っそうだよねっ!私まだ若いし〜っ!』
🦖『若いって自分から言っちゃうんだw』
🍫『いや、ほんとなんで、w』
良かった、日常会話みたいにみんな反応してくれて…
あの後、🍪さんの部屋へお礼を言いに行った
🍫『🍪さーん…?』
🍪『…あっ!🍫さん!どうかしましたか?』
🍫『、さっきは相談乗ってくれてありがとう、、』
🍪『あぁ…、』
🍪『気持ちはすっきりしましたか?』
🍫『うん、大分落ち着いた、』
🍪『それは良かったです!』
🍫『🍪さんが言った通り、頑張って新しい恋探すねっ! 』
🍪『…はいっ』
🍫『じゃ!またねっ』
🍪『また…!』
🍪『…🍫さん…絶対まだ辛いんだろうなぁ…』
自分の部屋に戻って、ベッドにダイブする
🍫『…はぁ…』
🍫『…つら…』
新しい恋…か…
🍫『明日からまた…学校始まっちゃうじゃん…』
次の日、学校に行く準備をしていると_
『🍫さーん!!』
誰かの声がドア越しにした
🍫『はーい!入ってきていいよー!』
ドアが開く
🍗『よっ!🍗くんだよ〜!』
🍫『🍗くん?どうしたの?』
🍗『今日一緒に学校行こうよ!』
🍫『いいよ!じゃあ玄関で待っててね!』
🍗『うん!ありがとう!また後でね!』
🍗(……彼氏…もう居なくなったってことは、今まで我慢してきた分も、、全部アプローチしていいんだよね…、!!
🍗『…頑張ろっ』
🍫『何をー?』
🍗『うわっ!』
🍫『あ、ごめん、独り言ずっと言ってたから』
🍗『あぁ…そっか』
登校中、いつもは彼氏と来ていた道だけど
もう一緒に歩くことは無い
🍫『…(🍪さんが言ってた通り、頑張らないと…!)』
🍗『っ…ねぇ🍫さんっ!』
🍫『ん?どうしたの?』
🍗『今日帰りも一緒に帰りたくて…!』
🍗『いいかなっ…て!』
🍫『あぁ…、』
いつもだったら…
▽
@『🍫ー!一緒に帰ろーぜ!』
🍫『うんっ!』
@『🍫ー?』
🍫『なにー?』
@『今度駅前のカフェ行かね?』
🍫『え!行きたい!行こいこ!』
△
🍫『っ…!』
🍗『🍫さん?』
🍫『っあ…うん、っ、いいよ、!』
🍫『一緒に帰ろうか…!』
🍗『ほんと…!?ありがとっ!』
🍗『じゃあ教室まで迎えに行くね!』
🍫『…っうん、!ありがとう』
だめだって分かってるのに、
あの人とのことを思い出しちゃう、っ
ヽヽヽ
放課後になり、みんなが下校していく
あの人は今頃他の人と手を繋いでいるのかな
🍗『🍫さーん!迎えに来たよ!』
🍫『っあ!今行くー!』
だめだな、しっかり切り替えしなきゃ…!
🍫『わざわざお迎えありがとね』
🍗『いや全然!』
🍫『でも1年の教室から2年の教室って遠くない?』
🍗『…そんなことないよ』
🍗『いい運動になったしw』
🍫『何それw』
🍗(笑ってる…!良かった、
🍗『…🍫さん?』
🍫『…っ何?』
🍗『なんかあったらいつでも相談してね…?』
🍫『え、急に何、…w』
🍗『…今まで🍫さんには彼氏が居たから言えなかったけど』
🍗『今なら言える。』
🍫『っへ、?』
🍗『🍫さん、俺、🍫さんが好きだよ』
🍫『っえ、、…?う、嘘だぁ…』
🍗『嘘なんかじゃないよ、』
🍗くんの目が私の目を捉える
🍗『俺、🍫が好き、』
🍗『本気で愛したいって思ってる』
🍫『っ…、!!』
信じていいのかな、…
彼氏と別れたばっかなんだよ…?
