最終話 。
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僕が血を流している母を見つけた時、近くには包丁を持って泣いている 少年が居た。
少年は、僕と目が合うと、直ぐに包丁を投げ捨てて走って行った。
でも、追い掛けなかった。
追い掛ける、力、勇気が
当時の俺には無かったから。
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深 ) い” っ、、
佐 ) .. 今、救急車を呼んだら、助かるかも ですよ。
深 ) .. 呼ん、でっ、
佐 ) じゃあ答えて下さい。何故母を殺したんですか。
深 ) っ、
佐 ) 答えないのなら、救急車は呼びません。貴方はこのまま死にます。
深 ) .. 浮気 っ、知って、、父さん、苦しんでたからっ、、
佐 ) …
深 ) 父さん、死んじゃいそうだったから、( 泣
佐 ) .. お父さんは死んだら駄目で、お母さんは良いんですね。
深 ) 違っ、
佐 ) .. 1度失った家族は、取り戻せないんですよ。
深 ) 分かってるっ、、(泣
佐 ) .. さようなら。深澤さん。
深 ) .. えっ、?
佐 ) 大丈夫です。どーせ今救急車呼んでも、死にますから。
深 ) っ、やだっ、、
佐 ) 何言ってるんですか。僕が貴方みたいな人殺し、助けると思います?
深 ) なん、でっ、
佐 ) 知ってますよ。岩本さんも、阿部さんも、ぜーんぶ深澤さんが殺したって事。
深 ) っ、!?
佐 ) 天国で、いや、地獄で。
『お幸せに。』
そして僕は 、
深澤さんの体に 三つ葉のクローバーを乗せて
その場を去った。
end .
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ここまで読んで下さりありがとうございました.
時間がある方、
もう一度 1話から読んで見てください。
感じ方が凄く変わります。笑
2度楽しめる作品、的な ? 笑
コメント
5件
初コメ 失礼します( たったの数分で全部読み終わってしまっていました … ( 主様 は前から存じ上げていましたが 、作品を読んだことはなかったのでこれが初です っ 、
ふ、、ふか、、ふかざわぁああ‼️やってんなぁ❗️
深澤、、、。お前、やっちゃってんな(( はーい!もう1回読んでみまーす🏃