妖はじBL短編集

1話目

恵比寿夷三郎×たかはし明

苦手な方は回れ右.ᐟ.ᐟ

キーンコーンカーンコーン

僕は今、屋上に向かっている。先程、安倍先生から

安倍『せっかくですし、お昼ご飯一緒に屋上で食べませんか！？』

と大きな目を輝かせて言われたので、断る訳にもいかず、OKを出してしまった 。

約束してしまったものは仕方ない。

早く屋上に行って、さっさと食べて、みーくんに会いに行こ、♪

なんてことを考えながら歩いていると、何やら足音が近付いてくる。

タｯタｯタｯタｯタｯタｯ

???｢恵比寿先生、！！ ｣

聞いたことの無い声。

振り返ると、いかにも嬉しそうな顔で此方を見ている男がいる。

恵比寿｢あの、…どなたでしょうか？｣

???｢君、最近此処に赴任してきた人でしょー！｣

…こちらの問いには答えるつもりは無さそうだ、

恵比寿｢はい、そうですけど…｣

と返すと、

???｢ねぇ、君って神様なんでしょ！僕神様とかあんまり見た事なくてさ、！いやぁ、まさか福ノ神がこの学校に来るなんて、！僕すっごい嬉しいよ！！｣

…なんだこいつは、

無邪気な顔で此方を見つめるその瞳は、何処か子供らしさを感じる。

???｢ねぇ、今度僕に診察させてよ！｣

診察、？この人は、この学校の保険医なのか、？

僕の身体に何かあったのだろうか、

ぎゅっ

???｢ね〜、良いでしょ？｣

僕の手を握り、笑顔でそんな事を言ってくる。

…何故だろう、此奴を見ていると鼓動が高鳴る

…まぁこんな事を考えていても仕方がない、さっさと行こう…。

恵比寿｢考えておきます、では｣

と笑顔で返すと、

???｢ほんとに！！僕保健室で待ってるからね！｣

と、満面の笑みで返された。

｢…、｣

こんな気持ちを抱くのは初めてだ…

なんだこの気持ちは、？

安倍｢あ！恵比寿先生〜！！｣

恵比寿｢あ、安倍先生｣

安倍｢もぉ〜、待ってましたよ！｣

恵比寿｢ごめんね、色々あってさ、｣

安倍｢神酒先生と秦中先生も呼んだんですよ！｣

恵比寿｢へぇ、有難いね、｣

神酒｢（（ﾆｺ、 ｣

恵比寿｢…ﾆｺ｣

安倍｢？？？ ᐛ ｣

安倍｢むぁかなもぐにめむぐ！！｣

恵比寿｢何言ってるか分からないよ、笑｣

安倍｢ごくっ、 恵比寿先生、さっき色々あったって言ってましたけど、何があったんですか？？｣

恵比寿｢あ〜…｣

恵比寿｢えっとね〜、さっき僕に話しかけてきた人が居て、紫がかった黒髪に、赤い目、白衣を着てたね、｣

神酒、秦中｢…え、｣

恵比寿｢？？｣

秦中｢おい…それってまさか、｣

神酒｢たかはし先生とちゃいます？｣

恵比寿｢たかはし先生？｣

安倍｢此処の保険医なんだけど…ちょっと変わってるんだよね〜、｣

恵比寿｢あー、｣

確かにちょっと変わってたな

秦中｢たかはしになんて言われたんだ？｣

恵比寿｢今度診察させて！って言われたよ｣

恵比寿以外『ﾌｧｯ!?!?』

秦中｢恵比寿先生！それ逃げた方が良いっすよ！！｣

神酒｢何されるか分からへんで！！｣

恵比寿｢何されるの？｣

秦中｢解剖されたり実験されたり…診察とは名ばかりの人体実験みたいな感じっすよ…｣

恵比寿｢それは怖いねー、｣

秦中｢俺いつも殺されかけるんですよ〜泣｣

安倍｢まぁ全力ダッシュで逃げれば捕まる事はあまり無いですけど、…｣

秦中｢俺前全力ダッシュしてたのに捕まって殺されかけたかんな？？？？｣

安倍｢ｽﾐﾏｾﾝ｣

神酒｢僕はあんまそんなのはされたことないなぁ、｣

安倍｢あ、なんか飯綱君を見るといじめたくなっちゃうらしいよ ｣

秦中｢んだよそれ！！！！理不尽な！！！｣

神酒｢秦中君が悪いんとちゃう？｣

秦中｢なんでだよ！！！｣

『ごちそうさまでしたー！』

秦中先生も大変なんだな〜…にしても、あの人そんなにやばい人だったのか…

明｢恵比寿せーんせ！｣

恵比寿｢うぉっ、！？｣

びっくりした、たかはし先生か、

てか足音もたてずに一体何処から…

明｢ね、考えるって言ってたでしょ！診察させてくれる？｣

恵比寿｢あー、｣

その話か…忘れてた、

まぁこの人を知るきっかけにもなりそうだし、着いてってみるか

恵比寿｢いいですよ｣

明｢えっ！？ほんと！！？｣

心の底から嬉しそうな笑顔。

何がそんなに嬉しいのか、僕には分からないな…

明｢ほら、着いてきて！｣

ぐいっ

半ば強引に僕の手を引っぱっていく。

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

明｢此処が保健室だよ！あー、そこの椅子に座っといて！｣

見るからに怪しい椅子…

恵比寿｢はーい｣

ｽﾄﾝ（（座

明｢ちょっと待っててね！｣

((転ぶ

明｢あっ、！｣

恵比寿｢！｣

ｶﾞﾗｶﾞﾗﾋﾞｼｬﾝｯﾋﾞｼｬｯﾊﾞﾘﾝｯ！！ 

恵比寿｢ｯ！｣

明｢いててっ…、恵比寿先生、大丈夫、？｣

恵比寿｢僕は大丈夫ですけど…、たかはし先生、薬…かかってますよ、？｣

明｢ぁ〜…、｣

明｢これ、やば、いやつ…だぁ、 ｣

バタン

恵比寿｢…え！！？｣

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切ります！

初めて妖はじの小説書いたんですけど、どうでしたでしょうか！

良かったら次も見てね！

ばいばい！！