テラーノベル
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どうも皆様、サカナです
スマホの接触が死んだので日曜に変えるサカナです、データ飛んだらどうしよう、ショックすぎて死んじゃうかも
史実もの頑張って書いてますがこれは純粋なエロとリョナに振ってます
フラヴァイか仏普増やしましょう、世界
🇫🇷×独家は、ええぞ
⚠️R-18、旧国⚠️
こちらは二次創作であり、政治的意図はもちろんのこと、差別的意図もございません
ヴァイマールの兄ドイツ帝国が敗戦し、先日にはヴェルサイユ条約を結んだ。
理不尽な内容であったが、強制講和となれば敗戦国に逆らえるはずもない。
国民感情は強まるばかり。
けれど肝心の本国であるヴァイマール共和国は、兄の残した小さな子と共に、全てに怯え質素な暮らしをしていた。
汚れて綺麗とは言えないシンプルな服装で、特徴的なのは継ぎ接ぎの中折れ帽子とスリットの入ったコートから覗く大きな翼。
家族の写真が入ったロケットペンダントをカッターシャツの下に仕舞い込み、ヴァイマールはその綺麗な顔に影を落としていた。
近頃、ますます物価が上がってきてしまって、もう兄の借金を払うことが難しいのだ。
お金を刷れば刷るほど貧乏になる。
どうしたらどうしたら、と迷っているうちに、気がついたらフランスがいた。
彼は「金がないなら体でもなんでも使って払え」と言っていた。
その時は、フランスになけなしの土地を捧ぐことで難を逃れたが。
金は一向に貯まらない。
貯まるはずがない。
だって全て搾取されていくのだから。
フランスに、イギリスに、ロシアに、アメリカに、勝ちを誇る彼らに、一体何年分もの国家資産を奪われたろう。
子供を養う手前、下手なことはできない。
きっと彼らはそれもわかっている。
追い詰めて、追い詰めて、潰して、それからあの子を好きに弄るつもりでいる。
自分好みの領土に仕立て上げて、長き歴史に名を残したドイツを始末しようとしている。
情けなくて仕方がない。
そうやって自己嫌悪に浸っていると、玄関の方から嫌な音が聞こえた。
ドンドンドンと扉をぶっ叩き、開けろと叫ぶ聞き馴染みのある声。
「ひっ…」
ヴァイマールは身を硬直させ、やがて恐怖でカタカタと震えた。
「早く出て来い!!」
フランス語で叫ぶ彼は、今日も機嫌が悪いらしい。
まったりと食事を摂っていた甥を部屋に戻し、ヴァイマールは冷や汗をかいた。
早く出迎えねば、次は何をされることやら…
出たところで、何かされるのには変わりないけれど。
キィィ…と、荘厳で立派な装飾が施されたドアが控えめに開く。
「チッ…遅いんだよ、もっと早く準備できないわけ?ゴミカスのくせに生意気な」
口から溢れる暴言を止めることなく繋ぎ合わせ、奴の顔がみるみる怯えた恐怖に染まっていった。
「ご、ごめんなさいっ、許してくださいっ…」
「はぁ……で、金の工面はできたんだろうな」
ヴァイマールはビクッと肩を揺らし、次に目に涙の幕を張る。
無駄に大きな翼がぱたたっと動く。
動揺の証に違いない。
わかりやすい奴だ、今回も金が用意できなかったことは容易に察せた。
むしろ、用意できていたらどこからの金か問いただしていただろう。
「っっ…あ、の…ご、ごめんなさい、お金、まだなくてっ…」
「は?」
やっぱりな、と思いながら、敢えてキレた演技を見せてみる。
ヴァイマールは俯いて震えながら、ボソボソと謝罪の言葉を口にした。
「俺がルール工業地帯を取ったから」などとも取れることも言っている。
なんて失礼なゴミなのだろうと思い、頬を思い切り掴んだ。
恐怖に染まりきったネオンブルーと目が合う。
「おい、前に俺は、金がない時にどうするか教えてやったよな?答えろ」
「ひぅッ…かっ、か、からだで、払う…」
「その通り。お前はまだ五体満足だろ、売れる箇所なんか山ほどある」
「や、やめてくださっ…」
「うるさい。お前が金を用意できなかったのが全部悪い。恨むならお前のバカ兄貴だからな」
いよいよ涙を流したヴァイマールの腕を無理やり掴み、引きずるように屋敷の外へ連れ出した。
途中何度も抵抗してきたが、一回殴ったら大人しく着いてくる。
どちにしろ痛い目に遭うことに変わりはないのだから、無駄に痛めつけられる必要のなさが理解できたのだろう。
一回殴られないとわからないなんて、やっぱりバカな奴だ。
「こ、ここは…」
「俺の知り合いがいる場所。わざわざフランスから出張させたんだ、ちゃんと挨拶しろよ」
フランスに引き摺られてたどり着いたのは、サーカス小屋のようだった。
見せ物にされると思った。
けれど近づくにつれ、中からは笑い声ではなく悲鳴が聞こえてくる。
