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夕食も終わり、リビングのソファで何気ない会話をしてた時だった。
柔「そういえば、聞きたいことがあったんだけど。」
吉『どうしたの?』
柔「このさ、母子手帳って何で2冊あるの?」
吉『へっ?』
柔「いや、普通1冊じゃないのかなって?」
吉『あれ?言ってなかったけ?2人と一緒で双子だよ?』
勇「ま、まじでっ!?」
柔「!!?」
今までソファにゆったり寝ていた勇斗が、飛び起きてこちらを見ている。
吉『うん。性別はどっちかわからないけど、双子は確定だよ。』
勇「まじかぁー。めちゃくちゃ嬉しい。」
柔「俺たちと一緒か〜。」
ニコニコと笑いながら俺を挟みお腹を撫でる2人。
名前何にするかなぁ〜。服も沢山買わないとなぁ〜とか2人で話している姿にふふっと声がもれた。
吉『まだ、性別もわかってないのに笑。気が早過ぎ笑』
とか言いながら俺も早く会いたいなぁ〜と言う気持ち。
勇「そう言えば、出産する前にもう一度。検査してみない?」
柔「たしかに、、、俺たちの信頼おける先生いるから。しっかり診てもらおう。」
吉『そうだな、、、俺もその先生に診てもらうよ。』
1週間後紹介のもと医療機関を受診した。
2人は抜けれない仕事があるため俺1人で受診している。
吉『失礼します。』
先「今日は検査お疲れ様でした。これが、結果です。俺もこの業界で働いていて初めてのケース。」
先生から渡された紙には、
【Ω ランクEX (特例)】と書かれていた。
先「本当に珍しいランクだよ。元々Ωはこの世界に10%もいない。その中でEXとなると、0.01%くらいと言ってもいいくらい希少だよ。」
吉『そうなんですか?でも、何で学生の時はランクD以下の圏外だったんですか?』
先「君が学生だった時は、ランクEX自体判断する検査がなかったんだと思う。」
吉『そうなんですね。』
先「それとね、ΩのランクEXってのは特徴が、あるんだ。抑制剤を飲んでもあまり効果がなくて、周りにフェロモンを撒いてまう。そして、運命の番じゃないと相手のフェロモンを受け入れられないんだ。」
吉『….。』
先「思い当たるみたいだね。本当に苦労したんだね。俺は2人をずっと見てきた、あいつらのランクも珍しいから苦労したと思う。でも、2人が吉田くんに出会えてよかったと思うよ。」
吉『ッ、、、グスッ、、ありがとうございます。』
先「俺はいつでも君たちのサポートするからね。」
先生の温かい言葉に涙しながら、病院を後にした。
ガチャ
ドタドタと走って入ってきた2人
勇・柔「「ど、どうだった!?」」
吉『ふふっ、2人とも落ち着いて。』
2人が座ると一枚の紙をテーブルに置いた。
勇・柔「「ランク…EX(特例)??」」
吉『そう、圏外じゃなくて、EXっていう珍しいランクらしいよ。人を寄せ付けるけど、運命の番じゃないと、フェロモンを受け入れないんだって笑。俺さ、今まで何でこんな不自由なんだろって何回も思った。』
柔「仁ちゃん、、、。」
吉『見てこれ。』
俺の手には無数の傷が見えた、今までは包帯や大きいガーゼで隠していたから、2人は知らなかったと思う。
勇・柔「「ッ!!!」」
吉『俺さ、何度も死のうとした。こんな世の中ならいつ死んでもいいって。抑えられないフェロモンをどうにかしたくて、抑制剤を大量に飲んだ時もあったよ。本当に危ない時だってあった、、、。でも、今は死ななくてよかったと思ってる、、、、グスッ、、じゃないと2人に会って、こんな幸せ感じれなかったから、、、ッ
、、。』
その瞬間2人にふわりと抱きしめられた。
勇「生きててくれて、ありがとう。」
柔「これからは、俺たちが幸せにする。」
俺は幸せを噛み締めながら涙を流した。
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