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「これじゃ、駄目ですか。」
「そうだな。もっと魅力があるメリットを…」
18時19分、ある男と、ある会社の社長が話をしていた。
「それに、金が高すぎる。」
契約書を見ると、巨額の武器の契約が交わされようとしていた。
「お前ら、バカになったんじゃねぇか?」
つい、社長がそう言ってしまう。
「とりあえず、この案件は無かったことにしろ。それなら、また契約の話をしても構わない。」
すると、社長と話していた男、ライモンは…
「それなら、別の案件はいかがですカ…?」
社長は耳を疑った。最後、声が少し変だなぁ、と思った。
「コレハ、コウイウアンケンデス。」
ライモンの違和感に気づきながらも、社長は案件を見た。すると…
「イタダキマース」
社長の背中に激痛が走った。
「イカヅチ、タノンダ。」
「OK」
「すみませんねぇ、私たちは、武器商人兼、依頼人がいない仕事人なんですよね。」
その男、イカヅチは、影からするりと現れ、矢を持ってこういった。
「痛みは一瞬だ。まぁ、大人しくすることだな。」
イカヅチは、社長の首に矢を刺した。
「ウッ…」
社長は倒れた。
「新しい商談先でも探すか。」
武器商人兼依頼人がいない仕事人、彼らの代表取締役社長、JINは、そう言った。
『残業代くださいね。』
商事人たちは、JINに言った。
「みんな息ぴったり。」
「成果次第によりますからね。」
JINはそう言ってその場から離れた。
「ったく、ーサバイラ株式会社ーは駄目だったなんて、そこもかなりいいところだったのに、風の記憶の書というアイテムも奪われたらしいし。切り札にはならなかったのは、残念です。」
JINはそう言って、武器を眺めていた。