しかも、浮気されたんだよ…、っ?
🍫『っ…ご、…ごめん…、まだ、心の整理が出来てなくってっ… 』
🍗『…それはさ…、』
🍫『…っ?』
🍗『俺自身を見て、決めた判断?』
🍫『…ぇ…っ?』
🍗『前の彼氏と、重ね合わせて見てない…?』
🍫『っ!』
心が読まれてるのかっていうぐらい当たってる
🍫『そ、れは…』
🍗『もしそうなら、俺自身を見て、決めて欲しい』
🍗『前の事が忘れられないのもすっごく分かる。』
🍗『無理にとは言わない。すぐに忘れなくていい。』
🍗『でも、これだけは、俺だけを見て決めて欲しい』
🍫『っ…』
目を見て分かる。本気なんだな、って
でも、あんなことがあったのに、簡単に信じていいの?
また裏切られるかもしれないんだよ?
🍫『ごめっ…ん…』
🍗『……、』
🍫『🍗…く…ん?』
🍗『…』
私が🍗くんの方を向いた瞬間
🍗くんの手が、私の腰に回されて
もう一つの手で頬を優しく触れる
そして唇に何かが当たる
🍫『っは…』
🍗『っ、は…』
🍫『っ…え…?』
🍗『……』
🍗くんが私の目を見て
🍗『…今、ここでキスをしたこと…』
🍗『🍫さんにとってよかったことになるように頑張るから』
🍗『まだ、諦めてないってこと、』
🍗『覚えてて』
🍗『…絶対好きにさせてみせるから』
🍫『っは、…?』
🍗『明日から、いや、今日から本気で頑張るからね』
ニッと笑って夕日に照らされながら
廊下を歩くゆあんくんが
なんとも言えない感じに見えて
あの人を見ていた時のような
見方になってしまう
🍫『…』
ヽヽヽ
結局その日は別々で帰って、
帰宅後の今は🍗くんと一言も話していない
『🍫さーん!』
聞き覚えのある声がドア越しに聞こえてくる
扉を開けるとやはり
🍗『よっ!ご飯ですよー!』
🍫『…分かった、今行くね』
🍗『うん!』
🍗くんだった
リビングに向かっていると
🍗くんが急に手を握ってくる
🍫『ちょっ!何してんの!』
🍗『何って、手、繋いでるんだよ?』
🍫『っ…ばかっ、…』
🍗『そんな可愛い顔で言われても煽ってるようにしか見えないんだよなぁ〜』
🍫『煽ってないっ!』
🍫『ほら!早く行くよ!』
🍗『…はいはいw』
ヽヽヽ
🦖『🍫さん🍗くーん!撮影するよー!』
🍫『はーい!今行くー!』
🍗『待って待ってー!』
私たちは普段は学生だけど
『🌈🍑』
と言うYouTubeをやっている
チャンネルも結構大きくて
ありがたいことにたくさんの人に見てもらっている
🦖『はいども🦖でーす!』
🍪『🍪でーす!』
🍗『🍗です!』
🦊『🦊です!』
🍫『🍫です!』
👓『👓でーす』
🦖『今日は!カップルチャンネルをやっていきまーす!』
🦊『いえーい!』
🍗『やったー‼️』
👓『カップル?』
🍪『女子2人しか居ませんよ?』
🍫『うんうん』
🦖『そうですよ?』
🍪『え?』
🦖『だから男&男カップルとかもできるかもしれないw』
👓『えー?w』
🦖『じゃあ恋人発表していきます!』
🦊『はい!』
🦖『まず一組目は〜』
🦖『俺と🍪さーん!!!』
🍪『えぇぇぇぇぇぇ! ?』
👓『おめでとうございま〜す』
🦊『おめでと〜』
🦖『ありがと〜』
🦖『では二組目を発表します!』
🍗『はい!』
🦖『二組目は〜』
🍫『…』
なんか、なんか変な予感が…
