自己満短編集

しあわせ

嘔吐

暴力

愁斗×勇馬

｢勇馬、ただいま｣

｢……。｣

｢ねぇ、ただいまって言ってるんだけど？｣

愁斗は座り込んで俯いたまま何も言わない勇馬に目線を合わせ、顎を掴んで無理矢理顔を上げさせる

｢何その目｣

愁斗を睨みつける勇馬の目は憎悪に満ちていて、今にも愁斗に殴りかかりそうなほど鋭い目つきをしていた

｢ねぇ勇馬、もう一週間だよ？いい加減にしてくんない｣

愁斗が勇馬の目を見ながら微笑む

しかし、目の奥は深く澱んでおり、輝きなど一切なかった

｢どうして？俺らめちゃくちゃ仲良しだったじゃん

ぶっちゃけ勇馬も俺のこと好きだったでしょ？

だから俺頑張ったんだよどうやったら勇馬とずっと一緒にいれるかなって

だからさ、早く俺に堕ちてよ｣

ちゅっ

｢…っ！｣

くちゅ くちゅ れろぉ ちゅっ くちゅ

｢ん、ふぅ、ぁ…｣

｢ふふ、声漏れてる気持ちいいんだ｣

｢……。｣

｢あれ、可愛いと思ったらまただんまり？もう少し素直になれって

ま、今はまだいいけど｣

愁斗は立ち上がると、キッチンに向かい、冷蔵庫を開ける

｢あれ、中のもの食べていいって言ったじゃん

もしかして今日なんも食べてないの？

なんか食べないと本当に死ぬよ｣

｢…し｣

｢ん、何？｣

｢こんなとこにずっといるくらいなら餓死した方がマシ｣

そう言う勇馬の目は虚ろで一切の光を孕んでいなかった

｢それは俺が困るの｣

愁斗は冷凍庫から冷凍の炒飯を取り出し、レンジにかける

5分くらい経ち、レンジが音を鳴らすと、愁斗はそれを勇馬に差し出す

｢ほら、食べて｣

｢…いらない｣

｢死んでもいいの？｣

｢別にいい｣

｢はぁ…｣

愁斗は溜息をつくと、自分の口に炒飯を含み、咀嚼する

すると、口の中にある炒飯をそのまま勇馬の口に流し込んだ

｢うﾞっ…｣

唾液と混ざった炒飯の気持ち悪い食感に勇馬は顔を顰める

｢おﾞえﾞっﾞ…｣

愁斗が勇馬を解放すると、勇馬は思いきりえずきながら、涙目で愁斗を睨んだ

｢ごほっごほっ、おﾞぇﾞ…｣

｢吐いたらまたするよ｣

愁斗のそんな言葉に恐怖を覚えたのか勇馬は自分の手で口を押さえる

しかし、胃が拒絶反応を起こしたのか、勇馬の口からは先程流し込まれた炒飯が床に吐き出される

｢あーあ、吐いちゃった、もう1回だね｣

愁斗が再び炒飯を口に含んで咀嚼し、勇馬の口に流し込む

勇馬が吐く度にそんな行為が何回も何回も繰り返される

｢おﾞぇﾞっﾞ、んﾞぐ…｣

ごくんっ

やっとの思いで勇馬は流し込まれた炒飯を喉に通す

一体何回吐いたのだろうか、床には勇馬が吐いた米やら胃液やらが散乱している

｢はぁはぁはぁはぁ…｣

｢お、吐かなくなったじゃんえらいえらい｣

愁斗が勇馬の頭を撫でようとする

すると、勇馬はその手を振り払う

｢やﾞめﾞろﾞぉﾞ、さわﾞんなﾞぁﾞっﾞ！うﾞっﾞ、きもﾞちわﾞるﾞぃﾞ…｣

｢マジで懲りないねぇ…

勇馬、こっち来て｣

愁斗は勇馬の頭を強く掴むと、引き摺るようにして寝室に連れて行く

｢やﾞっﾞ、いﾞだいﾞっﾞ！やﾞめﾞでっﾞ！！｣

引き摺られている間勇馬の目からは涙がポロポロ溢れていて、顔をぐちゃぐちゃにさせていた

寝室につくと、愁斗は勇馬をベッドに放り投げるなり、服を脱がし始める

勇馬は精一杯の力で抵抗したが、数日まともに食事をとっていないせいか、全く力が入っておらず、気づくと全裸になっていた

｢やだ、なにする…｣

ちゅっ

愁斗が勇馬の唇にキスを落とす

手首を押さえつけ、鎖骨、胸、腹、太ももと、色々なところにキスを落としていく

｢んんっ、はぁ、んっ…｣

