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どうも太陽葵です!ホントになんか思いついて書きたくなった作品です😣なんか思いついちゃった
それでもいいよって方はお楽しみください
中太です 苦手な方はゴーバック
注意⚠️BEASTネタバレ有り 捏造有り゙
太宰はマフィアビルから落ちながらそんなことを考えていた。あぁ、死。それは太宰にとってはいつもそう、普通のことだった。何故なら彼は幾度もの死を繰り返していたからである。その度にいろんな平行世界を繰り返してきた。だが、毎回織田作の死はまぬがれることはできなかった。だが、今回は違う。
太宰 (あぁ、なんて幸せなんだ。これでやっとやっとだ。君の小説が読めないのは残念だけど…それと、中也、、)
そう呟き目を瞑る。そしてドスッと、鈍い音がしてこの世界での太宰治は幕を下ろした。
太宰 「ハァッ?ハァ、ハァハァハァ」
中也 「おいおい!大丈夫か?」
太宰は意味が分からなかった何故ならこの本の世界は太宰治の後悔から造りだされていると考えていたからである。その後悔とは織田作が小説を書ける世界だった。だが、その願いは叶ったはずだ。先程の世界で確かに叶った。なら、もう後悔なんてない。願いが叶ったことで私の人生もやっと終わると考えていた。今度こそは私が待ち望んだ「死」が来ると考えていたのに。なぜ、なぜ?
まだ生きていることそれが凄く凄く悲しくて辛くて、きっとこの世界ではまた織田作は死んでしまうだろう。また友人の死を見て死にたい私は死ねずに…なら今まで何のために?何千とも死を体験した?
太宰 「ポロポロ(泣)」
中也 「お前泣いてんのか?」
中也が凄い間抜け面をしてこっちを覗いてくる。
あぁ、そうだった。私はさっきの世界で死ぬ間際に中也に殺されたかったなぁ…
なんて後悔をしたんだった。その後悔が次の世界へと私を飛ばしたんだろう。何で私は、私は、!!!
そんな後悔をしてしまったんだろう。こんな間抜け面の男に殺されたいだなんて私もどうかしてるな、
中也 「なぁ?太宰どうしたんだよwww」
この憎らしい男は私を赤子を慰めるかのように髪をワシャワシャと掻き立てる。そして私を優しく抱きしめる。どうやらこの世界の私と中也は付き合っているらしい。この世界の他にも何度も私と中也は付き合っていた。先程の世界ではずっといがみ合ってばかりだったが、
抱きしめられて中也の胸の中に頭を埋もれる。
中也 「テメェが泣くだなんてらしくないな?どうしたんだよ、」
太宰 「死にたいの……死にたくて死にたくて堪らないのでも死ねないの!」
いつもの死にたいとは中也も違うことに気がついたのだろう。
中也 「安心しろ、お前は俺がぶっ殺してやるよ!それまでは他のやつに殺されそうになったら俺が守ってやるし、自殺も止めてやるよ。なぁ太宰!」
だから安心しろっと言わんばかりに私を慰める。ホントにいつになったら殺してくれるんだろうか?
だが、まぁ君の言うことを信じてもう少し頑張って生きてやってもいい。そう思ってしまった。
中也 「ほら、任務の時間だ。行くぞ、太宰!」
太宰 「う、ん」
太宰は中原に手を引っ張れられながら任務へ向かった。
信じてるからね中也、さっきの言葉
この世界で織田作之助がミミッキュとの戦闘で死亡したのはその数日後だった。