きゃーだとか、うわーだとか、色々な恐怖の悲鳴が、小屋の内からあがっていた。
「な、何が行われているんですか…?」
「入ってからのお楽しみだ。お前が今知る必要はない」
またズルズルと無理やり引き摺られ、何故だか血生臭く感じるサーカス小屋の中に押し込まれる。
「おい、解体屋」
返り血を浴びた人間のことを、フランスはそう呼んだ。
「おやおや、祖国様。もういらっしゃいましたか。すみません、どうもこれはしぶとく て」
解体屋と呼ばれた人間は、血塗れで手足のない女性を、コレと言った。
まだ生きているけれど、 彼女は涙を流して、必死に叫んで、助けを求めている。
彼女は未来の自分の姿だと思った。
「そんなものはどうでもいい。伝えていた通り、コイツに生えている翼を売りたい。いいな」
「えぇ、えぇ、もちろんでございます。何しろ祖国様直々に赴いてくださったのですからね。今回の取引に該当する品は、そちらの商品にあるもので、お間違えありませんな?」
「そうだ」
もう既に商品と呼ばれてしまったヴァイマールは、足をガクガクと震わせながら後退ろうとしていた。
フランスに腕を掴まれていなければ、きっとすぐ逃げ出していたに違いない。
フランスは無表情のまま振り向き、ヴァイマールを冷たい目で見た。
まるで氷のようだ。
「服を脱いで、翼を出せ」
案の定、フランスはヴァイマールにそう指示する。
「い、嫌です…」
先ほどの会話を聞いて、誰が素直に従うというのか。
いくら殴られてもいい、蹴られてもいい、でも従うことだけは絶対にできない。
ようやく、ヴァイマールは事の危険さを理解したのだ。
「はぁ…面倒臭い」
意外にも、フランスはすぐに殴ることはしてこなかった。
「別にお前が拒否するのは構わないが、代わりにお前が育てているガキを売っ払うぞ。それでもいいというのなら、どうぞ逃げてみろ。まあ、金の回収はするがな。お前が今回のみならず、返済を拒否するというのなら、あのガキは腕も足も純潔も臓器もぜーんぶ無くして、金に変わるだけだ 」
「っ!! 」
ナチス。
それは亡き兄の一人息子の名前。
そしてヴァイマールの甥である。
自分が返済できないからと、父を亡くしたばかりのあの子にそんなことをさせるのか。
心を鬼にしてでも、自分の身を守る価値が。
果たして、あるのだろうか。
「…が………す…」
「聞こえない」
「…ぼ、僕、が、は、払い、ます…」
フランスと解体屋はニンマリと下衆な笑みを浮かべ、ヴァイマールに服を脱ぐよう促した。
目を瞑って涙を流すヴァイマールの、なんと哀れなこと。
特別に作ったトレンチコートのスリットから翼を抜き、傷だらけの手でコートを畳む。
露になったシャツのボタンに手をかけ、一つ、二つ、と上から外して脱いでいった。
咄嗟にペンダントをスラックスのポケットの中に隠したが、バレてはいないようだ。
そうして上裸になったヴァイマールは、その見るからに痩せこけた背中に漆黒の翼を広げる。
「…ふむ、明るいところで見ればと思ったが、やはり質が悪いな。想定より金にならなそうだ」
「確かに見窄らしいですが、商品にならないわけではございません。ご安心を」
「そうか、売れるならなんでもいい 」
屈辱、恐怖、羞恥、絶望…あらゆる負の感情がこれでもかと感じながら、黙って受け入れていた。
「い゛ッ」
前屈みで己の身を覆うように翼を出したヴァイマールは、解体屋に引っ張られて無理やり床に組み伏せられる。
「あぁ、そうだ、そうだ。祖国様、これはどれくらい傷をつけてもよろしいので?私もできれば避けたいのですが、どうも麻縄での拘束ですから、手足首に擦り傷を負ってしまいまして」
「いくらでも構わん。ただし、働ける状態ではあるように」
「かしこまりました。それでは祖国様、少々お離れになってください。貴方のお召し物を、このような下劣な敗戦国の化身の血で汚してしまいますゆえ」
解体屋は丁寧な接客をする傍ら、ヴァイマールに薄汚れて血の染みた布を噛ませ、布と繋がっている縄を頭の後ろで括る。
腕と脚も同じように縄で一つずつに纏めると、それぞれ鉄製であろう重りを付けた。
一歩離れたところでやはり冷たい目をするフランスは、かけらも興味がなさそうだ。
「では始めますね。にしても、あの悪しきドイツをこの手で痛めつけられるとは…私の憂さ晴らしもできて、一石二鳥ですな」
「んん゛ッ!」
翼を根本から無理やり広げられると、引っ張られた痛みでヴァイマールが唸る。
いよいよ覚悟を決めると、翼に鋭い感触が伝わる。
あ、と思うと同時に、それはヴァイマールの翼に切れ目をつけた。
「ん゛んんん゛ん゛んんッッッ!!!?!?」
痛い、熱い、苦しい、怖い、 心も身体も、裂けて、壊れてしまいそうだ。
