はい!最終回デェス!
どぞ!(≧∀≦)
「なぁ、ジェル、、なんか今不意に気になったんだけど、あの10年間、よく1人で、
記憶を取り戻したな、」
「なんや、本当に急やなw」
今俺は、今日行われる、俺とさとちゃんの結婚式に向かうタクシーの中。
さとちゃんの急な質問にちょっとびっくりしたが、すぐに、応答をする。
「それはな〜、、? り、」
「、、?、り?」
「いや、なんでもない。
なんか神様が助けてくれたんよな。」
「なんだよwそれ、 まぁお前が言うなら
信じるけどw」
「ハハッw単純やなぁ〜まぁ事実やけど」
俺はあの時、莉犬がいなかったらどうなってたんやろか。とっくにあの黒い奴に支配されて
死んでただろうな。
それにころんのお守りも、。
本当によくここまで来れたなって感じやな。
莉犬、、天国では、幸せに暮らしてるやろか
結局、あの後俺十年間眠っとったから、
ころんが、莉犬の記憶を思い出してあげることも出来へんかったし。、、。
、、
いつか、莉犬が生まれ変わったら、恩返ししてあげへんとな。
そんなことを考えながら、会場へ向かった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『新郎さとみ、あなたはジェルを妻とし、、
健やかなる時も、、〜』
「ジェル、本当に綺麗だよ。」
「、、ッ!、//、ほ、ほんま、、?、///
嬉しいわぁ〜、、、
さ、さとちゃんもカッコええで?」
「、、!!、ッ、///お前、、本当に、、」
『〜、、を、誓いますか?』
「はい!もちろん!!」
そう言った瞬間さとみは思いっきり、ジェル
にキスをした。
そして、ゆっくり二人の唇が離れる。
「、、ッ///っ、ちょっさとちゃん!!//」
神父様は少し呆れ顔だ。
「いいじゃんか!!」ッニコッ
「っもう!、、っさとちゃん、、」
俺はこの笑顔に弱い。
「ん?、、」
「大好きやで、、これからもよろしくな」
「っ!!本当にお前ってやつは、、//
もちろん、こちらこそ、よろしく!」
「ヘヘ///嬉しい。
あん時の俺はこうなることなんて、全然予想してなかったと思う。俺、本当に今この世界で一番幸せな自信あるわ、」
「いや、それはない。
なんせ俺がこの世界で一番幸せな人間だからな!お前は2番だw」
「んぅー!さとちゃんの意地悪!!」
「っあはは!!」
神父様+その他傍観者 ((ラブラブだなぁ〜))
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
結婚式終わり
『さとみくん!ジェルくん!久しぶり〜!』
「よぉー!ころん!」
「久しぶりころちゃん!」
スーツ姿でピシッと決めてきたころちゃんが
俺たちに話しかけてきた。
『結婚おめでとう!
めちゃくちゃ綺麗だったよ!ジェルくん!』
「ほ、ほんま//? 照れるわぁ〜」
「可愛いなぁ〜お前は」
『、、はいはい、ラブラブなこって。
羨ましいなぁー』
「え、!、お前彼女いねぇの?」
ころんの顔が歪む。少し切なそうな
『うん、!、、なんか好きになれないんだよ
ね、これまでに結構付き合ってきたんだけど』
「、、」
「マジかよ!お前結構女好きだったから、
浮気してんじゃないかとか思ってたわw」
『、、!!、、ぼ、僕もさとみくんが
不倫しないか心配してるんだからね!』
「な!それはねぇな絶対!」
『まぁ、結婚式であんな幸せそうにキスしてるんだから、まぁそれはないことを願ってるけどw ニヤニヤ』
「、、//.、っあったりまえだ!」
『はいはい、w』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「じゃあな、またいつかゆっくり会おうぜ!
お前の結婚式も呼べよ!」
『わかったよ!w』
「、さとちゃん!ちょっと先いっとって!」
「お、おう」
さとみが少し寂しそうな背中を見せながら、
建物の中に帰っていく、。
『、、どしたの?ジェルくん』
「あの、、さ、ころちゃん」
『、、?』
ころんが首を傾げながら、ジェルの顔を覗く
「ころちゃん、、は、りい、、!
『ジェルくん!』
ジェルは先ほどより大きい声で名前を呼ばれて
ビクッとする。
ころんは、自分の手にかけていたバッグの中を
探り始めた。そして、出てきたもの。
「、そ、そのお守り、、」
そう、出てきたのは、ジェルが10年前莉犬に
ころんからもらったと言われて渡されたお守りと同じものだった。
そして、お守りの紐の部分に人差し指を入れて
ゆらゆらと揺らしながら、首を傾けて、
切なそうに見せつけて笑うころんを見て、ジェルは全てを悟った。
「ころん、、幸せにな、、!」
『うん、ありがとう』ッニコ
ジェルはさとみが待っているであろう建物に満面の笑みで、帰っていった。
その一方ころんは自分の持っていたお守りを
涙を流しながら、見つめている。
( 莉犬くん、僕、待ってるからね。いつまでも)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「、おいジェル、お前さっきころんと何話してたんだよ?」
結婚式の片付けやらなんやらが終わり、
二人でタクシーに乗って同居している家に帰っている途中さとみが、ちょっと不貞腐れて問いかけた、
「?えっ!なに、さとちゃん嫉妬ぉ〜?」
「はぁ!?ち、ちげぇよ!そ、そんなんじゃねえし!」
「あはは!さとちゃんは可愛いなぁ」
「けっ!お前の方が可愛いし!」
ジェルはころんと話したことで、さとみが嫉妬をしてくれたことがうれしくてつい、
イジワルをしてしまう。
「そうやなぁー、まぁ、さとちゃんに言ったら
怒っちゃうかもしれんから言わへんとくわ」
「は?」
「え?」
「なんだよ?!俺が怒るようなことって!」
「へ?」
ま、まさかあの恋愛マスターのさとちゃんが、
こんなわかりやすい嘘に騙されてる!?
