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3 - 第2話 「大切だから」前編

♥

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2023年07月05日

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今回ちょっと重めです


Broooockさん、シャークんさんがメインです


⚠流血表現あり

割とグロいかも




brside.


nk「Broooock、シャークん。ちょっといいかな」


br「いいよぉ〜どうしたの?」


戦いもここしばらくなく、せっかくだしということで僕はシャークんと手合わせをしていた。


そんな時、うちの国の総統様────Nakamuに声をかけられた。


nk「戦いのことで話がある。総統室に来て」


sha「りょーかい」


✧• ───── ✾ ───── •✧


nk「で……今度の戦いの話なんだけど……」


nk「相手はそこそこ強い国でさ」


nk「でも、その日きりやんとスマイルは別の任務があって。ていう事情で、2人でその任務に出向いてほしいってわけ」


br「なるほどね。了解」


sha「久々に暴れられるぜ!」


br「楽しみだなぁ〜!」


僕もシャークんも、久しぶりに戦場に出向いて戦えることをすごく楽しみにしていた。


────この時は、あんなことになるなんて微塵も思ってないのだから……


✧• ───── ✾ ───── •✧


相手国の戦法はヘリコプターや戦車もバンバン使ってくる厄介なものだった。


けど、シャークんの得意な近接、僕の得意な遠距離でどうにか残り戦車1台分になった。


br「シャークん!僕遠くから狙うから!!近くで始末しやすい敵、よろしく!!」


sha「りょーかい!!」


……お、シャークんバンバン殺してるねぇ♪


じゃあ、僕も……


sha「……Broooock!!!前っっ!!!!」


br「え……」


気づくと、目の前には銃を構えた敵の国のヤツがいた。


……ヤバい……!!避け切れない……!!!


br「………………あれ……っ……?」


死んで……ない……?


目の前には、シャークんの小さな背中。


地面にぽたぽたと垂れる血液。


sha「……はぁっ……はぁ……Broooock……オレのことは…ほっといていいから……あと3人……敵がいる……」


sha「コイツは……もう……頸動脈を切ってあるから……」


sha「……今ので……目が潰れた……あとは……頼むぞ……」


br「……は……なんで……目……潰れた……?」


sha「いいから……!!!早く行け……!!」


br「……ごめん……シャークん……」


……もしかして、あの遠い距離を一瞬で走ってきた……?


足が速いシャークんなら、十分に有り得る。きっとそうだろう。


でも……なんで僕なんか庇って……!!


……いや……今はそんなこと考えてる暇はない……


早く敵を殺して……国に帰らなきゃ……


✧• ───── ✾ ───── •✧


br「…………ただいま、戻りました」


kr「おー、おかえり……って……シャークん!?」


国に帰って一番最初に出迎えてくれたのは、夜ご飯の準備をしているきりやんだった。


いつもはあんまり焦らないきりやんがこんなにも焦っている。


……僕、本当にやばいことしちゃったんだ…………


……いっそ……もうこの国から出ていった方が……


kr「Broooock!!ぼーっとしてないで早くシャークんを医務室に連れて行け!!」


br「ぁ……うん……じゃあ、行ってくる」


kr「行ってらっしゃい」


✧• ───── ✾ ───── •✧


krside.


kr「…………?なんだかBroooock、変だな……」


珍しく目が虚ろだった。


戦いでなにかあったんだろうか……?


kr「ちゃんと見てなくちゃ」


✧• ───── ✾ ───── •✧


knside.


br「……きんさん、入るね」


kn「どうぞ〜」


br「…………シャークんの……治療……お願い……」


……?なんだかBroooock、元気がない……


いつもなら『きんさ〜ん!!怪我しちゃったぁ!』


とか、


『シャークんが怪我しちゃった!!』


とか、戦いのあとは嬉々として医務室に入ってくるのに。


今日はなんだか、おかしい。


でも、ここは普段通りに接するべきかな……


kn「……あ、もしかして、目を撃たれちゃった感じ?」


kn「……左の眼球、かなり傷ついちゃってるね……」


br「僕の……せいだ……」


kn「え?」


br「シャークんは……僕を庇って……目…撃たれちゃった……から……」


br「僕がダメなせいで……シャークんは……」


あ、だからか。


シャークんは、Broooockを庇って怪我をしたから、Broooockはこんなに落ち込んでるんだ。


でも、Broooockはいつも国のために頑張ってくれてるし、


シャークんだってきっと、Broooockのことを守りたかったから、身を呈してこんな大怪我をしたんだ。


kn「……それ、シャークんが起きてから、目の前で言える?」


br「え……?なんで……?」


kn「きっとシャークんは、『お前のせいじゃない、オレが悪いから』って、怒るんじゃない?」


kn「俺も、Broooockが悪いわけじゃないと思うよ。シャークんは、きっとBroooockのことが大切だから庇ったんだと思うし」


br「……………………そっか……」


kn「だから、そんなに落ち込まないで。自分のせいで仲間が怪我したら、落ち込んじゃうのはわかるけど。」


kn「ずっとそんな顔してたら、シャークんが悲しむよ」


kn「安心して。シャークんは必ず、俺が治療してみせるから」


br「……ありがとう、きんさん」


✧• ───── ✾ ───── •✧


brside.


……僕のことが大切だから、か……


戦いの時はそう思ってくれてたかもしれないけど、


きっともう違う。


シャークんは目が覚めたら、きっと僕を責め立てるに違いない。


『お前のせいでオレは大切な目を怪我したんだ!!』


『お前なんか庇うんじゃなかった』


そう、言われてしまう気がする。


……あぁ……シャークんの顔を見るのが……怖いなぁ……



br「……ごめんね……みんな……」


br「…………僕……この国を出ていくよ」




さすがに長いので一旦ここで切ります


続きはまた後日✨

この作品はいかがでしたか?

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コメント

6

ユーザー

ふぁぁぁぁあ((ドンドンドンドンドン (嬉しさで叫びと喜びの台パンした人)精神よわよわbroooock大好き……

ユーザー

Brを庇うshかっこいいです、、 Br出てかないでほしい…、

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