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計画性無さすぎて今日中に完結しなさそうなので2話に分けました
復活第1弾からグダグダですいません…
設定は1番下
「おいっ!!このっ、くそがきが!!!」
ぱんを手に持って、走る
この道はこっちに行くと人がいっぱい居るからこっちに行く。
何回も走ったこの辺は、もう完璧と言えるほど覚えている
俺やって、こんなことやりたくてやってる訳じゃない。
こうしないと、俺たちは生きていけないから。
スラムで生まれ育ち、物心ついたときからこうして過ごしている。
どんだけ悪と言われようが、俺たちはこうして生きる
ここに生まれたということは、そう言うことだろう?
なぁ、神様。俺達には、普通の生活もさせてくれないのか?
毎日、毎日ご飯を盗んで、家族の元へ帰る
1つ2つしかないぱんやくだものを3人で食べる。
まだ小さい弟、学校に行けない弟。
あいつらにまで、こんな生活を続けさせたくない
どうにか、お金を稼いであいつらに普通の暮らしをさせたい
街へ行っては、ご飯を盗み財布を盗み、
少し失敗したら殴られる
それでも逃げて、こいつらの元へ帰ってくる
「ほら、今日もご飯取ってきたで、2人で食べ」
「ゆうくんは、、?」
「俺は大丈夫やから。」
俺だって、お腹はすくし疲れる。でも、こいつらのためだったら俺はどうなったっていいんだ
明日も取ってくるから、安心せぇ、大丈夫。
絶対に戻ってこられるかは分からないのに。
アイツらを安心させる言葉でもあって、自分に言い聞かせる言葉でもあるから。
雲ひとつない晴天、気温は高く汗がぼたぼたと流れ落ちる。
またいつものように店の前まで行く。
大丈夫。失敗なんてしない。アイツらのところに帰るんだ。
パンを握りしめ、店の出口の近くまで歩く。
店員は店の奥にいる。大丈夫。
そのまま店を出ようと足に力を込めた。
「っ、!?」
店から1歩を踏み出そうとした瞬間、腕を掴まれた
「これ、買ってないよね」
俺の手を掴んでいたのは、綺麗な服を着ている背の高い男だった。
「スラムの子でしょ?お母さんとかは?」
親なんて、記憶の隅にも居ない
「こう、しないと、生きていかれへん、」
黙り込む男はずっと俺の目を見ている
「離してくれ、弟達が待ってんねん、俺が帰らへんかったらアイツら死んでまう」
「うーん…でもなぁ、お店のもの盗もうとしてたでしょ?」
しばらく悩んでいた男は突然何かを思い出したように声を上げた
「じゃあ俺の家おいでよ!」
「は?」
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??? 綺麗な服を着た男の??
??? 綺麗な服を着た男の??
??? スラムで育つ悠佑の??
??? 綺麗な服を着た男
??? スラムで育つ悠佑の??
悠佑 スラムで育った2人の??を持つ男