ちょいとこれはまずいぞ、、
さとみの顔がどんどん強張っていく。
そしてそこからタクシー内では、無言の空間が続きついに家の前。
さとちゃんが運転手さんにお金をぱぱっと渡し
俺を無視して、ズカズカと家に入っていく。
これは、ガチギレか、?
そして玄関に入りさとみが立ち止まる。
先にさとみが家に入ったため、ジェルは前に進むことができない。
「さ、さとちゃん?」
「、、、、」
「さ、さとちゃんごめん!!
俺さとちゃんが、嫉妬してるのが、可愛くて
ちょっと意地悪したくなっちゃって!
ホンマごめん!」
ジェルは、立ち止まるさとみの背中に向かって
謝罪をし頭を下げた。
そして頭ををあげ目を開けた瞬間、そこにはアップのさとみの顔。
ち、近!!!
「なぁ、ジェル、あの言葉で俺がどんだけ
傷ついたと思ってんだよ?」
「いや、それは、、本当にごめん、、」
「謝罪だけじゃ許してやんねぇ、」
「うぅ、」
ジェルは俯き涙目になる。
「ど、どうすれば、許してくれるん?」
「お前からキスして」
「は?」
「なんだよ は?って、それが謝罪してる側の人間の発言かよ?」
(こ、こいつ!絶対最初から嘘ってわかってたやろ!!)
「ほら、ジェル?早く」ニヤニヤ
「なっ、、///」
さとみは、顔を突き出し目を瞑ってキスを待っている。ジェルは、さとみの作戦にまんまと引っかかってしまった自分を憎みつつ、
さとみの頬にキスをした。
「、、って、口じゃねぇのかよ」
「、、///」
ジェルには自分からキスするという行為は、
初めてだったため、頬にキスということだけでも、耳まで真っ赤になるほどの事態だった。
「さ、さとちゃん、最初から気づいてたやろ」
「もちろん。あんなわかりやすい嘘俺が引っかかるかよ、
それにあんなことだ俺は怒らないしな」ドャ
「じゃぁ、最初に言ってくれればよかったんに!」
「それじゃおもしろくねぇだろ、
それにジェルからキスされたことねぇし
いい機会だと思って」
「ふん!さとちゃんの意地悪!」
ぷいっと顔を背け、そう言った瞬間、
顔をあげられ強引なキスをされる。
「、、ぁッ///」
「、、ふふ、、かーわい」
「もぉー!!さとちゃん!!」
「はは!!そんな真っ赤な顔で言われても、
怖くねぇぞ!」
そう言って笑顔でリビングに入っていくさとみ
幸せやなぁー
これからもさとちゃんとずっと、生活していくんやろなぁー
ジェルはさとみの跡を追いかけるようにリビングに入る
そして、他愛のない話をし、順番に風呂に入り
あっという間に深夜になり、就寝の時間。
二人は同居してからずっと同じベッドで
寝ている。
「さとちゃん、」
「、?」
「これからもずっと、ずっと、
一緒に居ような?」
「あぁ、もちろん、俺は一生お前の隣に立って
一生お前を守る。」
「へへ///、 大好きやでさとちゃん」
「あぁ、俺も、愛してるよ、ジェル」
この後暗い部屋の中甘いリップ音が響いたことは、秘密。
消された記憶を命がけで 〜完〜
いやぁ〜長かったですね!
なんと20話も!
最後まで読んでくださった皆さんありがとう
ございます!
さとみくんもころんくんも記憶を取り戻し
なーくんは元の姿に戻り、るぅとくんと
幸せに過ごし、さとジェルは無事結婚!
読者様の中には、え?莉犬くんは、、?
って方もいるかな?と思いますが、結果的には記憶を取り戻したころんくんと話せたというのが、莉犬くんにとってのハッピーエンドということにしてください!
はいみんなハッピー!!最高!(?)
って感じで、最後まで連載できて良かったです
やはりラストは、メインのさとジェルの甘々を
書かないと私が許さなかったので、
書きました!
何事にも根性が無かった私も、こんな長期間
続く小説が書けたことに少し驚きです。
それもこれも楽しみ!続きが気になる!と、
言葉をくれた皆様のおかげです!
本当にありがとうございました!
しかも今日は遠井さんが始まって、3周年!
今シリーズは始まりではなく、終わりですが、
良い区切り日になったなと思います!
そしてもう一つ
多分当分は、小説は出さないと思います。
ちょっと、本当に、この時期、
、、大変ですのでw(察してください、、)
すみません
ということで!次に会うのはいつか本当にわかりませんが、!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
あっ!
最後まで読んだよー!
感動したよー!
っていう方はぜひぜひハートをよろしく
お願いします(>人<;)
では!
コメント
12件
最高 20話全部みた 感動したぁ🥹🥺
お疲れさまでした! このお話大好きです! 連載ブクマしてなかったら失礼します!
20話までお疲れ様でした! 今回のお話全部素敵でした☺️ 次の話も頑張ってください!