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#本好きの下剋上
つうん@📚🐟💙
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まあ
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玲奈の事件が終わってから、一週間が経った。
私の日常は、変わったような、変わっていないような。
そんな不思議な感じだった。
朝。
秀明ゼミナールの廊下を歩く。
いつも通りの景色。
いつも通りの時間。
だけど。
ひとつだけ、前とは違うことがある。
「アーヤ」
後ろから声がした。
聞き慣れた声。
でも、聞くたびに心臓がおかしくなる声。
振り返る。
そこにいたのは、黒木君だった。
「おはよう」
今日も普通の顔。
今日もかっこいい。
……いや。
そうじゃなくて。
問題は。
この人が、私の彼氏だということだ。
「お、おはよう」
危なかった。
噛みそうだった。
すると、黒木君が少し笑う。
「緊張してる?」
「してない!」
「してる」
そうだよ。
してる。
すごくしてる。
だって、一週間前まで。
黒木君はただの憧れの人だった。
探偵チームの大事な人で。
頭が良くて。
優しくて。
かっこよくて。
遠い人だった。
それなのに。
今は。
隣を歩いている。
彼氏として。
そんなの。
慣れるわけがない。
「アーヤ」
「なに?」
「顔赤い」
「えっ!?」
慌てて頬を押さえる。
黒木くんが吹き出した。
「やっぱり赤い」
「黒木くん!」
「ごめん、ごめん。」
全然反省してない顔だった。
私はむくれる。
黒木君は笑う。
そのやり取りだけで、心臓が忙しい。
たぶん。
私はまだ知らない。
彼氏になった黒木君を。
そして。
黒木君もまだ知らない。
彼女になった私を。
だから。
これは事件が終わった後の物語。
探偵でも。
ライバルでもなく。
彼氏と彼女になった私たちの物語。
少し甘くて。
少し恥ずかしくて。
でも、とても幸せな。
私たちの日常の物語。
読んでね。
コメント
1件
ああ〜もう!これこれ!この初々しい感じ!!😭💕 事件終わった後の日常編ってだけでもう胸熱なのに、まだお互いにドキドキしちゃってる距離感が尊すぎる!! 「顔赤い」ってニヤニヤする黒木くんと、慌てふためくアーヤの構図、脳裏に焼き付きました🔥 探偵じゃなくて「彼氏と彼女」としての物語っていう宣言も最高…! 続き、絶対読むので更新待ってます…!!🌸✨