え、ころ…..して………
違う、俺はやってない…!
rd「俺…じゃない…….」
震える体でその場に座り静かに涙を流す
こうでもしないと自分がおかしくなってしまいそうだったから…
rd「あ、血が…」
最悪なことに服に血が染み付いてしまった
その血は服を赤という名の色で染め上げる
洗うの大変だな…。なんて思いながらその場を去った
今思えばこの時から体がおかしくなったのかな
原因は分からないが、もしかしたら今回みたいな場面に出くわしたらわかることだと思い俺は目をつぶった
??「ネぇ君」
誰かにゆさゆさと体を揺さぶられる
??「起キなイヨ」
??「ここにいると危ないのにねぇ」
??「え、」
??「どうしたの?」
??「この子の服に血が着いてるんだけど…」
??「ホントだ」
??「おいお前、はよ起きろ」
途端に痛みが走った
rd「いった…..」
どうやら目の前にいる黄色い人に頭を殴られたようだ
その他にも、緑、赤、紫の人も見える
rd「…..なに?」
少し威嚇をしてみる
黄「お前さん、どっから来たんや?」
効かない…か
rd「ただの迷子だよ」
黄「その歳でか?」
rd「仕方ないでしょ。あんまり外に出たことがないんだから…」
黄「そうか」
赤「ね、君」
rd「はい?」
うわぁ…身長高ぁ…
赤「その血、どうしたの?」
「もしかして、怪我?」
rd「え〜っと…..怪我はしてないです…」
やはり白のシャツに赤色は映えるようで質問をされた
緑「ジャア…殺した?」
勘が鋭いのか、はたまたわかっていて言っているのか…
rd「…..みたいだね。死体転がってたし…」
流暢にしゃべり平然を装う
内面は見せないように、表面で覆いかぶすように…
黄「随分平気そうやなぁ」
「殺したってのに」
rd「殺したのは俺じゃないからね」
紫「いや、君以外に誰がいるの?」
「言い逃れしようとしてる?」
rd「うまく説明出来ないんだ」
黄「なんでや?」
rd「なんでって…その時の記憶が無い、から?」
next.ෆ1000
切実に時間が欲しいです
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