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今日も眠れません。「今日も」なんて言い方はもう的確ではないかもしれません。でって私は生まれてから一度も眠ったことなんてないんですから。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーーこれを辛いとは思ったことはありません。~ーーーー私にとってそれが当たり前なのです。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーーきっとあの人の悩みもなくしてくれるでしょう彼女は明日ここに来るはずだから、その時にでも相談してみよう。
私の親友、魔道師エルルカ=クロックワーカーに。
私は生まれた時から眠れませんでした。それは私にとっては当然のでしたが、他の人にとってはそうではなかったようです。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー私はある日、この町で一番大きな家に住む貴族の家に連れていかれました。そこで私はあの人に出会いました。あの人は青い髪の少年でした。
~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー彼のことが好きにななりました。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー彼はたくさんのことを教えてくれました。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー手のつなぎ方、キスの仕方─。彼がプレゼントしてくれた木の指輪を私は今でも大切に持ってます。「大きくなったら結婚しよう。」と 言われた時、私に断る理由は
ありませんでした。
そしてついに現実となりました。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー私は彼の妻になりました。マルガリータ=~ーーーーはマルガリータ=ブランケンハイムになったのです。私は幸せになりました。ええ、きっと、そのはずです。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー彼はあの時の約束も、木の指輪のことも忘れてしまっていたのです。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~
時々考えるのですが、愛とは一体何なのでしょうか。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー愛は必ずしも必要なものではありません。 愛などなくても人は生きていけます。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー私は愛が欲しいのでしょうか。それとも与えたいのでしょうか。おそらく両方でしょうが、彼が私に愛をくれないならば、それはそれで構いません。私がその分、二倍の愛を彼に差し出せばいいのですから。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー私にとってエルルカは友達です。~ーーーー~ーーーー彼女とはもうずっと昔から友達だったような気がします。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー私は自分のことを、ずっとお飾りの人形(ドール)のようだと思っていたのです。~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー~ーーーー私のお母さん─どんな人だったでしょうか。忘れてしまいました。もしかしたらお母さんなんていなかったかもしれません。