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あれから3日。
食堂で昼ごはん食べてただけなのに。
なんで目の前に甘い匂いのするあの人がいるの。
「君さぁ、この前俺の顔みて逃げたでしょ。」
「人違いじゃないでしょうか……」
「へぇ、誤魔化すんだ。_あと君さ、すごい美味しくなさそうな顔しながらご飯食べるね。」
「ハハハ……」
笑うしかない、
全部図星突かれてるんだもん。
これは西原湊音の22年の人生の中で最大のピンチかもしれない。
目の前には甘い匂いをさせたケーキと思われる高身長イケメン。
お母さんお父さん助けてください。
「君、名前なんて言うの?何年生?」
「えっと……西原、湊音、……3年です、」
「へぇ、年下ね。俺4年の前崎魁星。」
「そうですか、……あ、僕そろそろ戻らなきゃなぁ……」
「君面白いねぇ、連絡先交換しよっかぁ」
「は、はい、……」
「よしっと、じゃあばいばい〜」
怖いこの人。
連絡先教えちゃった。
ずっと甘い匂いさせてる
よだれ止まんない、
_おいしそう