この作品はいかがでしたか?
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早速1話目です!
メイン→sha
サブ→sm
今回は平和です
それではどうぞ!
shaside.
sha「なぁきんとき」
kn「ん?どうしたの?シャークん」
オレは、とあることを相談しに、医務室にいるきんときのもとを訪ねた。
sha「……スマイル、無理してない?最近もずっと情報管理室に引きこもってるし……」
kn「あー、それね。俺も前に言ったんだけどね。国のため、って言って聞かないの。……目の下に深い隈作ってるシャークんが言うことでもないと思うけど」
sha「う…………」
スマイルはこの国の情報管理担当だ。
スマイルが他国の情報を提供してくれるから、オレたちは今まで戦いに勝てたと言っても過言ではない。
でも、無理するのは話が違うじゃん。
多分スマイルは、相当無理をしている。
最後に顔見たの、いつだっけ?
もう1ヶ月くらい見てないような気がする。
ご飯は必ず6人で食べるって約束だけど、インカムで連絡しても『まだ仕事があるから』の一点張り。
sha「国のために頑張ってくれるのは本当にありがたいと思ってるけど……無理はしてほしくない。」
kn「そうだよね……もういっそのこと、シャークんの気持ちを伝えてみたら?」
sha「え?」
kn「多分、俺が言っても聞かないから。普段何も言わないシャークんが伝えれば、きっと何か変わるよ」
sha「そっか……じゃあ、伝えてみる。それで何か変わるなら」
kn「うん。俺からも、よろしくお願いするよ」
sha「りょーかーい」
kn「……今度スマイルに会ったら説教だな……」
あーあ、可哀想なスマイル。
✧• ───── ✾ ───── •✧
sha「スマイルー入るぞー」
sm「勝手にどうぞ」
sha「ホント素っ気ない返事……」
1ヶ月ぶりに見たスマイルは、前の姿からは想像できないくらい痩せ、目の下にはオレと負けず劣らずの深い隈ができていた。
sha「……お前、無理してないか?もうずっと寝てなさそうだし……」
sm「……国のためだから。俺は実戦じゃ全くお前たちの役に立てない。だからこの分野でお前らを手助けしたいだけだ」
sha「でも……無理して倒れたら本末転倒じゃん。きっとNakamuにもきんときにも怒られるよ」
うちの国の総統────Nakamuは、誰かが無理をするとすごく怒る。
だから、もう既に『今度スマイルに会ったらいっぱい怒ってやる!』って言ってうるさいのなんの。
sm「う…………それは……ちょっと……」
sha「だろ?だから今日は……」
sha「オレと一緒に国の中を散歩して、スマイルの好きなものを食べよう」
sm「……は?俺は仕事しなくちゃ……」
sha「Nakamuときんときに怒られても知らねー」
sm「あーー、わかったわかった。今日だけな。」
sha「よし、じゃあ、行こ」
Nakamuときんときに怒られるの、そんな嫌なんだ……
今度無理したらまた言ってやろ。
✧• ───── ✾ ───── •✧
sha「……着いたぞ。ここ、オレが見つけた場所なんだ」
sm「へぇ……こんなところあったんだ……」
オレがスマイルを連れてきたのは、国の端の方にある小さな原っぱだ。
sha「1人で訓練できる場所を探してたら、たまたま見つけたんだ。オレとスマイル以外誰も知らない秘密基地だ」
sm「……なんだかここ、落ち着くな」
sha「だろ?……スマイル、今食べたいものとか、ある?」
sm「え?今か……うーん……駄菓子」
sha「言うと思った。持ってきたぞ。一緒に食べよ」
sm「ん」
sm「あのさ、シャークん。」
sha「ん?なに?」
sm「俺のために……ありがと……」
sha「全然!気にするなって。オレが勝手に心配しただけだし。スマイルには、たくさん頑張ってもらってるから。」
sm「……これからは、無理しない程度に頑張るよ」
sha「ああ。程々にな。よろしく」
✧• ───── ✾ ───── •✧
sm「……ただいま……」
nk「あ!スマイル!どこ行ってたの!?」
sha「オレと一緒に息抜きで散歩してた」
nk「よかった……ちゃんと休んでくれたんだ……」
kn「あ、スマイル久しぶり。ちょっとそこに座ってくれるかな?」
sm「はい……」
kn「お前は無理しすぎ。国のために頑張ってくれるのはありがたいけど……~~____…………」
始まった。きんときの説教タイム。
怒ると怖いんだよな……きんとき。
まぁでも、なんだかんだでスマイルもきんときも嬉しそうだし、まぁいっか……
はい!どうだったでしょうか!
軍パロ初めてなのでまだあんまり慣れませんが……
これからもマイペースに投稿するので、よろしくお願いします🙏
それでは👋
コメント
13件
shkさんとsmさんいいなぁ尊い
神ですね…… knさんの説教ながいんだろうなあ、()