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どうも。ぽいふるです。
突然ですが皆さんは、
「星の花が降るころに」
という物語を知っていますか?
どうやら学校ではこれの続きを書く事が多い様で。
私も本編を読んだ所、感動しました。
なので、私も短いですが続きを書こうと思います。
良ければ最後までご覧下さい。
アドバイス等あれば教えて下さると、とても嬉しいです。
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私は銀木犀の木の下をくぐって出た。
ヒュー…カサッ__
突如風が吹き、私の髪を揺らした。そして、後ろからとても小さな音が鳴った。
振り向いてみると、私がさっき落とした、色褪せた花達の中心辺りに、1つの銀木犀の花が落ちていた。
落ちてきた花は、少しだけ色褪せていて、所々破れていたりしてボロボロだ。だけど、まだ綺麗な形で存在感を放っている。
しばらくそれを見ていた。私の目には、とても鮮やかな花に映っていた。
_ダッ
気付いた時には走り出していた。走って、走って、ずっと走っていた。
目指すは夏実の家。夏実が家に居るかは分からない。でも向かわずには居られなかった。
大丈夫。あの花の様な私達なら、まだやり直せる。そうとしか思えなかった。
ピーンポーン…
静寂の中、誰かが出てくるのを待つ。
心臓がうるさい。それ以外何も聴こえない。
_ガチャッ
顔を上げる。そこには夏実が居た。
「〜っ!」
「夏実ごめん!仲直り、して欲しいの!もし出来るなら、一緒に、ポプリを作ってみない?」
一息に叫んだ。自分の気持ちを全部伝えた。
夏実は目を丸くしてこっちを見ていた。
「あははっ!」
夏実は、声を上げて笑った。驚いた。笑われるとは思っていなかった。
「良いよ!私こそごめんね!ポプリ、一緒に作ろ!」
眩しかった。見慣れた笑顔に、視界が歪んでしまう。
私は目を擦り、顔をしっかりと見つめ頷いた。
私達は手を繋ぎ、2人で新しい花を拾いに行った。
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こんな感じですが、どうだったでしょうか?
是非、感想やアドバイスをお願いします( . .)”