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「はぁ、はぁ、。」
逃げなきゃ、逃げなきゃ、。
後ろから追いかけてくる女の霊。
目の中が空洞な女。
追いつかれてしまった、。
「目、頂戴、?」
「ヒュッ、ハッ、、フッ、、。」
怖い、怖い、怖い、怖い、。
怖いよ、。
誰か、誰か、誰か、誰か、。
「、、、、、、、、か、。」
誰、声、?
「、、、、、、、ぶか、。」
「大丈夫か!!」
「はっ!」
布団から勢いよく起き上がる。
「わっ、びっくりした、。随分うなされてたけど大丈夫か、?」
声の方を見ると、優しい瞳に黒から黄色のグラデーションの髪をした長髪の人。
怖くない、、。
俺はその人に抱き付いた。
「ど、どうしたん!?」
「ヒグッ、、怖かった、、何かに追いかけられて、。」
涙を流しながら言う。
「そっか、、。大丈夫やで此処にはなんも怖いもん無いからな、。」
優しく頭を撫で、落ち着かせてくれる。
「ありがとう、ございます、、。」
何も言わずにただ優しく抱きしめてくれた。
暫くすると
あっ、と何かを思い出したようにその人が立ち上がる。
「お粥食べるか?お腹空いてるやろ、?」
「あ、はい!」
「ん、今から作るからちょっと待っててな。」
そう言い、台所に向かっていった。
何やら色々ブツブツ言いながら冷蔵庫から具材を取り出していた。
「あの、何か手伝いましょうか、?」
と言い、立ちあがろうとすると
「いや、大丈夫やで!君はゆっくり休んどき!」
そう言われ、布団に寝かせられる。
天井を見つめていると、襖が勢いよく開いた。
「アニキ〜!あの子どうなった〜?」
可愛らしい顔に水色に紫のグラデーションをした人が言う。
アニキ、?
あの人の事だろうか?
「ん?その子ならもう起きとるで!」
「えっ?あ、本当だ!君体調は大丈夫?どこも痛く無い?」
「あっ、はい大丈夫です。」
「ほとけ!あんまり急に聞いちゃあかんやろ?その子困ってるやん!」
「あっ、ごめんね💦」
どうやらこの人の名前はほとけというようだ。
「それより、君の名前は何て言うの?」
「ないこって言います。」
「可愛い名前だね。女の子みたい!」
「よく言われます、。」
凄く元気な方みたいだ。
「ないこ〜?であってるか?お粥出来たで!」
「あ、はい!」
「ないちゃん、お粥作ってもらったの?いいな〜!」
「ないちゃん、?」
「あっ、あだ名だよ!ダメだった?」
「いや、大丈夫ですけど、。」
「ほとけも食べるか、?」
「うん!アニキのご飯久しぶりだ〜!」
席に座り、お粥を一口、口に含む。
「美味しい、!」
思わず目を見張るほどの美味しさ。
出汁がよく効いていて優しい味だ。
「喜んでもらえてよかったわ!」
と言いにこっと笑うアニキさん。
「ん〜!やっぱりアニキのご飯美味〜!」
「ほとけは相変わらずやなぁ、。」
そんなたわいもない話をしていると、。
「ただいま〜!」
と言い、赤色の髪、白銀の髪、青色の髪をした人たちが入ってきた。
あ、青髪の人俺を助けてくれた人だ、。
青髪の人は俺をチラリと見た後、
「じゃあ、皆揃ったことやし、話そうか、。」
、、、話、、。
、、、、、、、、?
、、、、、、、、、。
『え、?』
コメント
3件
いいね、1000まで連打しちゃった☆ ほんとにほんとにこの小説好きなんすよ……😭😭 ゆっくりペースでいいからね!!