テラーノベル
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私は泣いてばかりの人生だ。
小学校の頃、私はいじめにあっていた。
1年生の頃だったから、今思えば、このぐらいの年齢の子は、理解力がまだ乏しいはず、
だからいじめがどれだけ悪い物なのかを理解できていなかったのかもしれない。
そう思えば気が楽だった。
高学年になってからはいじめもされなかったけど、偶に傷つくことがあった。
Rちゃん 「ちびちゃんって文句ばっかりだよね」
そう言われた気がする。2、3年前の事だから、記憶に靄がかかっているが、傷付いたのは
覚えている。確かにそう、私は愚痴ばかり言う人間だ。面倒くさい事が嫌いな怠け者。
でも何でそこまで言うの?別に私は誰かを不幸にしたくて言ってる訳じゃないんだけど。
私 「あはは!そうだね」
そう言って誤魔化した。そしてRちゃん達は居なくなった。
でも隣に居て、仲の良いMちゃんは心配した様な顔で、
Mちゃん 「なにそれ!ちびちゃん、大丈夫?」
私 「うん!大丈夫!良いんだよ!」
でも、自然と涙が溢れてきた。我慢しようと思っても、我慢が出来なかった。
そして等々泣いてしまった。
Mちゃんはティッシュを私に渡してくれた。
何も言わずにただ私の側に居てくれた。
こんな事があったけど、学校は楽しかった。勉強は苦手で低い点数ばかりだけど、友達と
居れるのが嬉しくて、楽しくて、卒業したくなかった。私の学校は東北、東、南で別れる事になるため、みんなと離れなくちゃいけない。それが本当に嫌だった。でもそれは運命が
決まっているから、受け入れるしかなかった。
そして中学生になり、私は一人ぼっち。友達も居ない、勉強は苦手、学校の楽しさが
見出せなかった。それでも一人だから、自由だった。だから少し寂しいくらいで
問題 なかった。そしてこの学校には保育園の時の友達も通っていた。
その子は優しくて面白い子だった。でもそれは、保育園に居た時の話だった。そう、この子が偶に私の話題に出てくるいじめをしてきた子。そしてその子と仲がいい、美人な女の子も、
少し怖かった。
ある日、普通に授業を受けていると、何故か気配がした。ジロジロ観られている気配がして、気味が悪かった。それは何日も続いて怖かった。
でもそれ以上の事が起きたから、これはマシだと思う。
何となく学校が嫌で、給食だけ食べて帰ったりする日が続いたある日、次の日の社会科見学に行く為のバス座席を決める時間だった。それで私と彼は隣になった。正直嫌だったけど、普通こんな事は口には出さないのに、彼は最悪と私が背後にいるにも関わらずそう言った。
信じられなかった。普通本人が居る前で言うのかな?
でもその後に先生から聞いたが、彼は 私が嫌なのではなく、仲の良い友人と隣になれなかったからそう言ったと言う。でもそれを聴いた母は、言い訳にしか聴こえないと私に
言ってくれた。私もそう思う、
嫌でも言っていい 事と悪い事くらいこの年齢なら分かるだろ。
直接謝りたいと言われたが、それは拒否した。だって、謝られたら許さないといけない流れになる。私はケチかもしれないが、許す気はない。だって、これが原因で学校に行くのが
怖くなったんだから。それからも私はなんとか通い続けたけど、私は好きな人との時間さえも噂で全部壊された。だからもう疲れたんだ。日に日に学校に行く頻度が減って、
遂に不登校になった。
何もする事がない。暇で仕方がなかった。そんな時に、このアプリを見つけたんだ。
興味本位で母に言わずに投稿してみたら、暖かいコメントを貰えて嬉しかった。
だから、今も言わずにこの活動を続けている。いつも通り投稿しているとあるコメントが
届いた。
「すごいお上手ですね!次のお話も楽しみです!」
そんなコメントを貰った。私はそれが嬉しかった。これ以上ないくらいのコメントだと思ったから、その人は午後の5時になると、必ず私の小説にコメントを残してくれた。
だから、この活動はこの人の為に頑張っていると言っても過言じゃ無かった。
でも、いつかその幸せは終わりを告げる物だ。
ある日、その人の小説を観ようとした時、
「アカウントは非表示か削除されています」
こんなメッセージが届いた。そう、その人のアカウントが無くなっていた。
他の人に聞いても同じ状況らしく、コメントも全て消えていた。
何の連絡も無しに、突然と消えてしまった。私はそれがショックで仕方がなかった。
いつもこの人の為に頑張っていたのに、突然消えてしまった。こんな事があって良いのかな?
大丈夫かな?事故に巻き込まれたりしてないよね?
そう不安が頭を過った。
1週間経っても、その人は見つからなかった。きっとリアルの世界で頑張ってるんだ。
諦めよう。それでもう戻ってこない事を悟った。
私は母に勧められて心のクリニックに行った。
そうしたら、私は人よりも心のシャッターが開いていて、全部を受け止めやすい人だと
言われた。悪い事ではないのは分かってる。でもやっぱり辛かった。
それで今は薬を飲んで生活している。
こんな生活が続いたある日、一つの小説を見つけた。
その人の書く小説は今まで観た中でも一番魅力的だった。
そこにはまだコメントが書かれていなかった。
だから素直な感想をそのままコメントした。
その後、その人から返信が来て、優しい人だなと思っていた。
私はイラストも投稿している、下手だが、ゆっくりを描くことが好きだった。
そして、そこには私が凄いと思った人からコメントを頂いた。
それが何処か、私の活力になっていた人とコメントや雰囲気が似ている様で、嬉しかった。
その人はそれからも、私の小説に必ずコメントをしてくれた。
それがあの時感じた嬉しさと同じだった。
だから今もその人には感謝しか無い。
辛い話をした時も、親身になって聴いてくれた。
そして暖かいコメントを残してくれる、だからこれからも私はその人が大好きだし、
その人がいる限りこの活動を続けたい。こんな私で良ければ仲良くしてくれたら嬉しいなぁ。
いつもありがとうございます♪
コメント
4件
読み進めていくほど、ちびちゃんさんが僕に対してこんなに思ってくれていたんだと知り、本当に嬉しいです!1番最初にコメントを残していただき、1番最初にフォローをしていただいたこと、今も覚えています。僕はちびちゃんさんや皆さんのお陰で、今ここに居場所があります。最初にきっかけをつくってくださったちびちゃんさんには本当に感謝してもしきれないです!!😭こちらこそ、これからも仲良くしたいです!よろしくお願いします!
ちびちゃんさんと天翔さんの関係性が感動的ですね、、、🥹🥹 他の方もいますがちびちゃんさんや天翔さんには私も投稿の時にいつも嬉しいコメント、いいね頂いていますからね! もう感謝しかないです😭💓✨