テラーノベル
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「ごめんな」
色々考えていたはずなのに
その単語がポロリと落ちた
その時、色々頭を駆け巡った。
ぐるぐるして、とても頭が痛いが、
言葉を紡がないと
唖然とした表情を浮かべるゾムに
「ごめん」
…アれ…何を言いたかったんだ…?
何を…
何も思いつかない。
眉を顰め、強まる頭痛と記憶の濃さに、俺は膝から崩れ落ちた
「ッ!先生っ!」
霊なのに…意識が…
そういえば…はじめのあれ以降…落ちたこと…なかった…な…
:
:
暗い。門が閉まってる。
“戻らないと”
足を進める
ー下校時間ーだ。
宿直室と掲げられている場所。
ポケットから鍵を取り出し、開ける
椅子に座り、ぼーっとする
ポタポタと音がなっているが気にしない
「宿直室に先生おるんちゃうん」
そんな声が聞こえた
ガチャリと扉が開いた
金髪のやつと緑のフードのやつと片目隠しのやつ
「ん?あれ?なんだお前ら」
自然と声が出た
「”猿山らだ男先生”!」
………あぁ。全て思い出した
思い出してしまった
早すぎた。
まだ何も伝えれていない
まだやることがある
まだ…まだ…
あいつら全員に
最悪だ、本当に…
“???”は「親が喧嘩をしていて逃げてきた」
と頬を膨らませ、あからさまに怒ってる表現をしていた。
俺は困惑した。親同士の喧嘩から逃れる為”だけ”に
学校の校門の近くで座り込んでいたから。
だから俺は
「しょうがないだろ。どの事で喧嘩してるかは、知らないが喧嘩しない親なんか居ないだろ」
と、まだ小さな子供に、言ってしまった
「!…他は喧嘩しとらんやん!おかしいやん!!
居ない?居るやろ!絶対に喧嘩する訳ないやん!」
と、子供らしい根拠が定まっておらず、曖昧に自身の主張をする。
その後、泣きはしなかったが、
座り込んでいたはずの???は、立ち上がり、走って
何処かに行ってしまった。
…絶対に他に言えることはあった。
だが、今も尚、その正解の解答がわからない。
何故、相手を優先できないのか、
何故、自身の都合や思考を押し付けるのか、
俺は…教師に向いていない。元々目指してなかった
あぁ。回想になってしまいました。
また最初からになります!
お疲れ様です〜
#ロ兄鬼
藍 低浮上
131
#青井らだお
藍 低浮上
100
ちた𓂃 𓈒𓏸
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コメント
1件
(読み終えた直後、静かに息を吐く) ……うわ、これ、くる……。 「ごめんな」ってぽろっと落ちたところから、もう胸がぎゅっとなった。先生が何を言おうとしてたのか、自分でもわからなくなって膝から崩れるシーン、すごく生々しくて苦しかったよ。 回想パートの子供とのやり取りも、先生の「教師に向いてない」っていう自己否定にじわじわ刺さる……。お前ら全員に伝えたいことがあるのに、まだ何もできてないって焦ってるのが本当に切ない。 早すぎた、って言わせないでほしい……。続き、静かに待ってるね。