20××年
街はとても綺麗でダイヤモンドのような世界だった。
だが、そんな街には恐ろしいことがある。
それは______
「早く逃げるぞ!!」
「待ってよ…!お父さん…!うわぁ!」
ドサッ!
「確保シマシタ」
「……!!離してぇ!お父さん!お父さん!助けて…!お父さん…!!」
「……すまん。逃げるのが優先だ。」
「……っ…!!」
____________お父さん…!!!
______人々はロボットに捕まり、
アンドロイドにされてしまう。
それが…この街の恐ろしさなのだ。
あれから10年がたち、今でもこの
最悪な状態なのだ。
「……あいつは…元気かな…」
俺は天馬司。俺は運良くアンドロイドに
されていない。だが……
「……類………会いたいぞ……」
俺の約束…忘れてないだろうか…
ウィン!ウィン!!🚨(サイレンの音)
「……!またか……」
チャリ…
「……いくぞ…類……」
俺は類の写真が入ったネックレスをつけた。
______
「ふぅ……それでは今日も人助けだな!」
うわぁぁぁぁぁ!!!!
「……!!人の声…!!!」
ダッダッダ…
「大丈夫ですか!?」
「…た…助けてくれ…!!!!頼む…!」
「了解です!!!」
バキッ…!!ガシャン!!!!
「おぉ…!すごいねぇ…君は…」
「まぁ…5年くらいこういう仕事をやっているので…」
「5年も!?すごいよ!!」
「そうですか…?あはは…」
なんだろう……すごく……モヤモヤする……
「……では…もう行きますね…!では!」
シュバ!!
「……ふふっ…いい人みーつけた♡」
______
……今日も…類を見つけられなかったな……
「どこにいるのだろうか…」
「司くーん!!!!」
「む?その声は…」
「えへへ!えむだよ!!」
「えむか!久しぶりだな!」
「うんうん!久しぶりだね!!!!」
こいつはえむ。俺の親友だ。
たまにえむと仕事にいっている。
「また…見つけられなかったの?」
「……あぁ………」
「まだ…諦めちゃだめだよ!類くんも探してるかもしれないし!!」
……えむ…………
「あぁ!そうだな!!!!」
____________
「ハッハッハ!!見つけられる?バカだな!だって類は俺の手下だからな!!!!」
「マスター。どうかしましたか?」
「……!」
ピッ(画面を切る音)
「なんでもない。ほら、おまえはそろそろ寝ろ。明日も人間を探してこい。」
「はい。わかりました。」
ウィーン…スタスタ…
「……あんな天才の手下を見つけたら…返すわけないだろ。」
ドクン…ドクン…パリン…
続く……
コメント
2件
めちゃくちゃ好き… 類救われてくれ?!(?)
ありがとうセカイ\(^o^)/