【竜蘭】
この連載全ての話を通しての注意です。
・病み
・リスカ
・過呼吸
・不憫
・捏造しかない
・記憶喪失
・キャラ崩壊
・誤字脱字
*天竺平和軸
*幼少期捏造あり
◎今回から突然ルームシェア(?)設定です
(同じマンションで部屋は別)
話の内容わかりにくい所あるかもです💦
その他なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
竜胆「兄ちゃん!」
りん…どう…?
竜胆「ほら、早く起きて!今日は兄ちゃんが好きなやつ作ったから!一緒に食べよ!」
なんで、俺のこと…
竜胆「明日は何しよっか?どっか行く?それとも家でのんびりする?」
よく分からないけど…
…幸せ、だな…
…あぁ、そっか
蘭「…夢、だよね。ははっ…何期待してんだろ…馬鹿みたい…」
また、生き延びちゃったんだね
予定では俺はもう死んでるはずだったのに
昨日は楽しかったし、なんの心残りもない
だから、今日こそは死ぬ。
早く消えなきゃ、
蘭「…よし、」
ガチャ…
トコトコ
こんな時間だし誰にも会わないはず…
ココ「蘭、久しぶりだな…!ところでこんな時間に起きてるなんて珍しいな。何かあったか?」
え…なんで…
いや、誤魔化せば大丈夫…
蘭「ぁ…え、と…」
ココ「ゆっくりで大丈夫だぞ…」
蘭「ぁ…ッ、そ、外の空気…吸いた、くて…」
ココ「そうか、何か欲しいものとかあるか?」
蘭「だい、じょぶ…」
ココ「分かった。じゃあまた後でな、」
蘭「ぅん…」
バレてない、よね…?
やっぱり人前だと上手く喋れなくなってる…
ちゃんと…話せてたかな、、
…でも、もう関係ないよね、
早く、一刻も早く、
トコトコ
ガチャ…
今度こそ、絶対に…
蘭「…空、綺麗だなぁ…」
ポロポロ…
蘭「え…なんで…涙…?」
何に対する涙…?
怖いの、?怖くなんてないよ…そんなはずない…
これは俺が望んでたこと、なんだから…
竜胆「うん、綺麗だね」
え…なんでここに来たの…?
竜胆「兄ちゃん、」
なに…なんで近づいてくるの…
竜胆「あの時怪我なかった…?大丈夫だった…?」
蘭「ぇ…、?」
あの時…?事故のこと…?
竜胆「あ、急に言われても困るよね、、」
蘭「ぅ…」
怖い…なに、?何がどうなってるの、?
もし、竜胆に記憶が戻ってたとしたら…?
怒られる…嫌われる…!
竜胆「俺ね…」
蘭「ひぅ…」
ダダダダ
竜胆「ちょ、兄ちゃん!!」
怖い、怖い!
助けて…誰か…
ボフッ
蘭「いっ…」
三途「うおっ…あ、蘭!大丈夫か?」
蘭「あ…ごめ…」
三途「謝んなくていいよ、そんなに急いでどうした?」
言ったら助けてくれるの、?
蘭「あ…あの、…」
…俺、何から逃げてるんだろう
竜胆の記憶が戻ること望んでたはずなのに
なに、してるんだろう…
三途「どうした、?何かあったんじゃないのか?」
蘭「なん、でもない…」
俺ってほんと馬鹿だなぁ…
もう飛び降りるのやめよ…
部屋に縄あったっけ…?
ガチャ
三途「蘭!」
ごめんなさい、
…
イザナ「じゃあ竜胆は記憶が戻ったってことで間違いないな?」
竜胆「うん…」
獅音「どうした?元気ねぇけど」
鶴蝶「どこか痛むか?」
竜胆「ううん、」
ガチャ
三途「なぁ、さっき蘭に会ったんだけどさ…
あ、竜胆どうした?」
ココ「竜胆の記憶が戻ったらしい」
三途「マジで?!」
竜胆「うん、おかげさまで」
イザナ「それで蘭がどうした?」
三途「あ、そうそう。なんか元気なかった」
獅音「最近はずっとそうだろ…」
竜胆「…」
三途「そういうのじゃねぇんだっての。何かあったのか聞いたら最初は話そうとしたのにやっぱ良いって言われたんだよ」
鶴蝶「話そうとした時点で珍しいな…」
イイザナ「竜胆、お前蘭に会っただろ」
竜胆「え…」
竜胆「う、うん…会ったよ…」
イザナ「それはどこでだ?」
竜胆「…屋上」
三途「また…!?」
イザナ「その時の蘭の様子は?」
竜胆「俺が話そうとしてたことを察してたんじゃないかなって感じ。あと…なんか…避けられた、って言うか…」
ココ(それで落ち込んでんのか…)
イザナ「なるほどな、」
鶴蝶「これからどうするか、だな…」
竜胆「兄ちゃんの部屋行って話すしかなくない?」
獅音「それがさ、あいつずっと鍵閉めて引き篭っちまってんだよ」
竜胆「え…」
三途「もうかれこれ3日くらいな」
竜胆「…開けて、くれないの…?」
ココ「あぁ、ずっと声掛けてたけどダメだった」
竜胆「…」
竜胆(兄ちゃんと2人で話したい…けど…)
イザナ「でも竜胆の記憶が戻った時点で退院できんだから、話はとりあえず家に帰ってからでいいんじゃねぇか?」
竜胆(!気利かせて言ってくれたのかな…?)
