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付き合ってる🍳と🎰がどっちが上なのか㊙️と🌸に議論される話(と、本人たち)※cpは多分どちらでも解釈できる、と思います
生産元はニキ燐派で、ニキ燐だと思って書いています
ちなみにどっちが上かは出さないのでお好きな方で解釈してください
🌸と㊙️はそんな事話さないだろとも思ってもそこは見逃してください
会話文多め(と言うか前半会話文しかない)
そのことも踏まえてみてください!
「なぁ、燐音はんとニキはんって、どっちが攻めなんやろか」
「桜河??」
「いきなりそんなこと言い出してどうしたのですか??」
「動揺しすぎやで、HiMERUはん」
「いきなり桜河がそんな下世話な話をするとは思わなかったのでつい…」
「わしだって普通にそう言うことも話すで??」
「えぇ…すみません」
「ええけど」
「で?天城と椎名がどちらが攻めか、と言う話でしたよね」
「おん」
…何が楽しくて同じユニットのメンバーが受けか攻めか話さなければいけないのでしょう。いや、桜河だからいいのですけれど、、
「これが天城だったら手が出てたのです」
「そんなに嫌ならこの話せんくてもええよ?」
「いえ、すみません…」
いけない、本音が出てしまった。絶対天城ならダル絡みしながら「俺っちとニキきゅん、どっちが攻めだと思うゥ〜?」なんてニマニマしながら言ってくるんだろうな。腹が立つ。
「いや、ええけど、わしがこの話し始めたしなぁ」
「…桜河はどっちが攻めだと思うのですか?」
「わしはやっぱり燐音はんやと思うわ、いつも余裕持ってリードしてる感じがあるやん?」
「まぁ天城の方が年上ですしね」
「HiMERUはんは?」
「…HiMERUは、案外椎名な気がするのです」
「!なんで?」
「天城は見かけによらず結構初心なところがありますし、椎名はそれに慣れているというか…」
「あぁ…確かに」
「まぁ天城が初心でもかわいくともなんともないのですが」
「21歳成人男性やしな」
「まだニキはんのほうが可愛げがあるわ」
「同感なのです」
「…結局、どっちなのでしょうか」
「さぁ?それは本人に聞かんとわからんやろ」
「それはそうなのですが…」
「ま、どっかで聞けばええやろ」
「…ですね、特に気になることでもないですし」
「わしが言い始めといてなんなんやけどな」
「いえ、…なら、どちらかはわからないと言うことでこの話は終わりで」
「おん、そうしよか」
「ですね」
___
_____
「ニキきゅん♪」
「うげ、なんすか?」
「言っておくけど、お金は貸さないっすからね!」
顔を顰めながらニキは言う。
恋人にこんな扱いするなんて…なんて思ったが、それを言ったところでいつもの行動を改めろと言われるだけなのはわかっているので言わないことにする。
「ちげェよ、メルメルとこはくちゃんが俺っち達がどっちが受けでどっちが攻めか話してたの聞いたンだよ」
「あの2人がぁ?あんま想像つかないっすね」
「俺っちも〜」
「だから話してんの聞いた時には驚いたぜェ」
「結論はどうなったんすか?」
「どっちかはわからないって事で終わった♪」
「まじすか」
「あ、でもこはくちゃんはニキが受けで、メルメルは俺っちが受けだと予想してたぜェ?」
「HiMERUくんが燐音くんのこと受けなんて言うと思わなかったっす」
「なんでだよ、俺っちはいつでも可愛い燐音クンだろォ?」
「可愛くないっす」
「ニキきゅん酷〜い」
「そんなんしてっと嫌われんぞ」
「燐音くんは絶対に僕のこと嫌いにならないって知ってるんで」
「…へェ〜?」
柄にもなく赤面しちまったじゃねェかよ、クソ
たまに見せる甘さが俺っちの調子を狂わせるんだ
「なはは、照れてるっすね〜」
「…普通照れてて可愛いくらい言うんじゃねェの?」
「まさか、燐音くんは可愛くないっすよ!」
「酷」
「…まぁでも、見かけによらず初心なところは本当にちょっとだけ可愛いと思いますよ、悔しいけど」
「!きゃはは、そうだろそうだろ♪」
「でも、アンタ可愛いよりもかっこいいって言われる方がいいタイプじゃないんすか?」
「…まァ?」
「…いつもはダメなヒモっすけど、たまに僕をリードしてくれる時とかはちょびっとだけかっこいいっすよ」
「なんだよニキきゅん、今日は良く褒めんな…♪」
「やっと俺っちの良さに気づいたか、遅かったなァ」
「全然そんな事ないんで安心してくださいっす」
「というか、そんなのとっくに気づいてるっすよ、気づいてなかったら付き合ってなんかないっす」
「…ふーん?」
柄にもなく赤面パート2。
くそ、かっこいいな…いつもは可愛い顔してるくせして言動はいちいちカッコいいの、ムカつく
「ま、話は戻りますけど、…」
「…こはくちゃんたちに答え合わせ、してあげましょ?」
「…だなァ♪」
…メルメルとこはくちゃん、どっちの予想が合ってたのかは秘密。
もしかしたらどっちもちがってたりしてな?
俺はそう思いながらニキと一緒に2人のいるところへ
“答え合わせ”に向かった
完