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まずatがコロシアイを始めた理由。
端的に話すと、
“『先輩』が「もうat以外消えてほしい」と言ったから。”
先輩はいじめを受けており、そこを救ったのがat。先輩にはかつて大きい事故のときに助けてもらった過去があり、恩返しにと助けた。いじめはなかなか治らず、atが先輩の心の拠り所となっていた。
atは先輩へ【崇拝】に近い感情を持っており、先輩が総てを救うと信じて止まない。
先輩がいじめに耐えかねて、「もうat以外消えてほしい」と言ったため、先輩がいらないのなら消すという信念で世界中にモノヤギ(※モノクマポジ)というロボットを輩出し、人類を殺していく。
その間、“なんとなく”という理由でンプメンとプセメンが集められ、コロシアイをさせた。
atの予定だと、ンプメンがそれぞれを56すと思っていたが、少しズレてしまいktyだけ生き残ってしまった。
卒業して外に出たとしても、すぐにモノヤギに倒されるはずだった。
でも、“なんとなく”でゴッドジェネレーション神代を殺め、みんなのポテンシャルを試した。
at「あっはは、正解だよ、🎈くんを56した、このコロシアイの黒幕は俺。」
🌸「atさん…なんでこんなこと…！」
kty「aっちゃん…」
at「まー、コロシアイに関しては…“なんとなく”、かな？」
🌟「そんな理由で…こんなことしていいと思っているのか？！」
at「言ったじゃん、『コロシアイに関しては』って。」
at「外に出てみな、面白いくらいに残酷だよw、これをディストピアってゆーんだね。」
🎼「ｯ、え？」
at「外はモノヤギが片っ端から56してるよ。」
at「みんなはラッキーなんだよー？人の手で56されて。外の人達はロボットに56されて。」
at「キミのお父さんも、今頃ﾀﾋんでるだろーねw」
❄️「人の心とか…倫理観なんて、無いの？」
at「…あの事故の日から無いだろうね。俺にはわかんないけど。」
at「全部、“先輩”の為だから。」
kty「先輩…？」
at「そ、死んでもおかしくなかった俺を、命懸けで助けてくれた…俺の、命の恩人。」
at「あの人が、「at以外要らない」って言ったから。」
kty「でもｯ、ここまでしなくても」
at「うるさい」
kty「ﾋﾟｸｯ」
at「先輩が要らないものは全部消す。俺の使命。」
at「…もーいーでしょ？あとはあの世で話してあげるから。」
at「…じゃ、逝ってくるねw」
at「…ここ、外？」
at「…モノヤギ達、ちゃんとやってくれてるんだね」
ﾋﾟｺﾝｯ
at「…！」
スマホには、「先輩の場所へ行け」との文字が。
at「先輩は今…きっと家だ。電車乗り継がないと…！」
ｶﾞﾁｬｯ
at「先輩！」
???「…aっちゃん…？」
at「ｯ？！」
at「せん…ぱい…？」
atが先輩と呼んだ彼は、モノヤギに刺され横たわっていた。
⁇?「aっちゃん…よかった、生きてる…」
???「…akとprちゃんと…mzちは…生きてる…？」
at (…？)
at「先輩は…俺以外いらないんですよね？」
at「なんで…俺以外の心配なんかしてるんですか？」
???「…3人も…仲良かったから…」
at「…」
at (最低だ、俺。)
at (先輩の為じゃないことをしてしまった。)
at「…先輩、ごめんなさい…」
at「3人、は…俺、がｯ…」(泣
???「…！」
???「うそ…」
at「…正しくは、akとmzを俺が56して…mzがprを56しました…」
???「…僕の為に…？」
at「…！、…はい…」
???「…もっと…他に方法があったんじゃない…？」
at「…」
???「…あの世で、正解探してあげるからさ…」
???「僕が見つけたら…あの世で教えてあげる。」
???「だからさ…その日、まで…」
at「…先輩？」
???「」
at「…ｯ、先輩…？」
at「先輩…！」
at「先輩ｯ起きてください！先輩…！」
at「ｯ…あーあ…！」
at「なんの為に…こんなことしたんだろ…！」
at「先輩の為にならなかったのなら…もう…」
at「先輩が…いない世界なんて…」
at「耐えられないよ…」
at「…じゃあ、先輩の所に逝けばいーじゃんか…！」
at「あっはは、すぐ逝きますよ…」
at「先輩…」
ｸﾞｻｯ(首元を刺す)
(2025/03/13 22:30 ✎ラストを書き換え)
