続き
紫視点
翠が翠じゃないみたいだな
紫「お前、翠じゃないだろ?」
翠「何言ってるの笑俺は翠だよ」
喋り方は翠だけどなんか俺のなかの本能が違うって言ってる
紫「嘘つくな!」
翠「…はぁ、俺は翠じゃない、正確に言えば彼を乗っ取った誰かってこと」
紫「誰か…?」
翠「なんでもできる翠が、彼が羨ましかったから乗っ取った」
紫「百…?」
翠「そうだよ、俺は百だよ」
瑞「百くん、だめだよ」
百「?」
瑞「赫くんがすきだからってそれはやりすぎだよ」
黊「百〃だめ」
百「そろそろ翠を返すか」
翠「もー百〃?」
百「ごめんって」
紫「…あ、ねぇこれ見て」
紫と瑞と黊と百と翠へ
帰ってこい、じゃねぇと大切なあの子を◯す
◯されたくなければ故郷へと戻れ
紫「赫」
赫「ん、なに?」
黊「俺らそろそろ帰らなきゃなんだ」
赫「戻ってくる?」
百「戻ってこれない…」
そう、あの世界に帰ると2度と人間界に行けなくなる
赫「グスッみんなはぁ、なにしにかえるの?」
翠「新しい俺らにならなきゃなの」
瑞「でも、最後に赫くんの血吸わせて」
赫「うん、いいよ」
ジュル
百「今度こそお別れだよ、じゃあね、赫っちゃん」
赫視点
あれから、5年の月日が経とうとしてる
俺は25歳になった。俺は覚えてるよ、あのヴァンパイアたちを
赫「あーあなんかねぇかな?」
???「おーい赫ちゃん!」
赫「!」
???「びっくりした?」
赫「あぁ、お前ら生きてたんだなー!」
黊「うん!人間界でしかも赫っちゃんに会える時がきたの!」
瑞「でも、瑞たち、家ないから住ませて?」
赫「しょーがねぇな、いいぞ」
百「やった!赫っちゃん大好き」
紫「俺らも赫の会社に入ることにしたわ」
赫「はい?」
翠「これからはずっーーと一緒だよ」
また、あいつらに会えました
ヴァンパイアじゃない姿で会えたのが嬉しい
完結
続編なし







