青赤

毎日投稿今日でちょうど1週間！

青赤です！どうぞ！

青「ふーっ…」

赤「まーた吸ってんの〜？」

青「んわっ…びっくりしたw」

青「また吸ってますよ〜♪」

赤「別に匂いは嫌いじゃないけど…体に悪いよ？」

青「前より量は減ったもん」

なんていつも通りの会話をする

まろの体の事を考えると早く辞めたほうが良いと思うが、正直ベランダで吸ってるまろの姿がかっこよくて辞めてほしくない…というのも事実だ

それにまろからするタバコの匂いはむしろ好き

まぁでも、最初の頃に比べれば日に日に本数は減ってきている

多分それは俺の事を考えてくれているからだと思うが

青「そういや明日の講義いついれた？」

赤「明日は1限からだよー……」

青「おぉーお疲れ様w」

赤「はぁぁ……」

青「頑張って〜♪」

赤「頑張ります……」

青「ほなそろそろ寝る？」

赤「うん」

そういうと吸っていたタバコを灰皿に押し付け寝室に行く準備をしてくれる

青「電気消すよ〜♪」

赤「ん、」

俺が布団に入った瞬間抱きしめてきた彼氏

こんなんじゃ安心してすぐ寝てしまう

そう思ってから数分で俺は眠りについた

翌朝、まろはまだ寝ているから起こさないように大学へ向う

歩いていると後ろから声をかけられた

水「りうちゃーん！！おはよー」

赤「お〜おはよ笑」

赤「いむが早起きなんて珍しいじゃん」

水「んふふ〜w普段なら絶対無いんだけどね、単位がやばいから頑張って起きてきた！」

赤「感心した俺が馬鹿だったわ」

そんな馬鹿げた話をしながら大学へ向う

いつもはお互い彼氏といっていたり一人の時も時間が被ることがなくいむと一緒に行くのは初めてだったからなんとなく楽しくなりながら歩いていたが、それが間違いだったらしい

友「お前らって付き合ってんのー！？」

赤水「……は？」

赤「いやいや、何言ってんの？？」

友「えーでも噂になってんぞー」

友「いつも一緒にこない2人が一緒にいるからーって」

水「それだけで！？僕いつもしょーちゃんと行ってるのに！？」

赤「りうらだってまろと行ってるよ！？」

友「それは友達だと思われてんだろ」

友「結局いつも一緒にいないのにいる、ってだけで付き合い始めたのかなーとでも考えたんじゃね？」

赤「えぇ…」

この話から想像出来るように俺とまろは付き合ってることを表に言ってない

特に言う必要もない、と2人とも思ったから

でもこの噂聞いたら、まろどう思うかな…

青「よっ♪」

赤「おわ、ｯ！？」

青「あははっw驚きすぎw」

水「あ、しょーちゃんもいる」

白「やほ〜♪」

赤「ぁ…えと…」

水「ぅ……」

白「…どした？怯えた子犬みたいになってるけど？」

水「いやぁ……その…」

白「はぁぁっ！？りういむで付き合ってるかもって噂になった！？」

水「う、ｯ…はい…」

青「おーすんげぇ偏見な噂、人間とはこうも情弱なのか」

白「ちょ、いむくん、単位とか言ってる場合ちゃうわ今すぐかえろ」

水「えっ！？」

白「むかつくからはよヤりたい」

水「ｯｯ！？////」

青「おつー」

噂のことを話した瞬間にいむはしょーちゃんに連れて行かれた

そうなるとまろの反応が怖い

青「いやぁ〜びっくりやなw」

青「まさか朝一緒に歩いてるだけで噂になるとはw」

赤「え、あの…」

青「どした？」

赤「怒って、ないの？」

青「怒ってへんよwそもそも勝手に噂されたんやろ？ならしゃーないやん笑」

そう言って笑っているまろ

正直嫉妬していむみたいにすぐヤられると思ったが、そうでも無いらしい

ちょっと期待していた自分が恥ずかしい

今日は俺のほうが早く講義があったがまろよりも多く取っていた為、帰るのも俺のほうが遅くなった

リビングの扉をあけてもまろの姿はない

赤「またベランダか…」

ベランダに行くと予想通りまろの姿が。

でもいつもよりタバコの匂いがきつい

赤「ただいま〜」

青「おーお帰り♪」

赤「まーた吸ってるよw」

青「文句ですかー？」

赤「いや？でも今日はいつもより匂い強いね？」

青「そ？なら消臭スプレーでもしてこよかな」

そう言って部屋の中に入ろうとしている

が、手にタバコを持ったまま……普段なら流石に家の中で吸うのは良くない、といって外でしかタバコを吸わないまろが

おかしい

そう思って灰皿をみてみると明らかにいつもより本数が多い

一箱分くらいあるんじゃないか、これ

あぁ…

そこで俺はようやく気づいた

どんなに理不尽な噂でもお仕置きをしてくるくらい嫉妬心が強かったまろが、今日はなにもしてこなかった

大人びた表情で仕方ない、と笑っていた

でもそれは所詮表面だけだったらしい

赤「まろ」

彼の名前を呼び袖を掴む

青「ん、どした？」

赤「吸いながら中、入らないんじゃなかったの？」

青「…おっと」

青「ごめんwうっかりしてたわ笑」

赤「タバコに八つ当たりしなくても、りうらにぶつけていいんだよ」

青「…なんのこと」

赤「ほんとは嫉妬してたでしょ」

青「してへんって、笑」

赤「分かるよ、人はそんなに急に変わらないの」

赤「んね、お仕置き…してくれないの？//」

青「…我慢してたんに」

青「そんなにお仕置きがお望みならやってやるよ」

青「ただ…容赦しねぇからな？♡」

赤「…いいよ、…///」

赤「だから、はやくきて、ｯ？♡///」