鶴蝶「そう、だな…竜胆、蘭のこと頼めるか?」
三途「まず部屋から出て車に乗ってくれるかも怪しいぞ…」
獅音「流石に家じゃねぇんだから出ろって言われたら出んじゃねぇか…?車は別として…」
竜胆「大丈夫、俺が何とかするよ」
イザナ「じゃあ頼んだ」
竜胆「うん、」
コンコン
竜胆「兄ちゃん、俺だよ」
やっぱ出てきてくれないよね…
鍵も閉まってるって言ってたし…
ガチャ
え、、開いたんだけど。鍵閉めてるんじゃなかったの?え?
というか…なんで電気つけてないの…暗くて何も見えない…
竜胆「にいちゃ…」
蘭「なん…ぇ、?りん…ッ、」
竜胆「あ、勝手に入ってごめん…兄ちゃん、大丈夫だから…」
蘭「…出てって…」
竜胆「もう家に帰んないとだから、兄ちゃんも出てきて、?」
蘭「っ…準備、する、から…出てっ、て…」
竜胆「うん、ありがとう」
蘭「な、んで…近づいてくる、の…?」
竜胆「ゴミついてた」チクッ
蘭「へぁ…ッ」
バタッ
竜胆「…ごめんね。」
この睡眠薬の効果は約2時間しかない。でも兄ちゃんが起きる頃には家に着いてるかな。
さて、電気つけて…
パチッ
竜胆「よし、」
竜胆「え…?」
こ、れ…リスカ…、?
血…量、やばい…
なんで…?何があったの、?
どうしたら…
三途「竜胆?え、入れたのか?やっぱ竜胆はちげぇ…な…」
竜胆「三途…!」
三途「なんだよ…それ…」
竜胆「グスッ…どう、しよう…ッポロポロ」
三途「まて、、蘭は寝てるな、?」
竜胆「う”ん…」
三途「じゃあ寝てる間に手当しちまおう。で、手当て終わったら鶴蝶とイザナに蘭を家まで送って貰う。その間俺達で部屋の掃除だ。分かったか?」
竜胆「わがった”…」
三途「よし、泣くな泣くな…」
三途「とりあえず連絡入れといたからな」
竜胆「ありがと…」
…
ココ「…三途、、これ本当に全部…」
三途「…恐らくな。」
獅音「竜胆…大丈夫か…?」
竜胆「…」
三途「竜胆、お前は悪くない…」
竜胆「何がいけなかったの…?俺はただ兄ちゃんに笑って欲しかった…俺はただ兄ちゃんを守りたかっただけなのに…!!」
ココ「竜胆…」
竜胆「せっかく…やっと少しずつ笑ってくれるようになったのに…!!なんで…なんで…!!」
獅音「おい竜胆…!!」
竜胆「っ…ごめん…」
ココ「よし…これで大丈夫だろ、」
三途「少し休んだら俺らも蘭達のとこ行くか」
竜胆「…うん」
…
三途「着いたぞ」
ココ「竜胆、着いたって」
竜胆「…ありがと」
獅音「大丈夫だって…!」
竜胆「うん、、」
イザナ「遅かったな、」
三途「あぁ、蘭は?」
鶴蝶「起きてるぞ。だいぶ落ち着いたみたいだ」
ココ「蘭は大丈夫なんだな…よかった…」
イザナ「…竜胆はそうじゃねぇってことか」
獅音「まぁ…」
蘭「大将…鶴蝶…?なんかあったの…、?」
鶴蝶「蘭…大丈夫だよ。」
蘭「そう…?」
イザナ「部屋戻ってろ、すぐ行くから」
蘭「う、うん…」
…
竜胆「…兄ちゃんは」
イザナ「今のとこ大丈夫そうだ」
竜胆「…腕は、」
鶴蝶「…大丈夫だ」
竜胆「俺のことは」
イザナ「…」
竜胆「なんで何も言わねぇの?」
鶴蝶「…」
竜胆「俺に言えねぇような事なのかよ?!なぁ!?」
三途「竜胆落ち着けって!!」
どうしよう。すごく怒ってる。
何があったんだろう…?
