この作品はいかがでしたか?
505
この作品はいかがでしたか?
505
「 菊 、 」
階段に呼び出され、そこへ向かえばギルベルトくんとアーサーさんが立っていた。
「 話…って、?」
「 俺たちになにか隠してないか?
教えて欲しい 、 これからどうしていきたいのか、 最近のお前が俺らには分からない 」
「 … そうですよね 、」
全て打ち明けた。
彼らにはもちろん止められた。
辞められない。辞められるわけがないだろう?
今が幸せだと言うのに 。
今更やめられるものか。
そんな月日は流れ 、いずれ ギルベルトくんと残る放課後。
アーサーさんと距離をとりたいと言い出した。
「 … 実はよ、あんまり言いたくねぇんだけどさ、
お前のために言うぜ、?
…… アーサーにもう少し危機感を覚えた方がいいぜ、? 」
「 それは、、何故ですか、?」
聞けば 、アーサーさんは私と初めて会った時、一目惚れしてたらしく恋愛感情を抱いたらしい。
私の当時恋人だった人は体目当てだったらしく、
自分も体目的だから何も言えないと言われ、
ギルベルトくんは応援する方から守る方へ変更したそう。
そこまではまだ良かったものの、私の写真をコンビニで印刷し、ファイルに入れるなり、
私の体をやたらと触ってきたりしていた。
初めは何も感じなかったが、改めて思い返せば何となくわかるような気がした。
何度も相談にのり、私の情報を探ろうとしていたことから「利用されている」とわかり、
距離を取りたいそう。
アーサーさんは私とギルベルトくんとの仲を気に入らないようで 、
ギルベルトくんに敵意を向けていた。
「 … 今思えばゾッとしますね、、」
そして 、ギルベルトくんは距離を取り 、
私は曖昧な感じで全て流した。
だが、アーサーさんの独占欲はヒートアップしていき、
ギルベルトくんと私の関係性を壊そうとしていた。
私は「縁を切りたい」とギルベルトが言っていたぞと聞き、
ギルベルトくんは私が「縁を切りたい」と言っていたぞとアーサーさんから聞いたそう。
最近では 、意味の無い喧嘩ばかりが続く。
そして … 私の限界は もう超えていた。
ブチ切れを超えていた。
許せないと 、何度思っただろうか。
フェリシアーノくんには暴言暴力を振るい、
ギルベルトくんのクラスの居場所をなくし、
傷つけて…
私は孤独になっていく 。
許せなかった。
あ 、
薬
飲まなきゃ 、
涙が勝手に出てくる 、震えが止まらない、
鼓動が早すぎる、胸が痛い、気持ち悪い
胃が痛い、人と目が合わせられない、
熱がないのにもかかわらずずっと体調が悪い
頭が痛い、吐き気がする、ご飯が美味しくない、
夜になると怖い 、眠ているのに寝た気がしない、
体がゆっくりとしか動かない 、走れない、
たまにパニックになってしまう、記憶が無い
言ってもいないことを言ってしまっている
記憶があるのに他の人には無い記憶がある、
寂しい気持ちが晴れない、苦痛。目眩がする、
辛い 、
飲まなきゃ 。
このまま記憶を失ったらどうしよう 。
私の好きなものも 、親も 、兄弟も 、親友も、
この小説も 、みんなも 、
全部私の記憶から消えてしまったらどうしよう。
みんなはいいな 、
私が記憶が曖昧でほぼないのに 、
みんなは思い出話とかしながらお酒を飲むのだ。
いいなぁ、、いいなぁ ……
置いてかないで欲しいなぁ 、、
もし 、 私が 、 全て記憶を失って 、
私でさえも失ってしまった時は 、
本当の孤独なのだろうか 。
何も記憶がなかったら価値はあるのか。
死んでいるようじゃないか 。
記憶があるうちに 、記憶があるうちに 、
全部無駄だとしても 、
みんなを忘れないように紙に書いてポケットにしまおう 。
きっとその紙もなくなってしまうのだろうけど。
大事に大事に持っておこう。
朝が怖い。学校に行きたくない 。生きたくない。
死にたくない。記憶喪失になりたいと言っていたことがかなってしまった。
記憶が全部なくなったら幸せなのにと、
叶いたくない。叶ってはいけなかった。
いや 、 記憶が全てなくなったら 、
純粋なあの頃に戻れるのではないか?
初めからゼロへ。リセットしたとしてもそれはそれでいいのでは無いだろうか。
冗漫きついな、
「 病院 行って 薬頼み するしかないね 、 」
父上は 、 いつもより優しめの声でそう言った。
話していることを何度も繰り返して言ってしまう。
年寄りみたいだと笑われるのではないかって、
もうその話聞き飽きたよと嫌われるのではないかと怯えながら生きていく今日。
あなたにその気持ちが分かりますか?
今が辛いと生きている皆さんへ捧げます、
無理しないで 。
ご飯は美味しい ?
友達と話してて楽しい ?
家族は好き ?
思い出話は好き ?
私は皆さんのことを記憶に残せないけど、
皆さんの中で私を記憶の隅にいさせてください。
皆さんの記憶の隅でだけでもいいから、
呼吸がしたいのです。生きたいのです。
ねぇ 。
今 、
貴方
は
幸せ ?
ほんの少しのストレスでも 、こうなってしまう。
マンボウ系人間なんです。
いつも小説見てくれてありがとう。
愛してる 。
最近小説出せなかったね 。
きっとこれからも期間とか空いちゃうと思うんだ。
それでも 、愛してくれるかな 。
この小説を 。 私の 、 小説を 。
愛してくれるかな、
言い訳のようで、嘘みたいな話だろうけど、
信じなくていいんだ。信じなくても。
それでも心のどこかにおいて置いて。
甘く見るな 。
幸せになってね 。
最高のお別れでは無いけどさ 、
遺言 ? 遺書 、てきな、
しぬつもりは無いけど 、全て失う前にってやつ?
親友には話したし 、 大丈夫っしょ!
みんなは私と同じような人生歩んではいけませんよ?
とりかえしがつかなくなってしまうから。
O*Dはね、たしかに楽しい 。
それでも 、 終わりなんて何となくわかるんだから。
辛かったら相談すること。ここのコメントで吐いてもいいから。
手遅れになる前に。
そりゃ、死ぬよりかは生きていたほうが偉い。
私は「 死ぬよりかは生きていた方がみんなが望んでいるなら 、
生きるために私はこれを飲むんだ」って言い聞かせてるけど、
ただ現実から逃げてる弱虫なだけですからね、
それに 、あれ高いんですよ。地味に。1500円くらいはします。
タバコよりも高いですよ。
だったらタバコ吸えって話ですよね。これ。
やってることはタバコと同じなんですからね、
幸せにおなり 。
コメント
8件
見るの遅れてすみません!!! 私はここあ様もここあ様が描いた小説も全部全部大好きです!!今回も最高でした!!!ストーリーの更新が遅れても絶対に見ますから!
今回も神作ありがとうございます!病み系好物なのでありがたいです!ここあちゃんよさんの書く小説は私の性癖ドストライクなんです!この作品はこれで終わりですか?でしたら次作も気になります!楽しにみ待ってます!
最近、ずっとずっと辛いんです 何をしても、何をしてても そんなときに今私この作品を読んで、正直すごく心にきて泣いてます 他の作品も少しだけ読みましたよ 全部大好きです ちゃんと記憶に残りました きっとずっと記憶に残ります だから、……だからというか、好きにしてもらって構いません いつ亡くなってもいつ浮上してもいいですのでいつまでも作品を新しくても続きでも書いてくださいな