転生したら溺愛された

大好きだった。そのはずだった。

私が変わってしまったのは、彼のせいだった。

今までで一番かっこよくて、運命だと思ってた。なのに。

私は今までのことを振り返った彼だって幸せだったはずだ。

彼がいないと生きていけない。

そう思い私は、自殺しようと思った。

「何で死ぬのが一番いいかな」

首吊りその言葉が頭から離れなかった。

「首吊り。か」

私は紐に首を掛けた。

意識が切れたとたん私はいつの間にか10年前に戻っていた。