🦖『🍗くんと🍫さんでーす!』
🍫『えっ』
🍗『おー!やったねえとさん!』
🍫『ぁ…う、うん!』
👓『……』
🦊『……』
🦖『あ、おめでとうございまーす』
👓『まさか俺だったのか…』
🦊『俺もぉ〜?』
🦖『じゃ、みんな撮影してきてねー』
🍫『…はーい』
ヽヽヽ
🍗『いやー、まさかカップルが🍫さんだったなんて!』
🍫『…ねー、…』
🍗『じゃあ何撮る?』
🍫『…なんでも』
🍗『じゃあ俺が決めていい?』
🍫『…うん』
まさかカップルが🍗くんなんて、、
キスをしたあの日から🍗くんとどう接すればいいか分からない
🍗『__でいい?』
🍫『ぁ、う、うん』
🍗『やったー!』
🍫『え、何?』
🍗『え!聞いてなかったのー?』
🍫『ご、ごめん、…』
🍗『ま、いいや!』
🍫『え、結局何やるの、?』
🍗『お家デート』
🍫『…は、』
🍗『いいでしょ!』
🍫『え、えぇ…?』
🍗『さ!撮ろ撮ろ!』
ヽヽヽ
🍗『よし!カメラセット完了!』
🍫『え、ねぇほんとにやるの…?』
🍗『うん』
🍫『……』
どうやらガチみたい……
🍗『じゃあカメラまわすねー』
🍫『…はーい…』
🍗『はい🍗🍫チャンネルの🍗とー?』
🍫『…🍫でーす!』
🍗『いやー、俺ら実は付き合ってたんすよね!』
🍫『…う、うん!そうなんだよね〜、!』
🍗『なので!今日はお家デートを紹介していきまーす!』
🍫『いえーい!』
🍗くん、…なんか…
🍫『…🍗くん…?』
🍗『なに?』
🍫『…なんか…乗り気じゃない?』
🍗『…当たり前じゃん』
🍫『へっ?』
吃驚して顔をあげると🍗くんが
手を絡めて抱きついてくる
🍫『っ🍗くんっ、!』
🍗『こーやって抱きついても、』
🍗『カップルだから許されるんだし』
🍫『〜〜っ…!』
🍗『…っふっw』
🍫『な、なに…!』
🍗『顔、ちょー真っ赤w』
🍫『っ…ばか!』
🍗『へへっ』
🍫『…ぁ、』
🍗『?』
🍫『…か、カメラ、まわしっぱなし…』
🍗『あ』
🍫『い、1回離れてっ…』
私が録画の履歴を消そうとすると
🍗くんがそれを阻止するように
カメラを私から取り上げる
🍫『ちょっ!な、何?消させてよ!』
🍗『…やだね』
🍫『はっ、はぁ、!?』
🍗『…好きな人といちゃついてる動画なんて、滅多に見れないんだから、』
🍫『〜っ!』
🍗『…まーいいや!』
🍗『早く撮ろー!』
🍫『…うん』
これ完全に🍗くんに振り回されてるな…
ヽヽヽ
動画が撮り終わり、みんなで動画を視聴する。
あれを見られる、と思うと、顔がとても熱くなる
🍗『おー!』
🦊『ラブラブだったね!w』
🍪『あぁ…もう恥ずかしい…』
👓『うん。良かったんじゃない?』
🦖『よくない!』
🍪『よくないです!』
ヽヽヽ
🍪『ほら!次🍫さんたちの番ですよ!』
🍫『はー…』
🦖『じゃあながすねー』
🦖がそう言いながら私たちの動画をながす
🍫『……』
一応動画の編集は主に🍗くんがやってくれた。
「私もやるよ」と何度も言ったけど
「好きな人には苦労させたくない」の
一点張り
私は動画の最終チェック係をやった
動画が流れ始めると何かが違う
🍫『…?』
なんか…私がチェックした動画と違くない…?
こーやって抱きついても
カップルだから許されるんだし>
🍫『……っ…!』
っえ、私が見た動画とちがう…!!
