テラーノベル
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「タバコの火、貸してくんね?」
俺とりいちょはベランダで夜風にあたりながら、俺はそう言った。
「…ん、どぞ」
「ありがと」
りいちょはライターを手渡すのではなく、俺の方に顔を向けてきた。
りぃちょの火を使えってことなのだろう。
いちいち文句を垂れるのもめんどくさいし、俺はりぃちょと俺の煙草の先端をそっと当てて、絡み合うようにりぃちょの火で俺は煙草に火をつけた。
いわゆる、シガレットキスだ。
その考えが浮かんだ途端、俺の顔がみるみる赤くなっていくのがわかる。
「なに、照れてんの?」
「ばか、別に照れてねぇし」
りぃちょの口角が上がり、いつものからかいモードに入ってしまった。
「キス、しちゃう〜?」
「するわけねぇだろ!!」
そう言われた途端、俺はりぃちょにキスをされる妄想をしてしまい、またもや顔が赤くなっていくのがわかるし、無意識に唇に指を当ててしまっていた。
「もしかして、期待した?」
「─べ、別にしてな」
俺が言い終わる前に、唇が塞がれてしまった。
「………ん ッ……///」
思わず、吐息が漏れてしまう。
俺の吐息が合図となり、りぃちょの舌が俺の口の中に入ってきた。
ぴちゃり、とみだらな音が漏れでる。
「……ば ッ か ぁ …!!」
俺は急に舌が入ってきた衝撃で、思わずりぃちょの舌を噛んでしまった。
「………ぃ”ッ た” あ” ッ !!!」
りぃちょの肩が震え上がり、涙目になりながら俺を見つめてきた。
「俺は悪くねぇ!!そもそもりぃちょがいきなり舌入れてきたせいじゃけぇ!!」
「それでも舌噛みちぎる勢いで噛むのは違うだろ…!!」
「ばかりぃちょ!!」
「ばかシード!!」
これからも喧嘩ップルが続きそうな二人なのだった…。
コメント
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え、好きです本当に