蘭「怖い…」
ココ「蘭、竜胆と…少し話せるか?」
蘭「え…」
ココ「…だめ、か、?」
蘭「…」
竜胆は__
俺のこと嫌い、なんだよね、
俺と喋ったら嫌な思いしちゃうよね、
だって俺のせいであんな…
ココ「悪い…嫌なら無理にとは言わない…」
蘭「竜胆が…嫌じゃない、なら俺はいい…」
ココ「…自分の意見を尊重しろ」
蘭「いいの、本当に…」
ココ「…わかった…」
ガチャ
イザナ「蘭…」
三途「九井…」
ココ「…」
竜胆「…にいちゃん、、?」
蘭「…ッ」
ココ「大丈夫だ コソッ」
蘭「ぅん…」
どうしよう
何を話したらいいの…?
みんな黙ってる…怖い…
竜胆は…怒ってる、よね…?
怖い、怖い…
…でも、、話さなきゃ、だよね…?
少しでもいいから…
竜胆「あ、えっと…兄ちゃん…」
蘭「ビクッ…は、はい…」
竜胆「…」
竜胆「あ…えっと…」
イザナ「さてと、行くか」
鶴蝶「…? …あぁ、!行くか」
蘭「え…ぁ、えっ…」
ココ「大丈夫だ、近くにいるから コソッ」
蘭「ぅん…」
三途「蘭泣かせんなよ コソッ」
竜胆「ありがと、」
…
2人になっちゃった…話しやすくしてくれた、んだろうけど…やっぱ怖い…
話さなきゃ、、なにか…
竜胆「えと…とりあえず座ろ?」
蘭「は、はい…」
竜胆「そんなに緊張しないで…?大丈夫だから」
蘭「う、ん…」
怖い…ココ…三途…
誰か…
竜胆「兄ちゃん…」
蘭「ぇ…?」
抱きしめてくれるの、なんで?
あったかい…
ちゃんと、竜胆、なんだ…
怖くなくなった…
竜胆「兄ちゃん、、ごめんね」
蘭「…?」
竜胆「ごめん、ごめんね…」
蘭「なん、で…?」
竜胆「腕…そんなになるまで思い詰めさせて…」
あ…見られたんだ…
引かれた…?
蘭「ごめん…なさい…」
竜胆「なんで謝るの?」
蘭「引いた…でしょ、?」
竜胆「引くわけないじゃん!」
蘭「ぅ…」
竜胆「大丈夫だよ…もう辛い思いさせないからね…絶対絶対笑わせてあげるからね…」
やめて
優しくしないで
これ以上…
生きたいって思っちゃうじゃん…
竜胆「泣きたかったら泣いていいんだよ、?」
蘭「なか、ない…」
竜胆「…」
あれ…怒らせちゃった…?
蘭「ごめ…」
竜胆「もしかして泣いたら迷惑かけるって思ってる?」
蘭「え…?」
竜胆「…図星か」
蘭「えっ…と…」
竜胆「誰にも迷惑なんてかけてないよ。」
蘭「そんなこと…ない…」
竜胆「どうしても迷惑かけてるって思うなら、俺の前でだけ泣けばいい」
蘭「でもそしたら竜胆が…」
竜胆「俺は兄ちゃんの全てを受け止めるよ。それに、俺にはいっっぱい迷惑かけていいよ」
蘭「なん、で…、」
竜胆「兄ちゃんが大好きだからだよ、これが理由じゃダメ?」
蘭「ポロポロ…」
竜胆「大丈夫、大丈夫…」
蘭「りん、ど…ポロポロ」
竜胆「なぁに?」
蘭「も、すこし…このまま…」
竜胆「いくらでも。ずっと離さないよ」
蘭「あり、がと…」
竜胆「…寝ちゃった」
これ…ファンデしてんな
って事は寝れてない…
ここは引っ掻いた跡…
目は腫れてるから1人の時はずっと泣いてたんだろうな…
相当辛かったんだろうな…
でも…なんでだろ…?
何かあったのかな…?
後で三途達に聞いてみよ
ここまで〜
遅くなってごめんなさい💦🙏
話噛み合ってない所あったら申し訳ない…
あと2話くらいで完結かな〜って思ってます
ばいばーい
コメント
10件
うわぁぁ見るの遅くなっちゃった😭 今回の話も最高すぎる! 竜ちゃん記憶戻って良かった! 蘭ちゃんが泣いてるのめちゃくちゃ最高ԅ(*´﹃`*ԅ)グヘヘ 好き(/ω\*)
見るの遅くなっちゃいましたぁ! 竜胆も苦しんでる感じも良き!