あまりのショックで暴れ始めたヴァイマールの背中を床に押し付け、解体屋はううんと不思議がりながら糸鋸の刃を通す。
「おかしいな…中々刃が通りません、すみませんが、少々お時間をください」
「別にいいが、殺すなよ」
「ええ、もちろんですとも。私の腕を信じてくださいな」
「ん゛んんん゛ッ!!!ぅゔゔんん゛んんッッッ!!!!」
バタバタガチャガチャ、釣り上げられた魚のように暴れて、暴れて、その度に大人しくしろと殴られる。
血が滴った。
生ぬるいそれが背中に溜まり、やがて床を、服を、心を汚す。
早く終わって、早く、一刻も早く、ヴァイマールはそればかりを考えて、痛みで意識が遠のいては、痛みで叩き起こされて、頭の中は混乱でいっぱいだった。
どうにかなってしまいそうな、神経を直接擦られるような、あまりにも強い痛み。
痛いとしか表現できないことが悔しいくらいのショック。
「ん゛ぅ゛んんん゛ッん゛ん゛んんッ!!!!」
ばつんっ、と刃の感触が消えると同時に、右肩が軽くなった。
「おお、ようやく切れたか。祖国様、もう少しだけお待ちくださいね」
「んぅ…ゔ…ふー…ッ…ふー…ッ……ッッ…」
少しだけ飛び出た翼の跡。
傷口が空気に触れるだけでも、ゾッとするほどのピリピリした痛みが走った。
暴れ疲れて脱力し、父親譲りの長い睫毛を伏せるヴァイマール。
涙やら唾液やらで、噛まされた布はぐしょぐしょに濡れていた。
こんこんと流れ落ちる涙を止めることもできず、遠くで自分の翼が置かれるゴトリという音を聞く。
あぁ、今からもう片方も切り落とされて、売られていくのだ。
「さて、もう一仕事…」
解体屋の低くしゃがれた声が鼓膜を揺らし、薄れた意識にぼんやりと知覚される。
またあの感触が翼に触れ、ギリ、と骨を削った。
「んん゛んん゛ぅぅッッッ!!!!」
先ほどより暴れる体力はなくて、でも痛みを逃がそうとそこら中に体をぶつけた。
解体屋が道具を置いていたのであろうテーブルに足をぶつけ、降ってきた釘が刺さる。
でもそんなの、翼を切られている今よりよっぽどかわいい痛みで。
ガシガシガシガシ、手を止めることのない解体屋は、きっと人の心なんてないのだろうと悟る。
「ん゛ぅうゔゔッ!!!ん、ゔッ…」
遂には、体力が尽きてしまったらしい。
白目を剥いて気絶し、ぱたりと動かなくなる。
「おい、動かなくなったぞ」
「気を失ったんでしょう、持ち帰りはいかがしますか?」
「面倒なことを……仕方がない、移動手段がないからな。俺が運ぶ」
「では、後で血を拭っておきましょう」
ヴァイマールが気絶しているうちに、解体屋はさっと翼を切り取った。
骨のかけらがパラパラと落ち、残酷にも取引は成立する。
「はい、それでは350万フラン丁度で買い取らせていただきます」
「あぁ」
350万フラン…宝石だって容易く買えるほどの金額だが、借金には遠く及ばぬ価格。
可哀想に、なんて、少なくともこの場の誰も思わなかった。
「いやはや、こんな薄汚く憎たらしいドイツの一部でも高値がつくとは、 世も末…っと、ほほほ、世紀末を生き抜いたからこうなっているんでしたなぁ!ハハハハ! 」
解体屋はヴァイマールの服を拾って帰り支度をするフランスを横目に大笑いしながら、ヴァイマールについている血や土を拭い取り、手足の拘束と猿轡を外す。
たらりと唾液がヴァイマールの口から溢れ、地べたを濡らした。
解体屋は乱雑に包帯を巻き、フランスが持ち帰る際汚れないようにとタオルを何重にも重ねる。
もし機嫌を損ね何か因縁をつけられれば、どうなるかわかったものではない。
ドイツはもちろん憎たらしいが、ある意味自分の身を守るための仕事でもあった。
「さぁ、準備が整いました。それでは、これを」
包帯などで巻かれただけのヴァイマールの腕を掴んでフランスに引き渡し、解体屋は営業スマイルを浮かべて見送る。
フランスは言葉を返さず、金を受け取ってそのままヴァイマールを持ち上げ、帰って行った。
「はぁ…全く足りんな」
ヴァイマールを横抱きにしたフランスは、手元にある大金を紙屑のように感じている。
そりゃあ目の前で眠りこけている敗戦国ほどではないが、フランスとて物価は動いた。
翼は確かな高額商品となったが、完済まではあと何十年かかるのやら。
イギリスに咎められたルール占領も、元はと言えばコイツが金を用意しなかったせい。
なぜ自分たちが悪者にされたのかわからなかった。
自国の復興を進めたいのに、被害者ヅラをされていては困る。
不服なことを隠しもせず闊歩するフランスは、ふと自身のコレクションを思い出した。
「足りない分は…まあ、それでいいか」
そうと決まれば、フランスはヴァイマールを運んでせっせとドイツの屋敷に戻る。
着いたら叩き起こして、欲しいものだけもらって帰ろう。
バシャッ!