🍫『…y、🍗くんっ!?』
🍗『…んー?』
🍫『こ、これ、動画違くないっ、!?』
みんなに聞こえないようにコソッと耳打ちする
🍗『…違くないよ…w』
🍫『え、えっ! ?』
🍗『…ふっ… 』
ヽヽヽ
動画を見終わったあと、みんなに感想を言われる
🦖『えぇー! ?めっちゃカップルやってんじゃん! ?』
🦊『本物みたいだった〜!』
🍪『めちゃくちゃキュンキュンしました…』
🍫『っ〜!』
🦖『ほんとに付き合ってるんじゃないの〜?w』
🍫『っはぁっ! ?』
🍗『え〜?w』
🍗『付き合ってないよね〜!🍫さんっ!』
🍫『っ…ぅ、うんっ!付き合ってないよ〜…w』
🦊『えぇ〜?まじ〜?w』
👓『なんかすごいリアルだったね』
🦖『ね!』
🍗『だって!🍫さん!』
🍗『いや〜俺ら名演技すぎたわ!』
🍫『…ね〜…w』
ヽヽヽ
動画撮影後、🍗くんを自分の部屋へ呼び出す
🍗『🍫さーん!入るねー!』
🍫『っ…』
扉が開くと同時に🍗くんが手を振る
🍗『🍫さんから呼び出してくれるなんて嬉しー!』
🍫『…』
🍗『…で?どうしたの?』
🍫『…動画……』
🍗『あぁ…』
🍫『なんで違うのにしたのっ!!』
🍗『…🍫さん、これで少しは意識してくれるかなっ、…て』
🍫『…っ…は?』
衝撃の理由に、口が開く
🍗『…今は、本当に俺の事なんて眼中にないんだなってことが、🍫さんと接してて分かる』
🍫『っ…! 』
…確かに今は、男の人に興味なくて、…っ
眼中に入れないようにしてた
あの人とのことを思い出したくなくて
🍗『それに…っ、俺が告白した時から、なんか…っ冷たくなってるって言うか…っ』
🍗くんの声にだんだん湿り気が感じ取れる
🍫『っ…そ、それは…、っ』
🍫『…、ご、ごめんなさい…っ、』
🍫『…言い訳にしかならないかもだけど…っ、』
🍫『…まだ…、私、🍗くんのこと…っ信じられてない…っ…、』
🍗『っぇ…』
🍫『…、🍗くんが、っ、いい人だってことは…、勿論、…メンバーもっ、私も分かってるっ…、!』
🍗『…』
🍗くんは、私の隣で、私のことをしっかり見つめて話を聞いてくれている
🍫『っでもッ、…!こ、怖くてっ、(泣』
自分の目から涙が流れているのなんて、とっくに知っている、
でも今は、泣き止むことよりも、涙を拭くことよりも、言わなきゃいけないことがある
🍫『…っ、、またっ…あんな思いはっ…したくないのっ…!』
🍫『🍗くんがっ、…そんな事しない、っ人って言うのも、っ、分かってる、、…』
🍫『っ、自分勝手で…っ、ごめんなさ…』
私の精一杯の謝罪はゆあんくんの口の中へ溶けていく
🍗『…やめてよ、、好きな人が、そんなに謝るところ、見たくない』
🍗くんの瞳が揺らいでいる
こんな表情、結成時から今まで見たことがなかった。
🍗『…ごめんっ、…も、もう、行くね、…! 』
🍗『…迷惑かけて、…ごめんっ、。』
🍗『自分勝手だったのも…ほんと、ごめん、…』
🍗『もうっ、迷惑掛けない、それだけは約束する、…』
🍗『…じゃぁっ、🍫さん…っ、またn_』
🍗『……っ』
🍗『…ば、…いば、いっ、(泣』
🍫『っ、…』
何、なんでこんな苦しいのっ…?
分かんない、…自分で決めたことなのに、っ!
