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スアさんが目を向けた先は…
席に座って本を読む女の子
綺麗な黒髪が垂れる背中を
ピンッと伸ばして、いかにも
真面目そうな子
あの子も…発表の候補者なのかな?
ものすごくライバル視した視線が
傍から見ても分かる
すぐさまフォローする女子達
女生徒1『ううんッ…スアに
決まってるよ!』
スア『あの子は社交的に
欠けてるもんね』
女生徒2『だって…地味だし!』
うわッ…
それって悪口じゃ…
あの子….と言われた子は、
聞こえてないのか、全く反応する
ことなく本に目をおとしている
??『おっはよ〜♪』
その時、明るい声で男の子が
教室に響いた
女生徒1『グクくんおはよ〜』
グク『おはよ〜!』
口々に挨拶を返されているのは、
グクくんだった
わわッ!
私は思わず身体をクルリと
180度反転させた
、、、そうだ
ナラさんが言ってたっけ、?
あの部屋にいた人達は、
みんな同じクラスだって_