「っひ!?」
ヴァイマールは突然浴びせられた冷水に驚き、目を覚ました。
「おい、ゴミ。なにいつまで寝ているんだ、この俺に運ばせやがって」
「ぁ、あ…ご、ごめ、ごめんなさいっ… 」
座り込んでいたヴァイマールの頭を踏みつけ、フランスは無理矢理土下座をさせる。
びっしゃりと濡れてしまった包帯に、じんわり血が滲んでいた。
「い、いた、ぃ…?……ぁ…」
背中から伝わるジクジクとした痛みに違和感を覚えたと同時に、気絶する前の出来事を思い出す。
下卑た笑み、残酷な取引、選ぶ余地のない選択肢、切られた翼。
「ぁ…う、ぁ…」
「さっさと顔を上げろ、俺はまだお前に用事があるんだ。時間を取らせるな」
「ひッ、す、すみませんっ!すみませんっ!ごめんなさい、ゆるしてくださぃっ!」
イライラした気持ちを隠しもせず、尖った靴先でヴァイマールの顎を持ち上げたフランス。
蹴り飛ばされると思い、ヴァイマールは慌ててフランスを見上げ謝罪した。
涙で潤んだネオンブルーは、フランスの敵であったプロイセンと同じで…
そう強く思って仕方がない。
フランスは屈んでヴァイマールの頬を、訪れた時と同じように掴んで目を合わせた。
「足りないんだよ、お前」
「…ぇ?」
「お前のカラスの翼なんかじゃあ、全く足りねえって言ってんの」
フランスの細い指が、視界のすぐそばに迫る。
あ、ダメだ。
そう思った時には、ぐにゅ、とひどい異物感を眼窩の中に感じた。
「ぇ…あ、ぁ、ッあ…」
目が閉じられない。
右目から伝わる痛みで涙を流す。
「あ゛ぁあ゛あ゛あぁあああ゛あ゛!!!!!!!」
「うるさい」
フランスはヴァイマールの目にぬるりと指を滑り込ませ、くっと指先を曲げる。
「き゛ッぃ゛ッ?!?!」
そのまま慣れたように指を引き抜くと、ずぽっとまんまるな眼球が飛び出て、一緒に神経が引っ張られた。
「っお゛ッッッ!?!?!?」
もはや処理すらできない激痛が脳を穿ち、視神経がぶちりとちぎられる。
痛い、痛い、イタイ?
視界の右半分が暗くて、黒くて、言いようのない恐怖が全身を粟立たせた。
ぷしゅ、ぷしゅっ、と僅かに血が噴き出るものの、それより目の前の光景に背筋が凍る。
「やはり綺麗だな…」
恍惚と抉り取った眼球を掌に乗せ、血を舐め取っているフランス。
あまりにも異様で、気味が悪くて、この男を敵に回したことの恐ろしさを知った。
「あ゛…?ぅ…???いひゃ、ぃ…??あ、ぇ…????」
翼に続いて目を抉られ、脳を麻痺させるような強い痛みに耐えきれず、ヴァイマールはバタリとその場に倒れる。
お医者に行かなくちゃ。
お金もないのに、どうやって?
ぼんやりと自問自答をして、やがてまた意識が保てなくなりそうになる。
抉られた右目の空洞に手を当てると、そのまま指が入ってしまいそうだった。
だらんとちぎられた視神経が手に触れ、血が肌を伝う。
茫然自失として思考を停止させるヴァイマールを見て、フランスはむっと眉間に皺を寄せた。
「何、全部終わった、みたいな顔をしてるんだ。お前が払うべき価値はまだまだ足りないんだよ」
「ぅ…ごべ、ごぇ、なさぁ…ッ…」
「ベッドルームを案内しろ、ゴミ。ゴミはゴミだが、穴が使えないことはない」
「…えぅ…」
幼児のように舌の回らないヴァイマールを無理矢理立たせ、屋敷のベッドルームを案内しろと迫るフランス。
もう何をされても構わないと思って、ヴァイマールは大人しく客室を案内した。
ゆらゆらと危うげに歩くヴァイマールの右目を小瓶に入れて、フランスは満足げに微笑んだ。
案内されたのは、本当に質素なただの部屋。
飾りも何もない空間だが、今からフランスが行おうとしていることに関係はない。
「服を脱いでから、そこのベッドで横になれ」
「?はぃ…」
ヴァイマールが言われた通りに服を脱いでベッドでうつ伏せになると、なぜかフランスの方から布が擦れる音が聞こえてきた。
「酷い体だな。痩せっぽちで、すぐにバテそうだ」
さらに不思議なことには、そんなセリフを言いながら覆い被さってきた。
でももう、ヴァイマールに対抗する気力はない。
「顔も酷いな、俺はブスを抱く趣味などない。これで隠せ」
そう言って巻かれたのは、何やら包帯らしかった。
父譲りだと言われた顔は今、フランスから見れば醜かったようだ。
悲しくはなかった。
鏡を見なくたって、自分の容姿が崩れていることくらい知っている。
今までなら苦笑いくらい返したのに、なんの気力も湧かない。
「舐めろ」
顔の前に出されたのは、フランスの指。
まだ血が残っていて、ベタベタしている。
細くて綺麗な、赤い指。