ヽヽヽ
🍗くんとは、あれから一言も話していない
時々目はあったりするけど、すぐに逸らされる
でも、そっちの方がいいと思う
また誰かとくっついて、あんな思いをするぐらいなら
このぐらいの距離の方が全然マシ
_だと思っていたけれど、、…
🍗『🍪さーん?』
🍪『…あ、🍗くん!どうしたんですか?』
🍗『新商品のクッキー買ったんだけど食べるー?』
🍪『え!食べたいです!』
🍗『どうぞー!! 』
🍪『わーいっ!』
ヽヽヽ
🍗『❄️ー!!マイクラしよー!!』
❄️『いいですよ!まったりサバイバルでもしますか??!』
🍗『おっけー!』
🍫『…』
なーんか、…最近、🍗くん、🍪さんとか❄️ばっかりとつるんでるなー…
…って!私、何考えてんだろ、…
私が拒絶したのに、勝手に嫉妬して…
🍫『…っ…はぁ…』
これじゃただ、…🍗くんの意見を否定して、っ拒絶しただけ、じゃん…っ…、
目から涙が零れる
🍫『っ…、うっ…ひっ…ぐ…』
『『…🍫さーん、』』
ドアの向こうから、私が今思っていた人の声が聞こえる
ガチャリと扉が開く
私は涙を拭くことも出来ず、そのまま情けない、涙でぐっちゃぐちゃになった顔を🍗くんへ向ける
🍗『…🍫さーん、…ご飯だよ…』
🍫『っあっ…っ!うぅっ…ごめっ…』
🍗『ぇ…、、e、🍫さんっ! ?』
慌てて🍗くんが寄ってくる
🍗『…ど、っどうしたのっ!、?』
🍫『いやっ…ぇ、っとっ、 』
🍗『…いいよ、言ってみて』
🍗『…しつこいと思うけど、っ、好きな人には頼られたいから…』
…🍗くんには…言っていいのかな…っ?
…いやっ、だめだめっ、🍗くんに関係してるのに、
🍗『ゆっくりでいいから、ね?』
🍫『っ…🍗くんだよっ、、』
🍗『…えっ、?』
しまった、…口、滑らした、、っ
🍗『俺、…なんか、した…、?』
🍫『っ…はぁっ、?、だって、最近っ、』
やばい、止まんない、…
🍫『🍪さんとかっ、❄️ばっかでさぁっ、』
🍫『私とは、っ全然話してくれないし、…っ、、!』
🍫『目、あっても、っ!、すぐ、っ、逸らしてくるしっ、…!』
違う、、!こんなこと言いたくないっ、
違う、違うのっ、!!
🍫『…そんなっ、避けられたらッ、っ、、…私もっ、…、寂しいっ、…って、いう、かっ!』
あっ、い、いっ…ちゃった…っ
🍗『…へ、、…?』
🍗『…それって、』
🍗『俺にっ、嫉妬、してくれたの、?』
🍫『えっ、いやっ、…え…っと、』
🍗『🍫さん、俺っ、🍫さんの思いを聞きたい』
🍗『…何度も言うけど、俺は、🍫さんが好き』
🍫『っ…』
🍗『…🍫さんは…? 』
私の目を捉えて、聞いてくる
私は…っ、
🍫『私はっ、🍗くんのことっ、…!』
🍗『……』
🍫『…好き…だよっ、!』
🍗『……』
🍫『ちょ、っちょっと、、、…なんか言って、よ、…』
そう思ったら🍗くんが抱きついてくる
🍫『わっ』
🍗『え、これっ、ドッキリじゃないよねっ?』
🍫『…うんっ、ドッキリじゃないよ』
🍗『……』
🍫『…🍗くんっ、?』
私が🍗くんの方へ顔を向けると
🍗『う〜〜〜っ』
🍫『…えっ!?泣いてるの…?』
🍗『っ、…だってっ、…もぅっ、半分、諦めてたからぁっ…』
🍗くんが私の胸に顔を埋める
🍗『俺っ、絶対、🍫さんのことっ、悲しませないからっ、…』
🍫『…うんっ!信じてるよ!』
〜 次の恋は君でした〜
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