｢ふふ、こーいうのされると抵抗できなくなっちゃうんだ

じゃあもっともっと、勇馬に気持ちいいことしてあげるね｣

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡

｢んﾞぅﾞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♡♡｣

｢おら、もっと声出せよ｣

どっちゅんっっっ♡♡♡

｢ぁﾞっﾞ…♡ぅﾞうﾞうﾞうﾞうﾞうﾞ♡♡｣

｢そーいう呻き声みたいなやつじゃなくてさぁ…｣

ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡

｢あﾞうﾞっﾞ♡♡おﾞっﾞほぉﾞっﾞ♡♡｣

｢そうそう、そーいう汚ったないオホ声

俺、勇馬のその喘ぎ声ちょータイプ｣

｢ぁﾞへぇﾞっﾞ♡♡おﾞうﾞっﾞ♡♡んﾞおﾞ〜〜♡｣

｢はは、勇馬のちんこイきたそうにぷるぷるしてるね

もうかれこれ30分くらい出せてないもんね

ねぇ、勇馬、イかせてほしい？｣

愁斗は勇馬の目を見て、にっこりと微笑む

しかし、勇馬の理性はとうにどこかへいってしまっていて、勇馬はただただ愁斗から与えられる快楽を受け入れるしかなかった

｢あﾞえﾞっﾞ♡んﾞぉﾞ〜〜♡♡くるしぃ…♡ちんぽ、くるしぃ…♡♡｣

｢ふふ、そーだよねぇ？勇馬はこれどうしてほしいの？｣

ぴんっ♡♡

愁斗が勇馬のモノを人差し指で軽く弾く

勇馬はそんな小さな快楽にも身体を仰け反らせ、痙攣させる

｢おﾞっﾞ♡♡♡｣

｢はは、かあいいそろそろ俺の方が限界かも｣

ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡

愁斗は腰の動きを速める

すると、勇馬の喘ぎ声はより一層の大きくなり、その声で愁斗のモノがナカで質量を増す

｢んﾞおﾞっﾞ♡♡おﾞっﾞきぃﾞ、♡ちんﾞぽ、きもちぃ…♡♡｣

｢勇馬、もしかしたら出さなくてもイけるんじゃない？｣

｢んﾞえﾞっﾞ♡♡しょんなん、むり…♡♡｣

｢できる、勇馬ならできるよ

ほら、ポルチオごりゅごりゅされるの気持ちいいねぇ｣

｢きもちぃﾞっﾞ♡きもちぃﾞっﾞ♡♡｣

｢はぁ…可愛いメスイキキメちゃえ｣

ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡ぐぽっ♡

｢んﾞおﾞぉﾞぉﾞぉﾞぉﾞっﾞ♡♡いﾞぐっﾞっﾞ♡♡いﾞっﾞちゃﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ♡♡♡｣

ﾋﾞｸｯ♡ﾋﾞｸｯ♡ﾋﾞｸﾝｯ♡ﾋﾞｸﾝｯ♡

｢んはっ♡♡あへぇ♡きもちぃのに、なんにもでてなぃ…♡♡んおっ♡からだ、びくびくしゅりゅ♡♡｣

勇馬は絶頂したにも関わらず、精液を出さずに脚を開いたまま痙攣している

｢まじで？勇馬ガチ女の子じゃん

てか、ここからの眺め絶景すぎ｣

勇馬はだらしなく口を開き舌を出している

おまけに目はほぼ白目に近い状態になっており、所謂アヘ顔になっていた

｢あ…♡はぁはぁ♡はぅ♡おぅっ…♡｣

｢ふふ、早く堕ちてくれないかなぁ｣

愁斗は不敵な笑みを見せると、再び腰を動かし始める

｢あﾞんﾞっﾞっﾞっﾞっﾞ♡♡｣

｢勇馬がメスイキしても俺まだイってないもん

最後まで付き合ってね俺の勇馬｣

｢んﾞっﾞ♡しゅーと、だいすき♡♡｣

勇馬が愁斗の首に腕を回す

お互いの顔は笑っていて、とても幸せそうだった

そんな中、聞こえないくらい小さな声が寝室に放たれる

｢やっと抱いてくれた…♡｣

意味深になっちゃった

考察はご自由に