大人しく口に含んでいれば、 下半身に押し付けられている熱いモノ。
どうせそんなことだろうとは思っていたから、特段驚きはしなかった。
指と指の間まで丁寧に舐めて、哺乳瓶を吸う赤子のようにちゅっちゅと吸い付いてみせる。
口の中を切り揃えられた爪や指の腹で触れられるたび、言いようのない感覚がピリリと脳を揺らす。
血の味がして、えづきそうにもなる。
でも怒られると思ったから、態度にはおくびにも出さない。
疲れた、自分はもう疲れ切ってしまった。
明確に一点を狙って入ろうとしてくるそれにすら、抵抗しようと思えないほどに。
やがて口の中から指が引き抜かれると、ぬらぬらと唾液のついた指が照明で照らされ、ヴェルサイユ宮殿で見たシャンデリアを思い出した。
フランスはやはりヴァイマールの舐めた指をヴァイマールの後ろに当てがい、そして入り口をやわやわと広げ、ずぷりと突き刺す。
「ぉッ」
きゅっ♡と慣れない刺激に腰を跳ねさせていながら、フランスの指を、既に2本も受け入れていた。
くちゅ♡くぷッ♡こぽぽッ♡
粘着質な恥ずかしい水音が聞こえて、更に奥へ向かわれる。
「ぁ♡ぉんッ♡」
ぐりゅりゅッ♡♡
「んお゛ぉッ?!!♡お゛んッ♡あんぁッ♡」
ナカのしこりをぎゅむと押さえられた瞬間、ヴァイマールは喉から絞り出したような喘ぎ声を出した。
「ここか」
ぐりゅッ♡ぐぶッ♡ぎゅぅ〜ッ♡♡♡
「お゛♡♡♡♡♡♡」
2本の指をピースになるよう広げられ、バラバラに動いた指が圧迫感を増す。
「ぁ〜〜〜ッ♡」
「キツイな、処女か」
「い゛ッ♡んぁぁ♡♡♡」
喘いでばかりで返事をしないヴァイマールにイラついたのか、フランスは包帯で覆われた翼の跡を爪でカリカリと引っ掻いた。
「あ゛ッ!!ゃ、やぁぁッ…!!」
よっぽど痛かったようで、ヴァイマールは泣いて身を捩る。
しかしフランスが逃すわけもなく、挿入しようと腰を押し付けながら、ヴァイマールの手を握った。
「泣くな、鬱陶しい」
ずぼッ♡♡♡
「お゛ほッッッ♡♡♡♡♡」
勢いに任せて陰茎を埋め込んでやれば、涙を流しつつも気持ちよさそうに体を反らす。
「き゛ぃぃぃッッッ!??!ゔぅぅあぁあッッッ!?!♡」
ずぱんっ♡ずぱんっ♡ごぼっ♡ぐちゅっ♡
ヴァイマールのことを一切考えていないフランスの腰使いに喘ぎ叫び、指先で目玉のない眼窩をくるくる縁取られ、気がおかしくなりそうだった。
否、既におかしくなっている。
呼吸の仕方もわからなくなってしまって、犬のように舌を突き出し、腸を抉られることを快感であると覚えた。
いたい、きもちい、いたい、きもちい、と忙しなく脳に伝わってくるものだから、そのうちその認識は混同されてくる。
言葉の意味を忘れたように、いたい、きもちい、と叫びながら白濁をたら〜ッ♡と捻り出す姿は、なんとも支配欲をそそられるものだった。
「最奥で種付けしてやるッ…♡感謝しろ、ゴミがッ…!♡」
「あ゛ぅあッッ♡♡♡♡んぅおッ♡はへッ♡ぁい、がッ♡んぃ゛〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡♡」
ずぽんっ♡♡♡じゅぷッ♡ごり、ごりゅっ♡
結腸をぶち抜かれて入口でぐぽぐぽ♡と出たり入ったりを繰り返す亀頭を締め付け、ヴァイマールはうれしそうに啼く。
ナカイキ、というのはまだヴァイマールは理解していなかったけれど、この一晩で癖づいてしまうくらいには、フランスにめちゃくちゃにされていた。
時は流れ、翌朝。
小鳥の鳴く声に、フランスの欲の捌け口になったヴァイマールは誰もいないベッドで目を覚ました。
客室のベッドはぐちゃぐちゃで、自分はまだ全裸である。
フランスは何の後処理もしてくれなかった。
シたいだけシて、サイドテーブルには翼、目玉、そして売春の代金分が減った借金明細だけが置かれていた。
「……」
右目に違和感があり、そっと触れる。
血が固まってしまったのか、少し動かしにくくなっているようだった。
洗わなきゃ、と思っても、昨晩の疲れはベッドから降りることもさせてくれない。
ズキズキと痛む傷は、夢から現実へ引き戻す。
開発され広がってしまったナカから、どろっとした液体が漏れ出ている感覚。
恐怖の対象たるフランスに全て埋められていた記憶。
「………」
フランスか自分かわからない体液に塗れたヴァイマールは、痛み軋む体に鞭を打って浴室へ向かう。
やることは山ほどあるのだ。
ナチスのご飯を作らなくてはいけないし、そもそも、昨夜は昼からずっと部屋に居させてしまったから、きっとあの子もお腹を空かせて疲弊してしまっている。
