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腐女子達の日常

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腐女子達の日常

2 - 第1話

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2024年10月03日

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「ねぇ、昨日のないふ尊過ぎなかった!?」

「それを言うならいむしょーだって、。」

「ぴよにきも、、、。」

「まぁ、全カプ尊いんだけどね、。」

3人とも幸せそうに昨日の事を思い出し、顔がニヤけていた。

暫くすると、ある1人が

「私はないこくんが受けだったらあの5人の誰とペアでもいいと思う。」

と言った。

「え〜、ないこさんは攻めでしょ?」

「攻め!?無理!地雷なんですけど!?」

「逆にそっちは受けとか絶対無い!!」

「はぁ!?受けでしょ!?攻めなんてありえない!?」

「あんたこそ何言ってるの!?ないこさんは絶対攻め!!」

2人でのケンカが始まった。

攻めと受けのバトルは腐女子では日常茶飯事である。

「まぁまぁ、2人とも落ち着いて、、。此処、一応図書館だから、、。」

喧嘩している2人の仲裁に入り、落ち着かせる。

すると、

「ないくん〜勉強教えて〜!」

「ん?良いよ。どの問題?」

と言う声が聞こえてきた。

其方を振り向くと向かい合って座るりうらさんとないこさんが見えた。

「えっ、何であそこの2人が、、。」

「うぅ〜どうどい、、。」

「やばい、近すぎる、、。」

私はある事を考えた始めた。

攻めと受けで揉め合う2人。

そしてあそこに座る、ペア2人。

、、、、、、、、。

「はっ!」

「うわっ!急に大きい声出して何?」

「あのさ、2人とも。ないこさんが攻めか受けかで揉めてたじゃん。」

「うん。」

「、、、。」

「それがどうかした?」

「私はないこさん攻めでも受けでも好きだから良いんだけど、このままじゃお互い納得しないでしょ?」

「それはそう。」

「うん、。」

「じゃあさ、今からあの2人を観察して、お互い納得いくまで話し合おう?」

「それは良い!絶対に受けだと認めさせてやる!」

「私だって!絶対に攻めだと認めさせてやるから!」

「あはは、、、。」

そして私達は2人の観察を始めた。




「これなんだけど、、、。」

「ん、?どれどれ、。」

と言いないこさんがりうらさんの方に顔を近づけている。

「はっ、//////」

「りうら、どうしたの、?」

「ないくん!近いから離れて!」

「え〜、でもこうしないと教えられないよ?ってか、りうら照れてるの?可愛い。」

「っ〜〜/////」


「ほら、やっぱりないこさんは攻めよ?」

「いや、まだ受けが残ってる、。」

「私は確認する前に力尽きそう、、。赤組やばっ、。」

鼻血をダラダラ流しながら言う。

そんな話をしていると、突然



『ガタンッ!』



と大きな音が聞こえてきた。

「えっ、?」

「何が起こってる?」

「ってか、あそこ赤組が居るところじゃない!?」

「えっ!?助けないと!」

そう言い助けに向かいに行こうとする1人を止めた。

「ちょっと、待って、。」

「何言ってるの!?早く助けに行かないと!」

「ほら、あそこ見てみな、。」

そこを見ると、

周りには椅子が倒れ、

唇が重なりあっている2人。

「あっ、、。りうらごめん!」

「ううん、ないくんこそ大丈夫、?」

「うん、俺は大丈夫、。あっ、ごめんすぐに避けるね、。」

と言い、目を逸らした時、

「待って、。」

ないこさんの手を掴むりうらさん。

「ないくん、顔真っ赤、。もしかしてキス恥ずかしかった、?」

「っ〜〜/////」

「ははっ、ないくんの方が可愛いじゃん。」

「だって、ファーストキスだったんだもん、、。」

顔を真っ赤にさせながら目を潤ませるないこさん。

可愛過ぎる。




「はっ、バタッ、、、。」

「グハッ、、、言っただろ、、、ないこさんは受けだってな、、、。」

「どうやらその通りだったようね、、ガクッ、、、。」

3人の腐女子はそう言って、力尽きた。






後日、りうらさんがないこさんに

「りうらが責任とってあげるから」と言っていたのを聞いて尊死したのは此処だけの秘密。










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