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#nmmn注意
吉田おいちゃん
吉田仁人side
俺たちは付き合っている。
初めはもちろんメンバーとしか見ていなかったが、舜太に好きだと伝えられたときから変わっていった。
そして俺は舜太の熱意に押し負けたと言うと舜太に悪いが、正直その節もある。だか、俺も舜太を好きになったのは事実だ。
付き合った当初は、毎日のように「仁ちゃーん!」なんて言ってベタベタしてきていた。少し面倒臭い時もあったが、嬉しかった。俺愛されてるなと自覚するほどの対応をしてくれていた。
最近の舜太はどこか冷たい。前までの甘々だった頃は何処へ行ったのだろうか。俺、何かしたのか?でもそんなのは聞ける訳がない。はぁ、もうどうしたらいいものか…
「…どうしたの仁ちゃん。でっかいため息して笑」
「…ぁあ、なんでもねぇよ」
突然話しかけられ少し反応が遅れる。
「…絶対なんかあったでしょ。もしかしてしゅん?」
こいつにはいつも見透かされている
「…まあね」
「なに、なんかあったの?」
そう言って柔太朗は俺の隣に座る。
「まぁ、いろいろあんのよ」
「なんだよ、教えろよ」
言ったら絶対馬鹿にされる。
でも、こういう時の柔太朗は頼りになる。
いい解決策をきっと教えてくれるだろう。
「最近さ、舜太冷たいんだよねー。俺、嫌われたかも」
「はは、そんなことで悩んでんの?笑」
やっぱり馬鹿にされた。こいつに言わなきゃ良かった。
「なに?なんかしたの?」
「なんもしてないと思うんだけどなぁ…」
「ほんとにぃ?だとしたら気のせいじゃない?なんも無いのに冷たいわけないでしょ」
「…たしかにねぇ」
俺なんかしたのか?それとも気のせいなのか?
「吉田さん、次撮影お願いします」
「分かりました。今行きます」
「行ってくるわ」
「頑張ってねよっしー」
俺は胸の奥がどこかざわめいたまま、撮影に向かった。
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