ゆっくり休ませて、そうしたら働きに出て、フランスに教えてもらったようにお金を稼ぐ。
帰ったら洗濯とか、料理とか、掃除とか、ナチスの勉強も見てやって、夜はまた稼ぎに外へ出て。
「…………」
壁をつたって足を引き摺るように歩き、近場の浴室を求める。
いたいの意味を思い出しても、ボロボロな自分を労ることはできなかった。
しゃーっと水が流れる音を聞きながら、ベタベタの体を丁寧に洗う。
このまま溺れてしまおうか、なんて。
そんなことをしたところで、意味はない。
ナチスに…未来に触れる手は、綺麗でありたかった。
どれだけ洗っても洗っても、やっぱり汚されてしまった自分はまっさらに戻るわけがなくて。
だからせめて、どんなに汚れてでもあの子を守らなくてはいけないと思った。
大人の世界は醜いから、この世の全てが敵だから。
「…腕って、どのくらいで売れるのかな。もう処女じゃないし、キズモノだけど、買ってくれる人いるかな」
一晩中握られていた手指を後孔に挿れ、ナカのドロドロを出す。
ナカは生暖かくて、ぬるぬるしていて、ものすごく気持ち悪い。
水代はかかるが、頭からシャワーを浴びて音をかき消した。
自分からそういう音が出てしまったら、それを聞いてしまったら、いよいよ正気を保っていられないと思ったからだ。
どうせ、後にはこれが日常になる。
おそらく全て出し終え、身体にへばりついていたモノも全て洗った。
浴室から出てタオルで全身をくまなく拭くと、少しだけ気分が落ち着く。
背中にはもう翼がないから、羽が含んでしまった水分を丁寧に拭き取らなくてもいい。
特注で穴を空けた服を着なくてもいいし、物にぶつけて落とすこともない。
引っ張られて痛い思いをすることも、ない。
もう、絶対にありえない。
ヴァイマールの頬からはらりと落ちたのは、きっと拭き残った水滴だった。
ヴァイマールの奴から色々奪って、何ヶ月か過ぎた頃。
フランスは再びドイツに訪れ、小都市ヴァイマールにある小さな屋敷の戸を叩いていた。
またすぐには開かないのだろうと思っていた。
相手には金がないのだから、直接赴かれてもすぐに出て詰められたいはずがない。
そう思い込んでいた。
フランスの予想とは違い、扉の鍵はすぐに開けられ、ガチャリと古びたそれが音を立てる。
「ナチス、ありがとう。部屋にお戻り」
「…はい」
この扉を開けたのはガキの方だったらしい。
一瞬フランスを睨んだかと思えば、ヴァイマールに言われた通り、こちらに一礼してからそそくさと自室に戻っていった。
「お待たせしてすみません、フランスさん。遠路はるばる、ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。お金、今日はきちんと用意いたしましたから、安心してくださいね」
何かがおかしい。
前に来た時は、ブルブル震えてみっともなく涙目になっていただろう、お前は。
「…そうか。金があるのが普通なんだ、ゴミめ」
動揺していることを悟らせまいと、フランスは違和感に気がつかないふりをして屋敷へ入った。
殺すつもりかと思ったが、そんな様子はなく、 殺意も感じない。
「こちらのアタッシュケースに入っていますので、このままお持ち帰りいただければと…」
至って穏やかそのもの。
念のため銀色のアタッシュケースを開けて、中を見る。
確かに金はあった。
十分なくらいの金が。
ただ、やはりこれもおかしかった。
フランとマルクだけじゃない。
ポンド、ドル、リラ、円まである。
それも異常な額が。
ドルとフランは目に見えて多かった。
次点でリラ、円と続き、ほとんどないのはポンドとマルク。
この男は、たった数ヶ月でこれだけの金を集めたというのか。
前まで、こいつが必死こいて集めたと言っていた金の10倍はある。
「…突然なんだ、この量は。隠していたのか?生意気な」
そう言って、フランスはヴァイマールの左腕を掴もうとして
掴めたのは、布だけであった。
「…は?」
「あっ…」
ヴァイマールが羽織っているトレンチコートの袖を、フランスは確かに掴んだはずなのに。
何もない。
「え、へへ…お、驚かせてしまってすみません…左腕、もう売っちゃったので、ないんです」
抉ってやらなかった方のネオンブルーに、光は宿っていない気がした。
ヴァイマールはなんでもないように言ってのけ、コートを脱ぐ。
…当然ながら、脱ぐ動作にも右腕しか使っていなかった。
「フランスさんに教わりましたから、僕、ちゃんと僕の体を売ったんです。解体屋さんのところに行って、左腕と…あ、これも売りました」
