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冬が始まった頃の事だった
部活の顧問の先生が理科の先生だったから、大きい望遠鏡🔭で夜空を見ようと言われた
美術部に居た子みんなで校庭に出て、ワイワイしながら順番に星を見た
しばらく時間が経った時、胡桃ちゃんがふざけ出してゾンビの真似をしていた
恵那ちゃんはそれを見て
「胡桃が人前でふざけるなんて珍しいね!」
「○○ちゃんとはもう友達?」
そう言った すると胡桃ちゃんが
「遅くない?!もう友達でしょ」
と言った
すごく嬉しくてこの瞬間から私は胡桃ちゃん友達になれてたんだ、と安心した
それからは部活でも話す子が出来たから部活では孤独を感じなかった
けど
それもつかの間だった
どうして私の人生はこうも上手くいかないんだろう?
実は私にはクラスでの友達関係でも悩みがあった
それは有優ちゃんと最近仲良くなった紗良ちゃんのことだ
席替えで私だけ友達と離れてしまった時に有優ちゃんが後ろの席の子と仲良くなったのだ
その子が紗良ちゃんだった
何故か紗良ちゃんは私と有優ちゃんの間に入ってきて、移動教室の時も一緒に行こうとしていた
別にそれが嫌だった訳じゃないが、また友達がとられる気がして不安でたまらなかった
昼休みもいつも有優ちゃんは紗良ちゃんと話していて私は二人の間に入れなそうだった
その行動のせいで二人は移動教室に二人で行っていた
友達なのに、自分の知らない子とその子が話していたら引いてしまうのは悪い癖だと思う