この作品はいかがでしたか?
404
この作品はいかがでしたか?
404
今回ちょっと重めです
Broooockさん、シャークんさんがメインです
⚠流血表現あり
割とグロいかも
brside.
nk「Broooock、シャークん。ちょっといいかな」
br「いいよぉ〜どうしたの?」
戦いもここしばらくなく、せっかくだしということで僕はシャークんと手合わせをしていた。
そんな時、うちの国の総統様────Nakamuに声をかけられた。
nk「戦いのことで話がある。総統室に来て」
sha「りょーかい」
✧• ───── ✾ ───── •✧
nk「で……今度の戦いの話なんだけど……」
nk「相手はそこそこ強い国でさ」
nk「でも、その日きりやんとスマイルは別の任務があって。ていう事情で、2人でその任務に出向いてほしいってわけ」
br「なるほどね。了解」
sha「久々に暴れられるぜ!」
br「楽しみだなぁ〜!」
僕もシャークんも、久しぶりに戦場に出向いて戦えることをすごく楽しみにしていた。
────この時は、あんなことになるなんて微塵も思ってないのだから……
✧• ───── ✾ ───── •✧
相手国の戦法はヘリコプターや戦車もバンバン使ってくる厄介なものだった。
けど、シャークんの得意な近接、僕の得意な遠距離でどうにか残り戦車1台分になった。
br「シャークん!僕遠くから狙うから!!近くで始末しやすい敵、よろしく!!」
sha「りょーかい!!」
……お、シャークんバンバン殺してるねぇ♪
じゃあ、僕も……
sha「……Broooock!!!前っっ!!!!」
br「え……」
気づくと、目の前には銃を構えた敵の国のヤツがいた。
……ヤバい……!!避け切れない……!!!
br「………………あれ……っ……?」
死んで……ない……?
目の前には、シャークんの小さな背中。
地面にぽたぽたと垂れる血液。
sha「……はぁっ……はぁ……Broooock……オレのことは…ほっといていいから……あと3人……敵がいる……」
sha「コイツは……もう……頸動脈を切ってあるから……」
sha「……今ので……目が潰れた……あとは……頼むぞ……」
br「……は……なんで……目……潰れた……?」
sha「いいから……!!!早く行け……!!」
br「……ごめん……シャークん……」
……もしかして、あの遠い距離を一瞬で走ってきた……?
足が速いシャークんなら、十分に有り得る。きっとそうだろう。
でも……なんで僕なんか庇って……!!
……いや……今はそんなこと考えてる暇はない……
早く敵を殺して……国に帰らなきゃ……
✧• ───── ✾ ───── •✧
br「…………ただいま、戻りました」
kr「おー、おかえり……って……シャークん!?」
国に帰って一番最初に出迎えてくれたのは、夜ご飯の準備をしているきりやんだった。
いつもはあんまり焦らないきりやんがこんなにも焦っている。
……僕、本当にやばいことしちゃったんだ…………
……いっそ……もうこの国から出ていった方が……
kr「Broooock!!ぼーっとしてないで早くシャークんを医務室に連れて行け!!」
br「ぁ……うん……じゃあ、行ってくる」
kr「行ってらっしゃい」
✧• ───── ✾ ───── •✧
krside.
kr「…………?なんだかBroooock、変だな……」
珍しく目が虚ろだった。
戦いでなにかあったんだろうか……?
kr「ちゃんと見てなくちゃ」
✧• ───── ✾ ───── •✧
knside.
br「……きんさん、入るね」
kn「どうぞ〜」
br「…………シャークんの……治療……お願い……」
……?なんだかBroooock、元気がない……
いつもなら『きんさ〜ん!!怪我しちゃったぁ!』
とか、
『シャークんが怪我しちゃった!!』
とか、戦いのあとは嬉々として医務室に入ってくるのに。
今日はなんだか、おかしい。
でも、ここは普段通りに接するべきかな……
kn「……あ、もしかして、目を撃たれちゃった感じ?」
kn「……左の眼球、かなり傷ついちゃってるね……」
br「僕の……せいだ……」
kn「え?」
br「シャークんは……僕を庇って……目…撃たれちゃった……から……」
br「僕がダメなせいで……シャークんは……」
あ、だからか。
シャークんは、Broooockを庇って怪我をしたから、Broooockはこんなに落ち込んでるんだ。
でも、Broooockはいつも国のために頑張ってくれてるし、
シャークんだってきっと、Broooockのことを守りたかったから、身を呈してこんな大怪我をしたんだ。
kn「……それ、シャークんが起きてから、目の前で言える?」
br「え……?なんで……?」
kn「きっとシャークんは、『お前のせいじゃない、オレが悪いから』って、怒るんじゃない?」
kn「俺も、Broooockが悪いわけじゃないと思うよ。シャークんは、きっとBroooockのことが大切だから庇ったんだと思うし」
br「……………………そっか……」
kn「だから、そんなに落ち込まないで。自分のせいで仲間が怪我したら、落ち込んじゃうのはわかるけど。」
kn「ずっとそんな顔してたら、シャークんが悲しむよ」
kn「安心して。シャークんは必ず、俺が治療してみせるから」
br「……ありがとう、きんさん」
✧• ───── ✾ ───── •✧
brside.
……僕のことが大切だから、か……
戦いの時はそう思ってくれてたかもしれないけど、
きっともう違う。
シャークんは目が覚めたら、きっと僕を責め立てるに違いない。
『お前のせいでオレは大切な目を怪我したんだ!!』
『お前なんか庇うんじゃなかった』
そう、言われてしまう気がする。
……あぁ……シャークんの顔を見るのが……怖いなぁ……
br「……ごめんね……みんな……」
br「…………僕……この国を出ていくよ」
さすがに長いので一旦ここで切ります
続きはまた後日✨
コメント
6件
ふぁぁぁぁあ((ドンドンドンドンドン (嬉しさで叫びと喜びの台パンした人)精神よわよわbroooock大好き……
Brを庇うshかっこいいです、、 Br出てかないでほしい…、