ふんわりと笑って見せられたのは、薬指のない右手。
「犬の餌より、安かったんです。足の指もちょっとだけ売ったのに、全然お金にならなくて」
なんとなく、あのナチスとかいうガキが扉を開けた理由がわかった。
こいつの力では開けられなくなったんだろう。
古い屋敷の古い扉なんて、蝶番は錆びて木材も重い。
片腕で指を欠損した栄養失調の男が開けられるほど、簡単ではないのだ。
更には、こいつの話なら足の指まで売却したとのこと。
踏ん張りも効かないから、ドアの開閉すら子供に頼るしかないんだろう。
「でも、僕の体が無くなってしまったら、あの子が困ってしまいますから。腕と指を売ったら、フランスさんに“買われた”ことを思い出して」
普段は強気なフランスが、難しい顔をして生唾を飲む。
人は、追い詰めるとこんなに堕ちるのだと実感させられた。
「こんな体でも大丈夫か心配でしたが、イギリスさんは顔が無事ならいいって言って、2ポンドで買ってくれるんです。アメリカさんも、生なのに後処理はしてくれませんが…20ドルも出してくれて」
金の出所が不安なのだろうと伝わったのか、ヴァイマールは淡々と、少し恥ずかしい世間話をするように語り出す。
「イタリア王国さんも、顔だけで買ってくれて、大体15リラで、景気の良い時はもっと沢山出してくれるんです」
やめろ、もう話すな。とは言えなかった。
だって最初にヴァイマールとシたのは、タガを外してしまったのは、フランス本人であるから。
「日帝さんは、僕の顔がお父様に似てるから、体がどうなってても気にしないって、5万円くらい戴いてて…」
パシンッッッ!!!
どさっ、とヴァイマールの細い体が倒れ、持っていたコートが投げ出される。
普通のビンタでこんなに簡単に倒れるとは、そろそろコイツはダメだと思う。
「そうか、顔か。顔のせいか」
「ぁ、えっ…?な、なんで…」
フランスはそれ以上何も言わずに、ヴァイマールの上に跨り、そのまま彼の頬を殴りつけた。
強く強く、何度も何度も。
もちろんヴァイマールは抵抗した。
しかし、片腕の男娼がどうやって現役の軍人に勝つだろうか?
「や゛っ!!やめっ゛…やめて゛っ!かお、い゛ッッ…顔は、だめ゛、なんれすっ!!」
「だろうな」
手を止めることは一切なく、むしろ更に力を入れて殴るフランス。
ヴァイマールは、体なら好きにしていいから、刺しても殴っても犯してもいいから、足でも腕でも内臓でも売るから、と、殴られている間途切れ途切れに言い続けた。
イギリスも、イタリア王国も、日帝も、アメリカ以外の重要な顧客はヴァイマールの“顔”を目当てに買春に応じていたのだ。
むしろ彼らは最初、拒否していた側。
お金の稼ぎ方ならもっと色々あると言って、売春行為を止めようとしてくれていた。
しかし、普通の稼ぎ方であれは返せないと泣きつき、ほとんど無理矢理抱いてもらったというのが経緯である。
その証拠に、彼らはヴァイマールを抱いている間、「プロイセン」だとか、「ドイツ帝国」だとか、違う名を呼ぶ。
誰もヴァイマールを抱きたいと思って抱いていない。
「ひぐっ…ひど、い…ふッ…ぐすっ…かおは、だめって、いったのに…っ」
ヴァイマールの青あざだらけで腫れてしまった顔を見下ろし、フランスはふーっと息を整える。
フランスの手袋は真っ赤に染まり、服も血飛沫で汚れていた。
うわごとのようになんでなんでと呟くヴァイマールを起き上がらせてやり、フランスは近くの椅子へかけさせる。
「なぜこんな馬鹿げたことをした」
両手で包み込むようにヴァイマールの顔を触り、目を合わせた。
「お前はいつになったら俺に依存する?お前の大事なもの、全部取り上げたのに」
「ぇ…ふ、ふらんすさ、」
「お前みたいなゴミ、相手する奴なんかいないはずだろ。なんで俺の方に来ないわけ?」
フランスは瞳孔を開いて見つめ、低く腹に響くような声で囁く。
その声には怒りも憎しみが込められていて、しかし深い悲しみと黒く染められた愛に似た何かも感じ取った。
「あの金さ、お前が稼いだわけじゃないだろ。お前が顔で男に媚び売って、親と兄弟の仲間から盗んだようなものだ」
「ちがっ、そ、そんな、つもりじゃ…」
「いい加減分かれよ、お前に価値なんかないんだったことくらい!」
フランスは続ける。
「最初から最後まで手ェ貸してやったのが誰かわかんねえのか?なあ!俺だろ!払えねえってお前が言うから、稼ぎ方教えてやったのに、俺じゃなくて他の男に媚び売ったってのか?本当にバカだなお前は!」
