はい、どうもみなさんこんにちは!レオです!
「橙くんがバレンタインのお返しをするみたいですよ?」
さっそくやっていきましょう!
「ん、…」
カーテンの隙間から差し込む朝日の光で俺は目覚めた。
ところで今日はホワイトデー。先月には彼女の桃ちゃんからバレンタインチョコを貰った。
…まぁ勢いでヤっちゃったってのは桃ちゃんに殴られるから言わへんけど。
桃とは今日の夜に会う。
どんな桃ちゃんでも可愛いってのは知ってるが、やっぱり特別な桃ちゃんも見たいと期待してしまう。
実写ではかっこいい系の服をよく着てる桃ちゃんは、意外と家では完全OFFモードの可愛い服を着てる。
それだけで既に可愛いのだが、時々見せる可愛らしいしぐさで俺は何回殺されそうになったか…
ほんま勘弁してほしい。
まぁそんな話はさておき、ふわふわとした真っ白い泡で顔を洗い、朝食を食べ、着替え、切り替えた頭で動画でも作ろうと椅子に腰かけた。
動画のストックも沢山溜めてあるが、作れるときに作っておかないといつか無くなるのでこういう時をしっかり利用していきたい。
数時間後。お腹がきゅるきゅると鳴り、空腹だということに気付いた俺は、少し前に頼んでおいたご飯を食べるために立ち上がった。
ずっと座りっぱなしの姿勢だったからか、背中が痛んだ。
うーんと背伸びをし、組んだ手を上にあげて筋肉を伸ばした。
頼んでおいご飯をとると同時に、桃ちゃんにあげるためのクッキーも自分の方に寄せた。
桃ちゃんのメンバーカラ―であるピンク色と、自分のメンバーカラ―のオレンジ色で綺麗にグラデーションになっているラッピングから透けているクッキーを見た時喜んでくれるかなと思い、少し鼓動が早まった気がした。
それは、桃ちゃんに告白した時の鼓動と少し似ていた。
懐かしいな、とか思っていたら時間が思ったより経っていたので、そのクッキーを割らないようにそっと大事に置いた。
頼んでおいたご飯を食べようと場所を整え、箸を持った。
「いただきます。」
一人でそう呟いて、箸と一緒に白米を口に入れた。
そこから数分後。
「ごちそうさま。」
全部綺麗に食べ終わってお腹いっぱいになり満足したので歯磨きを念入りにし、また作業に戻ろうとパソコンの前に座った。
と、パソコンを起動したその時。
ピコンとL○NEの着信音が届いた。
見てみるとそれは、桃ちゃんからのL○NEだった。
『今暇?』
無駄なことを書かずにたった3文字のその一言。
『どしたん?』
でもそれが嬉しくて。
うきうきで返したその一言。
『いや、とくに用があるってわけじゃないけど。』
…いや、可愛よ。
用があるわけじゃないのに俺と話しにL○NE送るとかほんま天使かよ。
今日も俺の彼女が可愛すぎて辛い。
可愛すぎて島作れるわ。
一応ストックは結構溜めたし、まぁちょっとくらいいいかな、なんて思ってしまう俺は桃ちゃんに依存しているのだろうか。
その後は長い間他愛もない話題で盛り上がった。
その時間はすごく面白くて。桃ちゃんが可愛くて。愛おしくて。
でもやっぱり楽しい時間というのはすぐに過ぎてしまう。
そろそろ約束の時間かな、なんて思ったので桃ちゃん家に今から行く的な文を送った。
すぐにOK!という可愛らしいスタンプで返信してきたのでまたきゅんきゅんとしてしまった。
夕方になってくるとまだ少し肌寒いので防寒はしっかりしてガチャ、とドアを開けた。
もちろんクッキーは割れないように丁寧に鞄に入れて、家の前にあらかじめ呼んでおいたタクシーに乗り込んで、桃ちゃん家に向かった。
桃ちゃんに会うのはとても楽しみなので、タクシーの中ではにやにやするのを抑えるのに必死だった。
いや、もちろんいつも楽しみやで?
でも今日は特別な日やし、久しぶりだったからいつも以上に楽しみだった。
桃ちゃんの家のドアの前まできて、インターホンを鳴らした。
「はーい。」
すぐに桃ちゃんの声が聞こえて、ガチャっとドアが開いた。
すると桃ちゃんが開けたドアが見事に俺のおでこにあたってどんっと鈍い音がした。
「った、!?」
「わぁ、橙っ!ごめ、!」
そう焦ったように謝ってくる桃ちゃんが可愛くて、痛みなんてすぐに忘れてしまった。
…てか。
「これバレンタインにもあったやん。」
「いや、それは…ごめん。」
意識はしてないのか知らんけど上目遣いが可愛すぎてフリーズしてしまった。
そんな俺を不思議そうに見つめて、とりあえず家に入るように促してきた桃ちゃんが愛らしくて思わず抱きしめてしまった。
「っ、んぅ!?//」
急でびっくりしたのか、目を白黒させている。
「ばかおまっ、ここ玄関!ドア開いてるし、!誰かに見られたら…!」
顔を真っ赤に染め上げて焦っている桃ちゃんを見ることは、もはや不可能だった。
可愛すぎる。
俺にはもったいないほど可愛すぎる。
「はぁー…まじで可愛ええ…」
その後ちゃんと家に入って、クッキーも渡した後怒られたことは言うまでもない。
はい、どうだったでしょうか!
これがよいと思った方はぜひコメントとハート、フォローもよろしくお願いします!
ここまで見てくれたそこの君!本当にありがとうございます!
それじゃあみなさん、ばいばい!
コメント
1件
最高です!フォロー失礼しますm(*_ _)m