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理不尽な世界の俺たちは

第1話 - 嗚咽が響く寝室に。

2025年07月20日

#実況者界隈

#過激注意⚠️

#奇病パロ

名無しさん

どうもこんにちは、名無しです。累計いいね数500記念に、また新たにシリーズを追加今します……が。最近伸び悩みが激しいので、皆さんにもっと見て頂ける作品作りに取り組むためにも、休む……かもしれません!!まぁ気まぐれ猫でございますので、ご容赦ください。一応奇病パロとなっております。いつもの通り、二次創作ですので、苦手な方はすぐに戻られる事をお勧めいたします。それでは。

夢の世界へ。行ってらっしゃいませ。

｢ゴホｯ…ゲホ。｣

｢風の季節になってきたからこれくらいの咳も当然かぁ。にしても辛いなぁ。｣

そんなことを呟きながらも普通に手にゲームを持ち、遊ぶ俺だが、正直、これは気を紛らわすためだけのもので、すごく辛かった。少し前からよく咳が出るようになった。そして、風呂に入った時に気づいたが、背中に変な突起が付いているのが分かった。特にあまり気にしていないが、少し気になるところもあった。

翌日、背中に激痛が走り、一日中立ってられなかった。病院に連絡して、来てもらったが、医者にとんでもない事を言われた。

｢貴方、黒い羽が生えてるんですけど、これ、どんだけ放置していたんです？｣

｢はｯ…？｣

黒い羽。それが俺の背中から生えてるって？冗談じゃねぇ。ちゃっちゃと治して、どうにかしねぇと。と思ったその時、

｢い”ｯ…!!ぁ”う!!痛い”ｯ…!! ｣

背中に急な激痛が走り、頭がガンガンして、背中が引き裂かれるような感覚に陥った。医者達がなんか言っている気がするが、俺の耳には届かなかった。寧ろ届くはずもなかった。

｢あ”ぁ”ｯがｯぁｯ…!!あ”ぐｯあｯ…!!だすｯ……!!たすげてｯ…!!あ”か”ァ”ｯ…!!｣

俺はそこで意識を手放した。

その後救急車で運ばれたらしく、気を失っている間もずっと悶え苦しんでいたらしい。今はもう背中から美しいと言えるほど立派な黒羽根が生えていて、これは奇病なんだと医者は言う。一応経過観察だそうで、毎日自分の体調の事を書いて、こちらに送ってくださいとだけ言われた。

rdやpnなんかもすごく心配してくれて嬉しい。少しだけ心が楽になった様な気がした。すると、ピーンポーンと音がした。

｢gtー？大丈夫ー？｣

pnが来てくれたようだ。こうやって看病してくれる人がいてくれるのは誇りに思えるほどに嬉しいものだ。そう思いながら扉を開け、無意識に俺の口から出た第一声が

｢うるっせぇんだよ。カスが。お前のことなんで誰も呼んでねぇつの。｣

｢え…。｣

その瞬間、pnはボロボロと涙を零し、崩れ落ちてしまった。違う、違う違う!!そうじゃない!!そんな事思ってない!!なんでｯ…!!そうやって焦っているとまた、

｢目障りだ。失せろ。｣

と、pnに向かって暴言を吐き散らしていた。そんな顔するつもりもないのに、pnの表情を見るに、俺の顔はとんでもなく冷たいんだろうと分かった。えぐえぐ言いながら泣いているpnを見て、血の気が引いた。

違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!

そんなこと言いたいんじゃない!!感謝したい人が、するべき人が目の前にいるのに……!!こんな顔がしたいんじゃない……!!笑いかけてやって、大丈夫って伝えたいだけなのに…!!なんでｯ…!!

すると、また俺の体が勝手に動き、pnの前にしゃがみこんだ。そこで俺が言い放った言葉は、

｢ギャンギャン泣きやがってよォ。ガキみてぇだなテメェは。そんなんだから周りに迷惑かけるんだろう？残念だったな。ガキは家にでも返って、ママにでもおやつ貰って、頭撫でて貰ったらいいんじゃないか？可哀想にね〜wってさぁ。何とか言えよ。オイ、黙ってねぇで何とか言えっつってんだ。うんとかすんとか言ってみろよ。聞いてんのぉ〜？なぁなぁ。こっち向けよォ。｣

pnは俯いたまま、｢ごめん｣と小さく呟いてから、逃げるように去っていった。俺はpnに向かって、煽るような、畳み掛けるような、最低な事ばかりが口からボロボロと零れ落ちるのを見ているしかなかった。俺はベットの上に倒れ込み、放心状態だった。

｢俺は、俺は、違うんだ……!!そんな事、言いたい訳じゃなくて、ありがとうって言いたくて、勝手に口が動いて、だからおれは悪くないけどｯ…!!言っ”たの”はｯ、ぉ”れでｯ……!!でも”ｯ、違くて”ｯ……!!｣

情けない声が部屋中に響き、嗚咽が頭に響いて、罪の意識を感じさせる。俺はpnを泣かせた最低なヤツだ。勝手に口から出てきたと言っても、口から出したのは他の誰でもない、紛れもない自分なのだ。

｢う”ぅｯ……お”ぇ”ｯ…。｣

その日から、自分が食べているご飯の味か、何も感じられなかった。

一旦ここで締めさせていただきます!!ご閲覧頂き、ありがとう御座いました!!気に入って頂けたら、是非、いいねやフォロー、コメントよろしくお願いいたします!!

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