「ゃ、ごめ、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ…」
「答えろ!お前の背中についた羽毛を売ってやったのは誰だ!」
「ひッ…」
目を腫らして涙を流すヴァイマールを怒鳴りつけ、フランスは思い切り肩を掴んで揺らす。
傷に響いたのか苦しそうにしているが、突沸してしまった怒り心頭のフランスでは配慮できるわけがない。
「言え!」
「ふ、フランスさんですっ!フランスさんが売ってくださいましたぁっ!」
「そうだろ、お前の目玉にも価値をつけてやったよな!ヴァージンのお前と寝てやって、それにもいい値段つけて、借金に充ててやった!何が不満なんだ?!なぜ俺の思い通りに動かない?!」
「っっっ……」
フランスはかろうじてヴァイマールから手を離し、不機嫌極まりないと言ったふうに爪を噛み、軍靴でカツカツと歩き回る。
「あぁクソ、愚図の雌犬めっ…」
ヴァイマールはいつ自分に矛先が向くかと怯え、自分を抱きしめて震えていた。
「お前なら俺の好きにできると思ったのに!」
その言葉は、紛れもない本音だっただろう。
ヴァイマールをとことん見下していたフランスは、ルール工業地帯、体の一部、初体験、思いつく限り全てを奪って、心を折ろうとした。
心が折れたヴァイマールに少し優しくしてやれば、精神のやられた女のようにすぐ食いついて、手込めにできると考えていたのだ。
実際のところは、ヴァイマールがただただ金稼ぎの一環としてしか受け取らず、体の一部も貞操も売却する始末。
フランスは改めてヴァイマールのことを見た。
全身痩せていて怪我も多く、服はボロボロ。
片目は包帯に覆われ、左腕が存在しない。
指も欠損しているから、脱がせたら更に異様な姿となるだろう。
穴がどれくらい使い込まれたのかは知らないが、少なくとも2桁は誰かとヤっているはずだ。
男娼に成り果てたヴァイマールの顔に傷をつければ、こんなこともしなくなると思ったのだが。
どうせ、更なる奇人どもにその身を好きに扱わせる。
そうしたらきっと、性欲を向けられるだけでは済まない。
やがて殺されるか、会話もまともにできなくなるかもしれない。
じゃあ、今自分が買って仕舞えばいいだろう。
「おい」
「っは、はいっ…?」
「お前を買ってやる、この俺に買われるなんて嬉しいだろう?」
「…???」
ヴァイマールからすれば、意味がわからないのも当然である。
それでも、フランスはやる気であった。
「…お買い上げいただき、ありがとうございます」
ヴァイマールも、そんな無茶苦茶には慣れていた。
フランスという名の遊郭に囚われた、たった1人のための、たった1人の遊女。
その名はヴァイマール。
夜毎抱かれて身を汚し、生涯兄の代わりに働いた。
コメント
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あぁなんてことだ神よ…なんて素晴らしい小説なんだ! ああぁぁあぁ(語彙消失) ヴェルサイユ条約、いやフランスの鬼畜さが滲む入りから翼右目その他諸々奪われてそれでも家族のために全部売り払って借金消そうとする健気なヴァイマール…しっかりと癖に刺さるのを感じる。 その上フランスもちゃんとクズやっててこれは再現度高い…。 結論:素晴らしい。 その後ちゃんと賠償金払い終わるまでヴァイマールは働き続けるのだろうか。
あばばばば😇😇😇 まってくださいよ…‼️ ほんっっっとに最近リョナ不足過ぎてやばかったんです‼️毎夜毎夜リョナ摂取したいけど自分の絵じゃ興奮できなくて、遂に他のキャラまで手を出してはリョナが無さすぎて泣く日々だったのに…!このタイミング!神様ですか??ありがとうございます😭😭😭サカナ様のお陰で救われる命がここにあります‼️もう💢久しぶりのリョナ栄養過多で変なコメントすいません🥲︎
エグいリョナだ、、、サカナさんのエグリョナ×実質ロリなドイツ家の供給マジで助かります。追い詰めたの自分のせいなのに自分の思い通りにならなかったら烈火のごとくキレ散らかすフランスさんが最高にクズで大好きです💘十八番ですねこれもう BIGLOVE💓 最後ヴァイマールはもう金に目が眩むどころか目的が「借金を返す」から「金を稼ぐ」に入れ替わった感じがして切なくなった、、、(多分違う気がする) 羽も片目も初めても奪われたの尊厳破壊すぎてマジ癖です。プライドというか、自分の大切なものを強奪されてその後は生活のために自ら差し出してるのがほんともう、、、!! いつも素敵な小説ありがとうございます🙇これからも楽しみにしています!!