テラーノベル
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甲斐田「
不破《
剣持〈
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あんなに優しかった手が今は怖く見える。
「先輩、後輩らしい」 なと思って見つめていた背が恐ろしく見える。
僕の血を舐めたもちさんはヤンデレのようになっている。
いや、元からヤンデレだったか…
学校から帰っている時、
もちさんが僕を見る視線は凄く狂気的だった。
不破先輩にも嫉妬しているのは分かっていた。
だって、僕の部屋にもちさんが仕込んだ監視カメラ(小型)が5つはある。
もっとたくさんあると思うけど。
なんて思いながら抵抗していると丁度良い時に荷物が届く。
僕は近くに落ちていた服を掴み、
玄関に走る。
不破先輩ともちさんは追いかけて来ていないようだ。
僕は玄関のドアを開ける。
そこには日本ではあり得ないような コスプレのような、
服を着ている紳士的な人(?)が、
立っていた。
「あの…どなたですか?」
(こんにちは。甲斐田さんですか?)
「あ…そうですが…」
『今、大丈夫そ?』
「少しピンチでした」
(間に合って良かったです…)
「どういうこと!?」
『甲斐田くんが大人になったらわかるよ。またね。』
「え、ちょっ…!」
2人はそう言って消えていった。
「消えた!?」
僕は2人が何者だったのか、
考えながら不破先輩ともちさんがいる部屋に、
恐る恐る帰った。
「ただいまです…」
《んあ〜、おかえり。》
〈おかえりです…〉
《さっきはごめんな甲斐田。》
「あ〜、別に…」
〈今日は帰ります…〉
「そうですか…また、明日。」
《ごめんな〜。また明日!》
バタン
ドアの向こう側に2人を見送る。
と、言うかさっきの人達は誰だろう…
僕は窓から、外を見つめる。
そこには、さっきの2人が居た。
2人はこちらを見て、微笑する。
その微笑は何かがあるかのようだ。
僕は窓を開け、声をかけた。
「何か御用が?」
『いや?甲斐田クンが可愛いから。』
(そうですね…うっとりです。)
「あえ…」
2人はまた、消える。
あれから、1週間後。
僕ともちさん達とは帰らなくなった。
もちさんは最近、
部活の試合でずっと負けているとよく耳にする。
不破先輩は、先週より静かになって、
まるで別人になったように見える。
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