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ランダル視点
おかしい…なんで…
なんで寝れないの…?
寝れないってことはサトルに会えないってこと
サトルに会えないなんて耐えられない
それに寝ないと回復の速度が遅くなる
これって精神的な問題なのかな。
それともサトルがわたしを寝かせないようにしてるとか?
どちらにせよ、兄さんには話しておこう
@『というわけらしいから、ニェン、ニョン、今日はランダルを付きっきりで守ってあげてネ♡』
◼『はい、ご主人様』
『仰せのままに』
「怪我したら治るまで何日かかるかな…こんな感覚初めてだよ♡ゾクゾクしちゃう♡」
@『ランダル?楽しいのは分かるけど、怪我しちゃダメだよ』
「ちぇっ、はーい」
はぁ、ほんとサトルに会えないなんて退屈。
つまらないしくだらない。
こんな日常いらない。
ずっとサトルといたいのに。
わたしの気持ちに気づかないサトルも悪いんだけどね
セバスチャン…そういえば最近見てないな
「セバスチャン?おーいセバスチャーン」
☼『スピー…スピー…』
「ばぁっ!」
☼『ひえっ…?!ってなんだお前かよ…』
「へへ、びっくりした?」
☼『寝てたんだから邪魔するなよ…』
☼『寝るのが1番の現実逃避なんだから…』
「そんなものしなくてもいいでしょ? 」
☼『いや、しなきゃ俺壊れちゃうよ!』
「壊れれば?わたしが治してあげるから♡」
☼『気持ちわりぃよ!もういいから寝かせろ!』
「ちぇっ、セバスチャンも遊んでくんないんだ」
「で、ニェン、ニョン。そこにいるのはわかってるよ」
◼『居たら悪いか』
「べっつにぃ?」
「そんなことよりわたしと遊ぼうよ」
『何するんですか?』
「うーん…ババ抜き」
◼『珍しく平凡だな』
「負けたら1本歯を抜くってルールで。」
◼『前言撤回。』
『(歯…抜かれたくないなぁ…)』
「なに逃げようとしてるの?セバスチャン」
☼『ひっ…』
「もちろんセバスチャンも一緒だよ?」
☼『やめろぉ…!死にたくないっ…!』
「歯抜かれただけじゃ死なないよ!安心して♡」
☼『抜くのがお前だから安心できないんだよ…』
~10分後~
「あ〜負けちゃった!」
☼『よし…!よし…!』
◼『ふん、雑魚が。』
『(勝っちゃった…)』
「も〜…しょうがないなぁ…」
わたしは歯を1本抜いた。もちろん本物の歯じゃないやつ。
「ほらセバスチャン食べていいよ♡」
☼『嫌だよ!キモイってば!無理やり食べさせようとすんなっ!!』
「ツンデレなんだから♡遠慮しなくていいんだよ?」
☼『遠慮なんかはなからしてねぇよ?!』
『ご主人様のペットでよかった…』
◼『あぁ、ペットにしてくれてありがとうございますご主人様』
@『お前たちが喜んでくれて嬉しいよ』
◼『!ご主人様』
『どうかなされたんですか?』
@『いや、誰かの痛みを感じたんだが。』
「あ、それ多分わたし。」
「さっきババ抜きで負けたから歯を1本抜いたんだ〜」
@『…ニェン、ニョン』
◼『は、はい…』
『も、申し訳ございません…』
@『まったく、おしおきしないといけないね』
◼『そ、それだけは…』
『ご勘弁を…』
@『なでなでの刑に処す♡』
◼『ふぅ…』
『良かった…』