この作品はいかがでしたか?
432
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ランプを灯し、
慎重に中を確認しながら進んで行く。
未だに分からない。
何だって教会に、。
いくら古い教会だからって吸血鬼が恐れるものなのに。
すると、突然鉄臭い匂いが鼻を付く。
「何、?この匂い?」
この匂いは、。
匂いの元を頼りに歩いて行く。
気付けば構堂にいた。
そこには沢山の死体が積み重なっている。
そして、その側に人が1人倒れているのが見える。
「っ、大丈夫ですか!?」
倒れている人に駆け寄り、生存確認をする。
「うっ、、。」
どうやら息はある様だ。
良かったとほっと一息ついた。
「、、、吸血鬼が、。」
と言う。
よく見ればその人の首には噛み跡がある。
、血を吸われたんだ。
このままじゃ、この人も吸血鬼になってしまう。
「ちょっと、待って下さいね。今ワクチンを打ちますから。」
制服の胸ポケットから注射器セットを取り出す。
腕を捲り、その人の腕に刺そうとした瞬間、
「へぇ、ワクチン何てあるんやなぁ、?」
上から声が聞こえる。
「っ、!?」
この声は、。
先程の人を庇いながら銃を構える。
「お前、さっきの吸血鬼か、。」
「ははっ、お前俺追いかけて来たのに気が付かんとかよっぽど阿呆やなぁ、。」
俺の方を見ながら笑う。
「っていうかさ、お前、庇ってるそいつ人間やと思ってんの?」
「はっ、?」
こいつは何を言っているんだ、?
首に、吸血された後が、あるんだから人間に決まって、。
困惑する俺。
すると笑い声が後ろから聞こえてきた。
その声の方を振り向くと、
先程まで弱りきっていた人が、今は微笑みながら此方を見ていた。
「君って、鈍感だね〜。あんなにタイミングよく怪我してるわけないじゃん。」
そう言い、俺の額に人差し指を置かれる。
その瞬間、
体がふらつき、意識が薄れてくる。
やば、、い、このま、まじゃ、血を、、、吸われ、、。
俺の意識はそこで途切れた。
コメント
3件
えやばい続き気になりすぎるよぉぉぉ🥲 私吸血鬼パロの愛され大好きなのよ
続き気になるぅぅ………😭😭 語彙力無くなるよ☆((