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episode.6
投稿遅れてすいません😭
そして30♡ありがとうございます😭
start▶︎
〜et目線〜
この瞬間私の口から
yaくんに向けて
さよなら
と言ってもよかった。
いや、
言おうとした。
でもね
でも、言おうとしても
「ッ」
と、言葉が詰まるだけで
音にならない声がでるだけで
言えなかった。
でも、絶対そんなんじゃない、
違う
言いたくなかったんだ
でもさ、そうやって思うたびに
涙が勝手に出てくるの。
「ッポロッ(泣」
「ッ、泣くなんて、馬鹿みたいッ(ポロッ(泣」
泣くたびに、本当に自分が惨めに思えてくる。
でもさ太陽のような
私を照らしてくれるような
輝かせてくれた君が
そんな優しい君が
「クイッ(涙拭」
「大丈夫、?」
って話しかけてくれる。
この言葉にどれだけ救われるだろうか。
でも、ごめん
本当は、リフレッシュとか気分転換とかではなく
死のうとしたよ。
死にたかったよ。
yaくんのために死のうとしたよ。
でもさ、
でもさぁ、
体はいうこと聞いてくれないんだよッ!!
どれだけ泣いたって、
どれだけ愚痴を吐いたって
死にたい思いは消えなかった。
なのに、
なのにさ!!!!
屋上に行くたびに、
今日はやめよう。
って言って逃げてた
誰かが死のうとしたら
私が死にたいよってたくさん叫びたかった。
事故で死んだ人と変わりたかった。
でもさ、
そう思ってても身体はいうことを全く聞かなくて
たくさん
生きようと言って
誤魔化してた
______それはさ、
まだ
yaくんと一緒の世界で生きたかったから
だと思うんだよね。
死にたくないんだよなぁ、、
ほんとは、
でも、現実は自分の思いとは別で
この時私からは
「もうッ、やだよッ!」
と、思わず声に出してしまった。
yaくんは少し驚いたような顔をして、
こっちに近づく
でも、私はね
チャンスだと思った
なぜだかって?
そんなん簡単だよ
相手が幸せになれるなら
それでいい
相手が楽になれるなら
なんでもいい
恋人とかそんなんもう消滅してる
だからさ
だからさ
今ここで
屋上から飛び降りる
良い考えじゃない?
だから私は走った。
「yaくん、ごめんねッポロッ(微笑」
「はッ、?」
「なんで、謝って、?」
yaくんからそんな声が飛んできた。
でもそんなん知らない。
「タッタッタッ(走」
私は全力で一番端のフェンスに向かって走る。
「おいっ!待てッ!」
yaくんが叫んだけど
そんなのは無視した
ただ無我夢中に走った
そしてフェンスについた。
そしてね、大きく息を吸って
10mくらいの遠さから叫んだ
「yaくーん!!こんな私を、こんなetを君の彼女にしてくれてありがと〜!!」
「そして、私を忘れないでねッ!!!」
そうして背を向け
こう言った
「ポロ)大好きだよ。」
「______ッ‼︎」
ヒュゥゥゥゥゥ(風音
このときyaくんは何か言った。
でも、風の音でなんも聞こえなかった
最期にでもyaくんの声聞きたかったな
でも自分の気持ちは押し殺して
私は往くよ
それじゃあ、
じゃあね
あなたと出会えてよかった。
その時の景色は最高でした。
next▶︎10♡
コメント
9件
えっ、好きです愛してます🥰(急すぎる