テラーノベル
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koha.
47
ガパオライス
3
鳥の囀りのような声が聞こえる。
俺は朧げな意識の中、瞼を開けた。
叶 「あ、起きた」
目を覚ますとそこにはいつもの叶がいた。
全て夢だったのだろうか。
カナエの最期の表情が頭から離れない。
……たとえ夢だったとしても、これは俺にとって大切な思い出だ。忘れることはないだろう。
ふと手元に目をやると、そこには純白の羽が握られていた。
叶 「ほら、朝から収録なんだから行くよ〜」
葛葉 「……おう」
叶のことをちゃんと見て、カナエのことだって忘れたりしない。
そんな清々しい表情の俺を見て、叶が呟いた。
叶 「……ありがとう、サーシャ」
葛葉 「ぁ? なんか言ったか?」
聞き取れなかったので聞き返してみると、なんでもない顔ではぐらかされた。
叶 「なんでもなーい」
葛葉 「ンだよそれ」
まあ、変に詮索する気もないが。
葛葉 「つか、腹減ったァ〜!」
叶 「そういうと思って、もう作ってあるから早く食べな?」
伸びをしながら話すと、予想外の返答が返って来たので目を輝かす。
葛葉 「まじで! さすがかなえェ〜!」
叶 「はいはい」
叶は呆れながらも、嬉しそうに笑った。
俺はこれからも、叶と一緒に生きていく。
TRUE END.
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お帰りなさいませ、りつでございます。
これにて、『ReveniR』は完結です。
これまでお付き合いくださった方々、本当にありがとうございました。
本編は完結いたしましたが、9行のみのクソ短い番外編がございますので、楽しみにしていただけると幸いです。
また次作でお会いできるのを楽しみにしております。
コメント
1件
うわあ、最終話……TRUE END、お疲れさまでした。羽根を握りしめて目覚める朝のシーン、そして叶が「サーシャ」って囁くあの一瞬、すごく胸にきました。カナエのことは決して忘れない、でも前に進んでいく——そんな静かな強さがにじむラストで、とても満たされた気持ちです。短い物語の中にぎゅっと詰まった、りつさんの誠実さが伝わってきました。番外編も楽しみにしてますね。